空の飛び方
スピッツ





01.たまご
02.スパイダー
03.空も飛べるはず(Album Version)
04.迷子の兵隊
05.恋は夕暮れ
06.不死身のビーナス
07.ラズベリー
08.ヘチマの花
09.ベビーフェイス(Album Version)
10.青い車(Album Version)
11.サンシャイン


1994年9月21日、初登場14位、最高4位
初動2.5万枚、売上86.0万枚、登場58週
Produce:笹路正徳&スピッツ、土方隆行&スピッツ(3、10)
ポリドール

2002年10月16日(リマスター盤)
ユニバーサル

2008年12月17日(SHM-CD)

2017年7月5日(LP)、初登場43位
売上1431枚


スピッツの5thアルバム『空の飛び方』。シングル「空も飛べるはず(Album Version)」(1位 148.0万枚)「青い車(Album Version)」(27位 5.1万枚)に加えC/Wから「ベビーフェイス(Album Version)」を収録。10月に「スパイダー」がリカット(34位 3.3万枚)された(C/Wとして「恋は夕暮れ」もカット)。O社初登場14位となり、アルバムでは初のチャートインを果たした。1996年に「空も飛べるはず」がドラマ『白線流し』主題歌に起用され大ヒットすると引っ張られる形で今作も大きく売上を伸ばした(ちなみにドラマには今作に収録されているアルバムバージョンが使用されているらしい)。オリジナルアルバムでは自身最大のロングセラー。2002年10月16日に1st~8thアルバムがスティーヴン・マーカッセンによるリマスター盤として再発され、オリジナル盤は現在廃盤。08年12月17日にはリマスター盤をSHM-CDとして再発している。

個人的に次回作『ハチミツ』と並んで自分のJ-POP史の始まり頃に聴きまくったアルバムなので思い入れも半端無く強いが、それを差し引いても素晴らしい内容だと思う。捨て曲まったくナシ。本当に全曲名曲。J-POPのスタンダードとも呼べるようなポップスが主体となっており、全体を通してかなり聴きやすく耳触りの良い曲が並んでいる。前作は何か無理矢理テンションを上げさせられたようないわば不自然なアルバムだったが、今作はほどよく無理せずに、自らが居るべき位置に落ち着いた作品という印象で実に自然体『ハチミツ』程では無いにしろこちらも邦楽史に刻まれる超名盤である。

満足度★★★★★

94年盤 02年リマスター盤 08年SHM-CD盤