smile
THE YELLOW MONKEY





01.smile
02.マリーにくちづけ
03.Love Communication
04.サイケデリック・ブルー
05.See-Saw Girl
06.争いの街
07.エデンの夜に
08.イエ・イエ・コスメティック・ラヴ
09.ヴィーナスの花
10."I"
11.Hard Rain
12.嘆くなり我が夜のFantasy
13.熱帯夜


1995年2月1日、初登場4位
初動8.0万枚、売上17.6万枚、登場7週
Produce:吉井和哉・宗清裕之
日本コロムビア

2000年8月19日(廉価再発)

2013年12月4日(リマスター・Blu-spec CD2)


THE YELLOW MONKEYの4thアルバム『smile』。シングル「熱帯夜」(59位 1.1万枚)「Love Communication」(29位 5.5万枚)に加えC/Wから「See-Saw Girl」を収録。1ヶ月後に「嘆くなり我が夜のFantasy」(34位 3.1万枚)がリカットされた。シングルでじわじわ順位を上げており今作は初のチャートトップ10入りを記録。最高順位を大幅に更新し一気に売上を伸ばした。2000年8月19日に廉価盤で再発。また2013年12月4日には全てのアルバムがBlu-spec CD2にてリマスター再発された。

ヒット期への前哨戦のような一作。明確にチャートを意識して制作が行われ、実際にここからセールスが拡大した事もあってかつてのファンからは「売れ線狙い」「メジャーに染まった」等揶揄されている若干可哀想な立ち位置のアルバムである。ただ実際売れただけあって前作までと比べかなり聴き易くなっているのも確か。特に2曲目「マリーにくちづけ」の振り切れた明るさはいかにも「ヒット期の幕開けだぜ!」という勢いを醸し出している。後追いで聴くとやはりイメージ通りのイエモンはここから始まったという印象。

ちなみに「マリーにくちづけ」の「マリー」とは前作までの主人公・ジャガーの恋人だったあの「マリー」らしい。前作ラストの「MERRY X'MAS」でマリーはジャガーと共にめでたく永遠の存在になった(?)かのように歌われていたのに、今作頭でしれっと登場させしかもこんなキャッチーで商業的な曲に仕上げやがって…!と、やはりかつてのファンを憤慨させたという。「マリーにくちづけ」は個人的にかなり好きな曲なのでこの逸話を知った時には軽くショックだった。バンドの世界観とヒット路線への移行を両立させるのってやはり難しいんだなと…。

満足度★★★★☆

 95年盤  2013年リマスター盤