2016年3月発売シングルの感想。


『君はメロディー』AKB48
(3月9日 最高1位 初動123.8万枚 売上129.5万枚)

「君はメロディー」
(作詞:秋元康、作曲:you-me、編曲:野中"まさ"雄一)
入山杏奈、小嶋陽菜、島崎遥香、高橋みなみ、横山由依、宮脇咲良、峯岸みなみ、向井地美音、山本彩、加藤玲奈、木﨑ゆりあ、渡辺麻友、柏木由紀、松井珠理奈、指原莉乃、北原里英、宮澤佐江、板野友美、大島優子、篠田麻里子、前田敦子
センターは宮脇咲良。今回はAKB48・10周年記念ナンバーという事で元メンバーである板野友美、大島優子、篠田麻里子、前田敦子らレジェンドメンバーが選抜された。ただこの中で最古の卒業メンバーである前田はまだしも、大島に至っては2014年卒業でありまだ2年も経っていないのでついこの間まで居た人みたいな感じがしてそんなにありがたみが無い。なんか涙・涙で卒業したもののゴールデンウィークあたりにすぐ同窓会やっちゃいましたみたいな…。ただミュージックステーションでのパフォーマンスを観ていたら、やはりレジェンドメンバーが居ると締まるなという感じを物凄く受けた。特に前田・大島の存在感。すごく目を引くというか、華があるというか…。前田は引き付けるオーラがあるし、大島は自分の魅せ方が抜群に上手いと思った。この2大巨頭の前では他の若手はただの量産型アイドルにしか見えなくなってくる勢い。過去の偉大さを見せつけられると共に、今後の48は果たして大丈夫なのかという一抹の不安を残すパフォーマンスだった。

さてそんなアニバーサリーなシングルなんだけど、楽曲自体は可も無く不可も無くなミディアムポップス。テレビで初めて聴いた時は「コレ名曲なんじゃないか?」とワクワクしたもののいざCDで聴いたら何かそこまでハマらなかったというパターン。確かにメロディーは格別に良いと思うんだけど何故か「そこそこ良い」以上には思えない。カップリングとかにポンと入ってたら屈指の名曲に感じていたかもな…。前作「唇にBe My Baby」みたいなバッキバキなナンバーの方が僕は好みなのかもしれない。
満足度★★★★☆

「LALALAメッセージ」AKB48次世代選抜
(作詞:秋元康、作曲・編曲:近藤圭一)
入山杏奈、大和田南那、谷口めぐ、田野優花、向井地美音、武藤十夢、大島涼花、加藤玲奈、木﨑ゆりあ、後藤萌咲、岡田奈々、川本紗矢、小嶋真子、込山榛香、高橋朱里、村山彩希
昨年の「Green Flash」では表題曲の他に「AKB48」名義の楽曲も用意されていたが今回は次世代メンバーにスポットを当てた選抜。センターは向井地美音。落ち着いた雰囲気のポップナンバーで印象は普通。
満足度★★★☆☆

「Gonna Jump」SKE48
(作詞:秋元康、作曲:シマダユウキ、編曲:野中"まさ"雄一)
北川綾巴、東李苑、大矢真那、松井珠理奈、江籠裕奈、大場美奈、惣田紗莉渚、高柳明音、古畑奈和、木本花音、熊崎晴香、後藤楽々、柴田阿弥、菅原茉椰、須田亜香里、谷真理佳
Type-A収録曲。センターは後藤楽々…誰だ?楽曲の方はSKEらしい元気ナンバー。同時期にリリースされたSKE本体のシングル表題曲よりも良いように思うのだが…。
満足度★★★☆☆

「しがみついた青春」NMB48
(作詞:秋元康、作曲:外山大輔、編曲:武藤星児)
白間美瑠、山本彩、渡辺美優紀、渋谷凪咲、太田夢莉、加藤夕夏、上西恵、須藤凜々花、吉田朱里、植村梓、谷川愛梨、藤江れいな、村瀬紗英、矢倉楓子、日下このみ、薮下柊
Type-B収録曲。センターは山本彩。タイトル通りな痛快青春ナンバー。山本の声が非常に目立つ。
満足度★★★☆☆

