B'zやZARDと共に90年代ビーイングブームを駆け抜けたロックバンド・WANDS。上杉昇(ボーカル・作詞)、柴崎浩(ギター)、大島康祐(キーボード)からなる3人組として91年にデビューし、ミリオンヒットを連発。その後幾度かのメンバーチェンジを経て2000年に解体(解散)した時のメンバーは和久二郎(ボーカル)、杉元一生(ギター)、木村真也(キーボード)。最終的にはデビュー時のメンバーが一人も残っていないという一風変わったバンドであった。そんなWANDSの楽曲たちを紹介しよう。ちなみにわたくしマーがJ-POPにハマったのは02年である為、リアルタイムでのWANDSはほぼ知らない(アニメ『遊☆戯☆王』主題歌だった「明日もし君が壊れても」は知ってたけどあくまで曲を知っていただけでWANDSという認識は無かった)。中学生になってから同じビーイング系バンドのT-BOLANやFIELD OF VIEWらと一緒にハマり、ブックオフ等でアルバムを揃えていった。

1stシングル『寂しさは秋の色』
(1991年12月4日 最高63位 売上3.1万枚 登場7週)
作曲:栗林誠一郎、編曲:明石昌夫
デビュー曲。関西テレビ系ドラマ『ホテルウーマン』挿入歌。タイトル通り、秋という季節の侘しさや哀愁を感じさせるロックバラード。同時期に出たB'zの「ALONE」にも似た、どっしりとした印象がある。ビーイングらしい売れ線メロディーはこの頃から全開。心に染みる良い曲である。第1期だけに作曲は大島かと思っていたので栗林だったとは少し意外。ちなみに上杉はこの当時若干19歳だったようだが全く19歳に見えない。こんなにクールで落ち着いた10代がいるのだろうか…。
満足度★★★★★
1stアルバム『WANDS
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~』(remix)
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio』(LIVE ACOUSTIC Version)



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2ndシングル『ふりむいて抱きしめて』
(1992年5月13日 最高80位 売上2.0万枚 登場6週)
作曲・編曲:大島康祐
テレビ朝日系『OH!エルくらぶ』オープニングテーマ。打ち込み全開のダンサブルな曲調となった2nd。大島が在籍していた第1期のシングルの中で彼が作曲したものは意外にもコレだけである。大島作曲という点を意識すると確かに後の「時の扉」や「恋せよ乙女」の原型にも思える。ビーイングらしくタイトルがそのまま歌詞になっているサビは中々印象的で耳に残るが、まさにearly90'sといった軽い打ち込みサウンドはかなり時代を感じさせる。嫌いでは無いけど聴く回数はそんなに多くない。
満足度★★★☆☆
1stアルバム『WANDS
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~



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3rdシングル『もっと強く抱きしめたなら』
(1992年7月1日 最高1位 売上166.3万枚 登場44週)
作曲:多々納好夫、編曲:葉山たけし
作詞は上杉と魚住勉の共作。『三井生命』CMソング。最終的に166万枚というビッグセールスを記録し、自身最大のヒット曲となった3rd。リリース当初は初登場47位と微妙なランクだったが、中山美穂とコラボした「世界中の誰よりきっと」の大ヒットに引っ張られる形でこの曲もチャートを上昇していったという感じだったらしい。初登場から実に29週目にしてやっと1位にまで上り詰めるという凄いチャートアクションであった。曲調はいかにもビーイングらしいポップなナンバー。王道中の王道といっても過言ではない仕上がりで文句なしの名曲となっている。こういうストレートな90年代ソングはやっぱり聴いていてひたすら心地良い。
満足度★★★★★
2ndアルバム『時の扉
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~』(remix)
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio
5thベスト『BEST OF BEST 1000 WANDS



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『世界中の誰よりきっと』中山美穂&WANDS
(1992年10月28日 最高1位 初動13.6万枚 売上183.3万枚)
作詞:上杉昇・中山美穂、作曲:織田哲郎、編曲:葉山たけし
中山美穂とのコラボレーションシングル。フジテレビ系ドラマ『誰かが彼女を愛してる』主題歌。初動13.6万枚を記録したが長渕剛の「巡恋歌」(初動20.8万枚)に阻まれ初登場は2位。しかしその後も毎週12~15万枚をコンスタントに売り上げ、12月28日付で登場8週目にして1位を獲得。累計183万枚を超える大ヒットとなり、中山美穂とWANDSどちらにとっても最高売上となった。作曲の織田哲郎にとっても最大ヒットである。

