E album
KinKi Kids





01.LOVESICK
02.ボクの背中には羽根がある(E Edit)
03.No Control
04.百年ノ恋※剛自作ソロ
05.Father
06.手を振ってさよなら
07.Broken冷蔵庫
08.情熱
09.Love U4 Good
10.-so young blues-※光一自作ソロ
11.HONEY RIDER
12.月光
13.情熱(Acoustic Version)


2001年7月25日、初登場1位
初動40.0万枚、売上52.3万枚、登場8週
Produce:KinKi Kids
ジャニーズ・エンタテインメント


KinKi Kidsの5thアルバム『E album』。シングル「ボクの背中には羽根がある(E Edit)」(1位 92.0万枚)「情熱」(1位 59.5万枚)収録。ラストに「情熱」のリテイクバージョンが収録されている。光一作曲の「-so young blues-」はソロ初の共作であり作詞はSOPHIAの松岡充。初動・累計共に前作『D album』を僅かに上回ったが、『C album』以前の水準に戻る事は無くオリジナルアルバムでの50万枚突破は今作が最後となった。

セルフプロデュースもまだ2作目かつ前作『D album』から僅か半年という急ピッチ制作等の状況が響いたのか全体的にまとまりが無い印象のある一作。個人的にも後追いで手にしたので思い入れも薄く、前作や次回作と比べると数段落ちる一作という印象で固まってしまっている。ただ初めて聴いた中学時代はメロディー重視で聴いていたので1曲目「LOVESICK」のマニアックな感じは問答無用でNo!だったのだが久々に聴いたらKinKiらしいカッコ良い曲だなと評価が上がった。またシングル候補だったという「月光」は07年の『39』のファン投票でも10位にランクインした文句なしの名曲。初めて聴いた頃は「月光」しか耳に残らなかったんだけどこのたび数年ぶりに聴いて、掘り下げてみると良い曲もあるなという事に気が付いた。

剛自作の「百年ノ恋」はついにらしさが開花した…というより抑えきれずに飛び出しちゃったみたいな暴発的ロックナンバー。アルバム一作ずつ自我を出してきている兆候はあったものの、それでもいきなりどうした!?と心配になる程の変貌である。正直KinKiの作品としては浮きまくりだが翌年のソロアルバム『ROSSO E AZZURRO』に繋がる空気が垣間見える。一方で光一も自我を出し始めたようでブラス音を導入した舞台っぽいゴージャスロックナンバーを生み出した。どちらも全アルバム中で最もKinKiに縛られない自作曲を持ち込んでいる印象。2人ともとにかく思いっきりソロである。

満足度★★★☆☆