「Make noise」HKT48
(作詞:秋元康、作曲:外山大輔、編曲:佐々木裕)
宮脇咲良、兒玉遥、矢吹奈子、朝長美桜、穴井千尋、宇井真白、神志那結衣、坂口理子、指原莉乃、田島芽瑠、田中美久、松岡菜摘、多田愛佳、熊沢世莉奈、本村碧唯、森保まどか
Type-C収録曲。宮脇でも兒玉でもなく指原莉乃がセンターをとったシリアスナンバー。弾けた若さが持ち味だったHKTにしてはイメージが180度異なる大人っぽい曲。とにかくサビのキレが絶品で凄い。AKBシングルのタイプ別カップリングという地味な立ち位置ながら、これは名曲と呼んで良いのでは。今作では最も好きな曲だった。
満足度★★★★★

「Maxとき315号」NGT48
(作詞:秋元康、作曲・編曲:松本一也)
荻野由佳、小熊倫実、加藤美南、北原里英、佐藤杏樹、菅原りこ、高倉萌香、太野彩香、中井りか、西潟茉莉奈、長谷川玲奈、本間日陽、村雲颯香、山口真帆、山田野絵、大滝友梨亜、角ゆりあ、日下部愛菜、清司麗菜、髙橋真生、中村歩加、奈良未遥、西村菜那子、水澤彩佳、宮島亜弥
Type-D収録曲。まだ単独デビューは果たしていない新潟グループの初・オリジナル曲にして初音源。研究生まで含めた全員で歌唱しているが唯一AKBと兼任している柏木由紀のみが参加していない。記念すべき立ち位置の曲だが楽曲自体は特に引っかからない平凡な感じ…。同時期に誕生した乃木坂の妹分・欅坂46が一足先にデビューしてしまうワケだが今後は大丈夫なのだろうか。
満足度★★★☆☆

「混ざり合うもの」乃木坂AKB
(作詞:秋元康、作曲:外山大輔・谷村庸平、編曲:若田部誠)
入山杏奈、大和田南那、小嶋陽菜、島崎遥香、横山由依、宮脇咲良、加藤玲奈、柏木由紀、松井珠理奈、指原莉乃、生田絵梨花、桜井玲香、白石麻衣、西野七瀬、深川麻衣、松村沙友理
Type-E収録曲。センターは小嶋陽菜。乃木坂とAKBのコラボって一見凄い事のように見えるけど以前にも「まゆ坂」とか「こじ坂」とか結構やっていたりお互いのイベントやテレビ番組に出演し合ったりしているので最早そんなに訴求力は無い。ただこうしてお互いのベストメンバーがそれなりにガッツリ合わさっているってのは初かも。電子的なナンバーで中々良い曲。
満足度★★★★☆

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『Gravity』Kis-My-Ft2
(3月16日 最高1位 初動21.3万枚 売上23.8万枚)

「Gravity」
(作詞:Ryohei Yamamoto、作曲、Kento Takeda・Takuya Harada・Christofer Erixon、編曲:CHOKKAKU)
藤ヶ谷太輔主演の日本テレビ系ドラマ『MARS~ただ、君を愛してる~』主題歌。
「MU-CHU-DE 恋してる」
(作詞:SOU(COZMIC CODE)、作曲:KASUMI・SOU(COZMIC CODE)、編曲:KASUMI(COZMIC CODE))
銀座カラーCMソング。
「Cristal Sky」
(作詞:MiNE、作曲:STEVEN LEE・Sammy Naja・Drew Ryan Scott・編曲:Sammy Naja・STEVEN LEE・Drew Ryan Scott)
「Gravity-Ballad ver.-」

全曲テンプレ的なジャニーズソング。彼らは「若者っぽさ」とか「イマドキさ」が持ち味の一つなのかなと思うのだけど、確かに元気な感じは受けるものの歌として「良いな~」と思う程では無い。もう16枚目のシングルであり、SMAPでいう「KANSHAして」、KinKiでいう「永遠のBLOODS」、嵐でいう「きっと大丈夫」の時と同じ枚数を出しているという事になる。バラエティタレントとしては徐々に広がりを見せている様に見えるけどそろそろ一発「ヒット曲」を出して音楽面で世間にアピール出来たら良いなと思う。
全曲満足度★★★☆☆

   

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『ハルジオンが咲く頃』乃木坂46
(3月23日 最高1位 初動75.0万枚 売上82.6万枚)

「ハルジオンが咲く頃」
(作詞:秋元康、作曲・編曲:Akira Sunset・APAZZI)
秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合、衛藤美彩、齋藤飛鳥、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、西野七瀬、橋本奈々未、深川麻衣、星野みなみ、松村沙友理、若月佑美、堀未央奈
sizebook CMソング。卒業を発表した深川麻衣が最初で最後のセンター。ここ数年で人気が急上昇してきたという印象のメンバーであるため、「気づいたら片想い」時の西野と同じく上り詰めてきた感がある。聖母と称される深川の優しい人柄を表したような爽やかナンバー。若干EDMっぽい要素も混じっている。実に乃木坂らしい一曲という感じ。〈君はどうしてそんなに 優しい瞳で見つめるの? 悲しみや怒り 憂鬱なことはないの? 風に吹かれても清々しい表情で すべてを許すように佇んでる〉など、どことなく深川を思わせるような秋Pお得意の手法が炸裂。
満足度★★★★☆

「遥かなるブータン」
(作詞:秋元康、作曲:ツキダタダシ、編曲:ha-j)
生田絵梨花、伊藤万理華、衛藤美彩、齋藤飛鳥、若月佑美、堀未央奈
タイトル通り異国ムード溢れる謎の一曲。あんまり期待してなかったし実際最初に聴いた時も「何じゃこりゃ…」と愕然としたものだったが聴いていく内にクセになってきた。楽曲自体のチカラというよりも、乃木坂の曲だから良いと感じる…という感覚が僕の中で勝っているように思う。乃木坂マジックとでも言うべきか…。好みの曲調では無いんだけど生ちゃんが歌ってるならばもうオールOKというかね。
満足度★★★★☆

「強がる蕾」深川麻衣
(作詞:秋元康、作曲:大貫和紀・河原レオ・高木龍一、編曲:Carlos K.)
Type-A収録曲。深川麻衣初のソロ曲。上京する時の心境を歌ったかのようなミディアムナンバーでこれも良い曲。たぶん最年長(?)メンバーだったと思うんだけど歌声はかなりキュート。
満足度★★★★☆

「急斜面」
(作詞:秋元康、作曲:FURUTA・Yasutaka.Ishino、編曲:重永亮介)
白石麻衣、橋本奈々未、松村沙友理
Type-B収録曲。ざっくりしたバンドサウンドながらとびきり爽やかな正統派ポップソング。48や46のカップリングにはポカリスエットCMソングが似合うような清涼ナンバーがたまに出てくるがコレもそう。サビの転調が心地よくてたまらない。今作収録曲では最も好きな一曲だ。
満足度★★★★☆

「釣り堀」西野七瀬
(作詞:秋元康、作曲、Bush-I、編曲:APAZZI)
Type-C収録曲。何度目のソロ曲か?と言い続けてきたがもう言うのも疲れてしまった…。だがこの曲含め、過去のソロ曲も改めて聴くとどれも良い曲ではある。同一人物のソロでこうもバラードを連発されるとそれぞれの良さに目が行かなくなるのも無理ないし、益々ゴリ推し感が際立つ。運営側も分かる事だと思うんだけどなぁ…。
満足度★★★★☆

「不等号」
(作詞:秋元康、作曲・編曲:福田貴史)
川後陽菜、川村真洋、斎藤ちはる、斉藤優里、中田花奈、中元日芽香、能條愛未、樋口日奈、和田まあや、伊藤かりん、伊藤純奈、北野日奈子、相楽伊織、佐々木琴子、新内眞衣、鈴木絢音、寺田蘭世、山﨑怜奈、渡辺みり愛
Type-D収録曲。センターは中元日芽香。前作の「嫉妬の権利」と近い曲調のシリアスナンバーで良い曲。さすがハズさない。アンダー楽曲はこの路線なのか。アンダーや2期生が目立つ場所がもう少しあっても良いような…。
満足度★★★★☆

「憂鬱と風船ガム」
(作詞:秋元康、作曲:HIROTOMO・Dr.Lilcom、編曲:APAZZI)
秋元真夏、生駒里奈、井上小百合、桜井玲香、高山一実、星野みなみ
通常盤収録曲。センターは星野みなみ。小品という感じだが悪くない一曲。
満足度★★★☆☆

 Type-A  Type-B  Type-C  Type-D  通常盤

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『チキンLINE』SKE48
(3月30日 最高1位 初動25.7万枚 売上35.7万枚)