当時のビーイングの勢いを象徴するかのようにキャッチーで爽快なナンバー。間違いなく90年代J-POPを代表する名曲だ。『ミュージックステーション』や『FNS歌謡祭』の過去映像で流れるのを見ると中山と上杉のデュエットというよりは中山美穂メインでWANDSは完全なバックバンド扱いだったようだけど本人らはどう思っていたんだろうか。ちなみにWANDSのアルバムに収録された際にはメインボーカルを上杉が、コーラスを宇徳敬子が担当。クリスマスやパーティーっぽさを感じさせる原曲に対して、WANDSバージョンは秋っぽさを醸し出すミディアムアレンジになっておりそちらも良い。やっぱりメロディーが素晴らしいね。
満足度★★★★★
原曲はWANDSアルバム未収録
2ndアルバム『時の扉』(Album Version)
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6』(Album Version)
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~』(Album Version remix)
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY』(Live Version)
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio』(Album Version)
5thベスト『BEST OF BEST 1000 WANDS』(Album Version)



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4thシングル『時の扉』
(1993年2月26日 最高1位 初動22.2万枚 売上144.3万枚 登場14週)
作曲:大島康祐、編曲:明石昌夫
テレビ朝日系『ネオ・ドラマ』主題歌。自身初のチャート初登場1位を獲得。ミリオンを突破し、「もっと強く抱きしめたなら」に次ぐ自身2番目のヒット曲となった。前作を最後に大島が自身のユニット・SO-FIを結成するために脱退し、新たに柴崎の知人であった木村真也が加入した(これ以降がいわゆる第2期となるメンバー構成)。よってこのシングルの作曲者は大島であるものの、リリース時にはメンバーから外れている。元々は2ndシングルの候補曲だったらしく、ストックされていたのだろう。楽曲の方はダンサブルな打ち込みロックナンバー。似た路線の「ふりむいて抱きしめて」と比べると若干メロディアスな要素が追加されているかな、と思う。サビに入る前の「ダダダッダッダダッダダッ」というリズムが結構好きでテンションが上がる。代表曲のひとつ。
満足度★★★★☆
2ndアルバム『時の扉
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~』(remix)
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio
5thベスト『BEST OF BEST 1000 WANDS

「声にならないほどに愛しい」
作曲:織田哲郎、編曲:明石昌夫
「時の扉」カップリング曲。MANISHに提供した同名曲のセルフカバー。スピーディーでメロディアスでまさにビーイング!という感じの曲でお気に入り。3rdアルバム『Little Bit…』に収録されているバージョンはギターソロが異なる。
満足度★★★★☆
3rdアルバム『Little Bit…』(ギターソロが異なる)
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio



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5thシングル『愛を語るより口づけをかわそう』
(1993年4月17日 最高1位 初動26.1万枚 売上112.1万枚 登場15週)
作曲:織田哲郎、編曲:明石昌夫
2ndアルバム『時の扉』と同時発売され、共に初登場1位を獲得。そのままシングルチャート・アルバムチャート共に4週連続で首位を守り、両方ミリオンという快挙を成し遂げた。ビーイングらしいポップで爽快なナンバー。サビの突き抜け感が本当に気持ち良い。90年代のこういう路線の楽曲は非常に好みであり初めて聴いた中学生の頃(02年頃)からお気に入りの一曲である。カラオケでもよく歌うんだけど僕の同世代には浸透していないのか反応が薄いのが残念…。ちなみにこの曲が1位を獲得した93年4月26日付のシングルチャートでは、2位がDEENの「このまま君だけを奪い去りたい」、3位がB'zの「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」でありTOP3をビーイングが独占。結局5週連続でビーイングがTOP3を独占するという凄い事態になっていた。そんでどれもタイトル長ぇよ!
満足度★★★★★
3rdアルバム『Little Bit…
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~』(remix)
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio
5thベスト『BEST OF BEST 1000 WANDS

