フェイクファー
スピッツ





01.エトランゼ
02.センチメンタル
03.冷たい頬
04.運命の人(Album Version)
05.仲良し
06.楓
07.スーパーノヴァ
08.ただ春を待つ
09.謝々!
10.ウィリー
11.スカーレット(Album Mix)
12.フェイクファー


1998年3月25日、初登場1位
初動31.3万枚、売上70.1万枚、登場21週
Produce:スピッツ、棚谷祐一、笹路正徳(11)
ポリドール

2002年10月16日(リマスター盤)
ユニバーサル

2008年12月17日(SHM-CD)

2017年7月5日(LP)、初登場30位
売上2063枚


スピッツの8thアルバム『フェイクファー』。シングル「スカーレット(Album Mix)」(1位 60.0万枚)「運命の人(Album Version)」(3位 28.7万枚)「冷たい頬/謝々!」(5位 8.8万枚)に加えC/Wから「仲良し」を収録。7月に「楓」がリカット(「スピカ」と両A面 10位 14.2万枚)された。笹路正徳から離れほぼセルフプロデュースとなった作品だが、サポーターとしてカーネーションの棚谷祐一を迎えており共同でアレンジがなされている。ジャケットのモデルは田島絵里香(メンバーによる面接が行われたらしい)。2002年10月16日に1stアルバムから今作までがスティーヴン・マーカッセンによるリマスター盤として再発され、オリジナル盤は現在廃盤。08年12月17日にはリマスター盤をSHM-CDとして再発している。

ここ数作のアルバムとは異なり、全体的にロックな印象に包まれている。次回作『ハヤブサ』で一気にロック色が強くなるが、これはそれに向けての過渡期的な作品。特にラストの「フェイクファー」はロックさとメロディアスさが上手いこと混ざり合って生み出された名曲。この時期のスピッツにしか出せなかった“味”がつまった抜群の一曲だ。笹路Pの手を離れたことでレコーディングが上手くいかなかったりと壁にもぶつかったらしく、草野曰く「あまり思い返したくない」アルバムらしいが個人的には名盤。作風が変化してゆく彼らの一時期を見事に切り取っていると思う。

満足度★★★★★

98年盤 02年リマスター盤 08年SHM-CD