「チキンLINE」
(作詞:秋元康、作曲:高木隆次、編曲:生田真心)
東李苑、大矢真那、二村春香、松井珠理奈、北川綾巴、江籠裕奈、大場美奈、惣田紗莉渚、高柳明音、古畑奈和、木本花音、熊崎晴香、後藤楽々、柴田阿弥、菅原茉椰、須田亜香里、谷真理佳
映画『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』主題歌。センターは松井珠理奈。タイトル通りLINEをテーマにした曲。以前から、このようなSNSや時代性の強い単語を導入した歌詞は将来読み返した時にどのような感覚になるのか?という興味がある。例えば90年代前半には「ポケベル」が登場する曲があったけど現在聴くと物凄く時代を感じる。しかし「ケイタイ」や「メール」といった単語はいまやすっかり生活の中に定着しているので違和感は無い。2016年現在LINEは完全に定着した感があり後者になり得るのかなぁ…という気もするけど、「mixi」が全盛だった頃はコレがまさか廃れる日が来るなんて思ってもみなかったので時代の移り変わりは予想しようが無い。まぁ率直に言うとこういう時代性のある単語を入れてる歌詞(メロディーは別に考えて)があんまり好みじゃ無い…っていうのがある。メロディーが格段に良かったらそんなん関係ないと思えるんだろうけどこの曲の場合ラテン調のダンスナンバーという事でこれも好みでは無い方向性なのでどちらにしてもイマイチな一曲という印象になってしまった。まぁLINEって言いたいだけ、Facebookって言いたいだけだろみたいな某ダンスグループの某曲よりはまだマシかなとは思える。
満足度★★☆☆☆

「彼女がいる」Team S
(作詞:秋元康、作曲:角野寿和、編曲:若田部誠)
東李苑、犬塚あさな、大矢真那、後藤理沙子、杉山愛佳、竹内舞、都築里佳、野口由芽、野島樺乃、二村春香、松井珠理奈、松本慈子、宮前杏実、矢方美紀、山内鈴蘭、山田樹奈、北川綾巴
TYPE-A収録曲。センターは矢方美紀。王道爽やかポップ。量産型48ナンバーと言ったらそれまでなんだけど今回A面がイマイチだったせいなのかそれは関係無いのかとにかくかなり良い曲に感じる。ほんのり数学的な単語を織り交ぜている点が学生時代の片想い感を増長させて胸に刺さる。歌詞含めて凄く綺麗な曲だ。
満足度★★★★☆

「キスポジション」Team KⅡ
(作詞:秋元康、作曲:渡辺尚、編曲:野中"まさ"雄一)
青木詩織、荒井優希、石田安奈、内山命、江籠裕奈、大場美奈、小畑優奈、北野瑠華、白井琴望、惣田紗莉渚、高木由麻奈、髙塚夏生、高柳明音、竹内彩姫、日高優月、古畑奈和、松村香織、山下ゆかり
TYPE-B収録曲。センターは小畑優奈。う~ん、やっぱA面との対比なのか…?これも凄く良い。これも僕の中で単なる量産型では終わらない、残る曲になった。
満足度★★★★☆

「Is that your secret?」Team E
(作詞:秋元康、作曲・編曲:大河原昇)
井田玲音名、市野成美、加藤るみ、鎌田菜月、木本花音、熊崎晴香、後藤楽々、斉藤真木子、酒井萌衣、佐藤すみれ、柴田阿弥、菅原茉椰、須田亜香里、髙寺沙菜、谷真理佳、福士奈央
TYPE-C収録曲。センターは髙寺沙菜。不安を煽るようなメロディーのクールナンバー。ふつう。
満足度★★★☆☆

「旅の途中」宮澤佐江と仲間たち
(作詞:秋元康、作曲:Justin Moretz、編曲:板垣祐介)
大矢真那、松井珠理奈、宮澤佐江、北川綾巴、江籠裕奈、大場美奈、高柳明音、松村香織、熊崎晴香、後藤楽々、柴田阿弥、須田亜香里、梅田彩佳、秋元才加、大島優子、河西智美、増田有華
TYPE-D収録曲。センターは宮澤佐江。48G定番の卒業ナンバー宮澤編で卒業メンバーも参加(宮澤の同期であるAKB2期生を呼んだためSKEに一切関与していないメンバーもいる模様)。どバラードではなくてミディアム調。まぁ悪くはない一曲って感じだけど宮澤の歌声にあまり魅力を感じない。
満足度★★★☆☆

「望遠鏡のない天文台」Passin For You 選抜
(作詞:秋元康、作曲:外山大輔、編曲:若田部誠)
大矢真那、後藤理沙子、野口由芽、二村春香、松井珠理奈、荒井優希、江籠裕奈、白井琴望、高柳明音、竹内彩姫、市野成美、加藤るみ、鎌田菜月、木本花音、酒井萌衣、須田亜香里
全TYPE収録。アイア『SKE48 Passion For You』CMソング。センターは大矢真那。爽やかポップ。キレ味は「彼女がいる」や「キスポジション」には及ばないものの、もう戻れない青春時代の恋と夏を思い返すという歌詞は切なくて良い。
満足度★★★★☆

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