愛を語るより口づけをかわそう

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「星のない空の下で」
作曲:柴崎浩、編曲:WANDS
上杉が亡くなった親友について綴ったとされるらしいストレートなロックナンバー。シングルと肩を並べるか、それ以上の名曲。作曲が柴崎であり編曲もWANDSなので完全にメンバーだけで制作された曲であるようだ。
満足度★★★★★
2ndアルバム『時の扉
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6



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6thシングル『恋せよ乙女』
(1993年7月7日 最高1位 初動28.0万枚 売上81.9万枚 登場13週)
作曲:大島康祐、編曲:葉山たけし
『ブティックJOY』CMソング。「ふりむいて抱きしめて」「時の扉」に続いて、脱退した大島康祐の作曲シングル。ストックではなく、大島に発注して制作された楽曲であるという。だからなのか、「時の扉」と曲調や構成が似てる…というかソックリな気がしてしまう。重いギターや打ち込みのリズム等は相変わらず特徴的だけど、第2期WANDSのシングルでは聴いた回数が一番少ないかもしれない…。ちなみにこの年(93年)の3月29日付シングルチャートでB'zの「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」が1位を獲得して以来、同年7月26日付のチャートまでビーイング系列のシングルが18週連続で1位獲得を成し遂げており、その最後のシングルがコレであった。いかに当時のビーイングブームが凄かったかという事がわかる記録である。
満足度★★★☆☆
3rdアルバム『Little Bit…
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6』(Remix)
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio
5thベスト『BEST OF BEST 1000 WANDS



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「Little Bit…」
作曲:柴崎浩、編曲:葉山たけし
夜明け前の空気を醸し出すバラード。ストレートではなく若干クセのあるメロディー展開でこの時期では新鮮。聴き込む程に好きになっていく一曲だ。ベスト盤の類には収録されていないようなので聴くには3rdアルバムを入手するしかない。
満足度★★★★☆
3rdアルバム『Little Bit…



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7thシングル『Jumpin'Jack Boy』
(1993年11月17日 最高2位 初動28.6万枚 売上82.7万枚 登場13週)
作曲:栗林誠一郎、編曲:葉山たけし
ミズノ・スキーウエア『インパルス』CMソング。初動28.6万枚を記録したが、当時大ヒットしていた藤井フミヤ「TRUE LOVE」の2週目がそれを上回る38.8万枚を叩き出してきたため最高順位は2位となった。僕が最初に買った97年のベスト盤『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~』に何故か収録されなかったので、しばらく存在を知らなかった曲。その後しばらく経ってから『Mステ』の過去映像でサビを聴き、そのキャッチーで爽快なサウンドに一発で魅了され音源を購入。今まで長い間知らなかった事が非常に悔やまれるくらいに大好きな一曲となった。方向性としては「愛を語るより口づけをかわそう」の路線にスリリングなロック要素を加えたような感じ。このようなスピード感溢れる90年代ソングはいつ聴いても心が躍る。
満足度★★★★★
4thアルバム『PIECE OF MY SOUL』(別アレンジ)
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio
5thベスト『BEST OF BEST 1000 WANDS



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8thシングル『世界が終るまでは…』
(1994年6月8日 最高1位 初動28.1万枚 売上122.1万枚 登場19週)
作曲:織田哲郎、編曲:葉山たけし
テレビ朝日系アニメ『SLAM DUNK』エンディングテーマ。人気アニメ主題歌という事で、僕の世代ではWANDSで最も人気&知名度の高い楽曲である(このテの人気アニメを殆ど観ていなかった僕は02年頃になってようやく90年代のヒット曲として知ったわけだが…)。壮大なスケールのロックバラード。Aメロの〈大都会に~♪〉の部分からもう雰囲気抜群。「もっと強く抱きしめたなら」「時の扉」に次ぐ自身3番目のヒット曲となり、最後のミリオンセラーとなった。
満足度★★★★★
4thアルバム『PIECE OF MY SOUL
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio
5thベスト『BEST OF BEST 1000 WANDS

「Just a Lonely Boy」
作曲:柴崎浩、編曲:WANDS
「世界が終るまでは…」カップリング曲。彼らにしては明るくどこかパーティーソング的なノリでもあるポップソング。男性の「鈍い鈍い!」という呟きや女性の「ウフフッ♪」(タレントのローラみたいな声)というSEが随所に盛り込まれておりこれも新鮮。1stベストで初めて聴いて以来大好きなナンバーでありWANDS全体でも一番好きな曲である。開放的な感じがイイ。
満足度★★★★★
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6



