PUNCH DRUNKARD
THE YELLOW MONKEY





01.パンチドランカー
02.球根
03.間違いねえな
04.ゴージャス
05.見して 見して
06.クズ社会の赤いバラ
07.セックスレスデス
08.エヴリデイ
09.SEA
10.BURN(Album Version)
11.甘い経験
12.離れるな
13.LOVE LOVE SHOW(Album Version)※終了後シークレットトラック収録


1998年3月4日、初登場1位
初動33.9万枚、売上56.1万枚、登場13週
Produce:吉井和哉
ファンハウス

2013年12月4日(リマスター・Blu-spec CD2)


THE YELLOW MONKEYの7thアルバム『PUNCH DRUNKARD』。シングル「LOVE LOVE SHOW(Album Version)」(4位 47.8万枚)「BURN(Album Version)」(2位 66.7万枚)「球根」(1位 27.9万枚)に加えC/Wから「甘い経験」を収録。6月に「離れるな」がリカット(15位 5.2万枚)された(C/Wとして「ゴージャス」もカット)。また7月には「甘い経験」のイングリッシュバージョンがイギリスで発売され、後8月21日に日本で16thシングル「SUGAR FIX」としてリリースされた(アルバム未収録)。隠しトラックとして演奏の歪んだ「球根」の一部がラストに収録されている。前作と今作の間にTRIAD時代の全音源を纏めた『TRIAD COMPLETE BOX』(14位 4.2万枚)がリリースされていた。3作連続のチャート1位を獲得。前作『SICKS』の売上には及ばなかったもののオリジナル2番目のセールスとなり、更に前年にTRIADから出されていた非公認ベスト『TRIAD YEARS actⅡ THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY』の売上を僅かに上回った。4月からは今作を引っさげ1年間で計113公演を行う『PUNCH DRUNKARD TOUR』をスタートさせた。2013年12月4日には全てのアルバムがBlu-spec CD2にてリマスター再発された。

これまで以上にハードロック色が濃くなった。ライブで演奏する事を想定した上で作られたような楽曲が多く、全体的にメロディーよりもロックサウンド重視。シングル曲もアルバムの色に合わせたアレンジが施されていて、「BURN」はオリジナルよりもゴリゴリした質感の音になっており「LOVE LOVE SHOW」もテンポアップしていたりそれぞれロック度が増してかなり印象が異なる。なのでヒットシングルのイメージだけで今作を手に取ると多分馴染めないのではないかと思し、実際僕も最初に聴いたときはメロディアスな「エヴリデイ」以外はそこまで良いとも思えず、このロック感に魅力を見出すようになるまで実に数年を要した。そんなわけで聴く人を選ぶ内容だとは思うが一度魅了されるとハマるし、(元々ロック度強いけど)よりロック!なイエモンを聴きたい際には良いアルバム。

しかし未だに「離れるな」のリカットには疑問が残る。どう考えてもシングルカットするような曲では無いと思うのだが…。「球根」のセールスが(それ以前と比べて)伸び悩んだためレコード会社やスタッフのプッシュでカットしたという事だが、結果的に「離れるな」というタイトルとは裏腹にだいぶリスナー離れちゃったような気がするんだけど…(結局これ以降「球根」の売上を超えたシングルは無い)。

満足度★★★★☆

 98年盤  2013年リマスター盤