F album
KinKi Kids





01.ルーレットタウンの夏
02.solitude~真実のサヨナラ~(New Edit)※光一作
03.ライバル
04.冬のペンギン
05.WINTER KILL※剛自作ソロ
06.ハルカナウタ
07.ひらひら※剛作
08.月夜ノ物語※光一自作ソロ
09.愛のかたまり(Acoustic Version)※光一・剛共作
10.Hey!みんな元気かい?
11.テノヒラ
12.カナシミ ブルー(New Mix)


2002年12月26日、初登場2位
初動36.0万枚、売上40.0万枚、登場9週
Produce:KinKi Kids
ジャニーズ・エンタテインメント


KinKi Kidsの6thアルバム『F album』。シングル「Hey!みんな元気かい?」(1位 41.8万枚)「カナシミ ブルー(New Mix)」(1位 33.0万枚)「solitude~真実のサヨナラ~(New Edit)」(1位 32.8万枚)に加えC/Wから「愛のかたまり(Acoustic Version)」を収録。これまで通りソロ曲が1曲ずつ収録されている他、今回は光一・剛それぞれが自作した曲を2人で歌ったものが収録されている。「Hey!みんな元気かい?」のシングルから行われていた初回盤・通常盤の発売スタイルをアルバムにも導入。初回・通常はジャケット違いのみで収録曲は同じ。浜崎あゆみ『RAINBOW』の2週目(57.1万枚)に及ばず初登場2位となり、1stから続いていたアルバム連続1位記録は今作で途切れた。KinKiスタッフは浜崎の初動は無理だとしても2週目になら勝てると踏んでいたのだろうが、結果的に現在でもアルバムで唯一1位を逃した作品となってしまっている。

全体的にどこかエスニックというか民族的な雰囲気を感じる今作。セルフプロデュースも3作目になり要領を得てきたのか前作のようなゴチャゴチャ感は無くなりアルバム1枚を通してしっかりとした統一感がある。ファン人気の高さから収録されたであろう「愛のかたまり」に関しては正直オリジナルバージョンの方が好きだが、このアレンジ変更は今作の空気に合っているのでこれが正解だろう。光一・剛それぞれの自作ソロもやはりクセは強いんだけどアルバムの流れに沿った楽曲になっていて前作のような違和感は皆無。特に剛はこの年ソロでシングル・アルバムを出しツアーも行うなど一通りのソロ活動を展開していたので自己解放はそっちで満足していたのかも。2人の歌声も現在に通じる形になってきたし、セルフプロデュース以降のKinKiのスタイルというものは今作で確立されたように思う。終始落ち着いたムードなんだけど決して地味という訳では無い名盤だ。

満足度★★★★★

 初回盤  通常盤