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9thシングル『Secret Night~It's My Treat~』
(1995年2月13日 最高1位 初動29.4万枚 売上63.1万枚 登場10週)
作曲:栗林誠一郎、編曲:池田大介
TBS系『CDTV』オープニングテーマ。シングルでは自己最高初動をマーク、自身最後の1位を獲得した。栗林の「IT'S MY TREAT」という曲が原曲らしく、厳密にはカバー曲であるという。前作までと異なりかなりロック方面に振り切った曲であり、最初に聴いた中学生の頃は全く良さが分からなかった。WANDSは「世界が終るまでは…」が最後の名曲だな…と長らく思っていたのだけどある時期を境に急にこの曲の魅力に取りつかれてしまった。このロックな勢いがカッコイイと思うようになっていったのである。サビも抜群だがCメロの〈大空に 浮かぶ月が~〉の部分がまさに至高である。ちなみに1位は獲得したものの突然のロック化にリスナーも戸惑ったのか累計売上はダウンしてしまった。
満足度★★★★☆
4thアルバム『PIECE OF MY SOUL
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio
5thベスト『BEST OF BEST 1000 WANDS



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10thシングル『Same Side』
(1995年12月4日 最高2位 初動12.5万枚 売上23.4万枚 登場9週)
作曲:上杉昇・柴崎浩、編曲:WANDS
安室奈美恵の「Chase the Chance」(初動22.5万枚)に阻まれ2位。出だしはアコギメインで静かに始まるのだがサビでは爆音サウンドに変貌。上杉のボーカルもかなり荒れたデスボイスのようになっている超絶ヘビー曲。かつてのイメージとは程遠い曲調だが、2期初の完全自作シングルだし、上杉&柴崎のやりたい音楽と世間的なWANDSのイメージがかなり乖離していたという事が伺える。「Secret Night」同様にこれも最初全く良いと思わなかったのだがある時期を経て急に大好きな曲になってしまった。メロディーだけでなくサウンド全体の空気(?)も含めて楽しむように僕の聴き方が変わっていった影響だろう。
満足度★★★★☆
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~』(remix)
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio
5thベスト『BEST OF BEST 1000 WANDS



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11thシングル『WORST CRIME~About a rock star who was a awindler~』
(1996年2月26日 最高9位 初動8.3万枚 売上13.5万枚 登場6週)
作曲・編曲:柴崎浩
TBS系『CDTV』オープニングテーマ。2期WANDSのラストシングル。やはりロック方向へ傾倒した楽曲でありキャッチーさは薄いため最初は良さが見いだせなかったがある時期を(略)。サブタイトルは「詐欺師だったロックスターについて」という意味。後にWANDSだった頃を「アイドル時代」として揶揄するような発言をする上杉がつけたとなるとかなり意味深なタイトルである。やはりこの時期既にWANDSとしての活動に限界を見ていたのだろう。
満足度★★★★☆
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~』(remix)
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio
5thベスト『BEST OF BEST 1000 WANDS



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その後、ビーイングの音楽プロデューサー・長戸大幸が求めるスタイルと自らの音楽性の違いを理由に上杉が脱退。そして上杉の居ないWANDSには興味が無いとの理由で立て続けに柴崎も脱退(二人は97年にal.ni.coを結成しシングル3枚、アルバム1枚を発表し01年に解散。その後、上杉は猫騙、柴崎はabingdon boys schoolへとそれぞれ活動の場を移す)。

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12thシングル『錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう』
(1997年9月3日 最高4位 初動6.9万枚 売上21.3万枚 登場9週)
作詞・作曲:小松未歩、編曲:池田大介
WANDSを継続させる事を決意した木村は、新ボーカルに和久二郎、新ギタリストに杉元一生を迎え第3期WANDSを結成。このシングルで活動を開始した。フジテレビ系アニメ『ドラゴンボールGT』第4期エンディングテーマ。作詞・作曲はこの年にデビューしコナン主題歌等でヒットを飛ばしていた小松未歩。僕らの世代だと「世界が終るまでは…」と並んで知名度の高い曲であろうと思われる。ポップかつロックである絶妙な曲。ただアニメを観てたならば思い入れがあるんだろうけど観て無かった僕としては普通の一曲という印象だ。割とどっしりしていた上杉の声に比べて和久の声は細く高い。
満足度★★★☆☆
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~
6thアルバム『AWAKE』(ミックス変更)
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio



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13thシングル『Brand New Love』
(1998年2月11日 最高17位 初動3.3万枚 売上6.1万枚 登場5週)
作詞:坂井泉水、作曲:綿貫正顕、編曲:WANDS
三菱自動車『ミラージュマリオン&チャレンジャーシティクルージング』CMソング。最初に聴いた時、どこかで聴いた記憶があるな…と思ったのだが実はZARDの8thアルバム『永遠』収録のセルフカバーバージョンを先に聴いていたのである。原曲がWANDSだったとは長らく知らなかったので驚いた。ロックかつ耳に残るかなりカッコイイ一曲。
満足度★★★★☆
6thアルバム『AWAKE



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14thシングル『明日もし君が壊れても』
(1998年6月10日 最高8位 初動3.6万枚 売上11.4万枚 登場8週)
作詞:坂井泉水、作曲:大野愛果、編曲:WANDS
テレビ朝日系アニメ『遊☆戯☆王』エンディングテーマ。これは『デュエルモンスターズ』としてカードゲーム主体となるテレ東版よりも以前の闇のゲーム中心のストーリーで、声優陣も作品世界も異なるものである。放送当時にVHSが出たのみで現在においてもDVD化はされておらず視聴困難であり実質封印作に近い。これは小学生の頃アニメをビデオで観まくっていたので思い入れもかなり強いがそれを差し引いても名曲。名曲過ぎてブックオフで8cmシングルを購入した程である(なので恐らくWANDSで初めて手にした作品はコレかも)。上杉以上に高い和久のキーはカラオケで入れると喉が崩壊する危険性が高いのでうかつには挑戦できない。
満足度★★★★☆
6thアルバム『AWAKE
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio



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15thシングル『「今日、ナニカノハズミデ生きている」』
(1999年3月31日 最高32位 売上1.5万枚 登場2週)
作詞:AZUKI 七、作曲:三好誠、編曲:WANDS
TBS系『ワンダフル』テーマソング。作詞はGARNET CROWのAZUKI 七、作曲はrumania montevideoのギター・三好誠。結果的にWANDSラストシングル。かなりハードなバンドサウンドが炸裂するがサビの展開は耳に残るものがある。「Brand New Love」と同系統であり結構好みの一曲。ポップかつロックな3期の方向性はかなり良かっただけにこれでラストになってしまったのがとても悔やまれる。やはりWANDSという名前が良くも悪くも影響してしまったのだろうか…。3期はもう別バンドとして見るのが正しい聴き方かもしれない。この年の10月に6thアルバム『AWAKE』をリリースしたが00年3月には公式サイト上で解体を発表する事となった。
満足度★★★★☆
6thアルバム『AWAKE



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「雲が流れる方へ」
作詞:杉元一生、作曲:杉元一生・木村真也
第3期WANDS最初で最後のオリジナルアルバム『AWAKE』収録曲。自分探しがテーマのメロディアスなミディアムナンバーで文句ナシの超名曲。3期で最も好きな曲はコレである。切ない曲調ながら聴き終わる時には前向きな気持ちになれる。
満足度★★★★★
6thアルバム『AWAKE



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「太陽のため息」
作詞:上杉昇、作曲:柴崎浩、編曲:葉山たけし
第2期の楽曲で、解散にあたって発売された00年のベストアルバム『BEST OF WANDS HISTORY』に未発表曲として収録された。レコーディングは95年の4thアルバム『PIECE OF MY SOUL』の頃であり、ロックなサウンドに抜群のメロディーが乗るまさしく隠れた名曲である。やはりこの時期の上杉作詞・柴崎作曲の組み合わせは最強だった。ただ爽快な曲なんだけど歌詞は結構意味深。〈ペットショップの子犬じゃあるまいし 飼いならされたくはない〉〈風のように自由になりたいんだ すべて投げ捨てて〉〈気付けばもはや手遅れで 僕はプロデュースされているよ…〉等々のフレーズはビーイングにプロデュースされていた上杉自身を歌っているようで非常に刺さって来るものがある。
満足度★★★★★
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY