JUST LIKE HONEY~『ハチミツ』20th Anniversary Tribute~
スピッツトリビュート





01.ハチミツ / 赤い公園
02.涙がキラリ☆ / 10-FEET
03.歩き出せ、クローバー / NICO Touches the Walls
04.ルナルナ / 鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)
05.愛のことば / indigo la End
06.トンガリ'95 / LAMP IN TERREN
07.あじさい通り / クリープハイプ
08.ロビンソン / 9mm Parabellum Bullet
09.Y / GOOD ON THE REEL
10.グラスホッパー / ASIAN KUNG-FU GENERATION
11.君と暮らせたら / 初恋の嵐 feat.曽我部恵一
Bonus Track
12.俺のすべて / SCOTT MUFPHY


2015年12月23日、初登場15位
初動0.6万枚、売上0.9万枚、登場5週
ユニバーサル


スピッツのトリビュートアルバム『JUST LIKE HONEY~『ハチミツ』20th Anniversary Tribute~』。1995年にリリースされスピッツのオリジナルアルバム最大の売上を記録した6thアルバム『ハチミツ』を丸ごとカバーした内容。オリジナル盤の発売20年を記念して企画・制作された。スピッツのトリビュートアルバムとしては02年の『一期一会 Sweets for my SPITZ』以来2作目となる(ただしこの時は「トリビュート」というタームは敢えて使わなかったとされる)。「俺のすべて」は『ハチミツ』には未収録だったが、収録範囲内のシングル「ロビンソン」C/Wであり今作ではボーナストラックとしてラストに追加されている。

スピッツの『ハチミツ』は個人的J-POP三大名盤に入る程に好きで思い入れのあるアルバムなのだが、それ故に聴く前の期待が高まり過ぎてしまったのか何なのか…結論から言うとそこまで「良い!」とは思えなかった。ネットを見ると「愛のことば」の唐突なリズム変換や、「ロビンソン」のハードロック化などにかなりの拒否反応を起こしているファンが居るようだが、それらに関しては僕としてはそれぞれのバンドらしさが出ていて悪くは無いと感じた。ただ全体通して聴いた時のこの物足りなさは何なのか…。それぞれのバンドにある程度思い入れがあればまた違って聴こえたのかもしれないけど…。近年の若手バンド自体をあまり聴かないし、極端な話どれも同じ声に聞こえるというか(鬼龍院とアジカンはしっかり判別できる)、「フカセ声多くね!?」というのが聴き終わって最初に抱いた感想だった。もはや完全ファン目線になってしまうんだけどやはりスピッツの曲は草野マサムネの声で聴きたい。これに尽きる

※「フカセ声」とは近年の若手個性派バンドにありがちな中性的かつ高音なピロピロした(?)声を示す隠語である。ちなみにこのブログを熱心に読んでくれている人ならばお分かりだろうが私マーは決してセカオワを嫌いでは無いしむしろ好きなバンドなので誤解なさらないようお願いしたい。あくまで分かりやすく、手っ取り早く表現する為にこの隠語を用いている事をご理解頂きたい。

そんなわけでどうにも微妙な印象のトリビュートだったんだけど敢えてベストテイクを挙げるとするならばボーナストラックの「俺のすべて」は良かった。歌っているSCOTT MUFPHYはアメリカシカゴ出身のミュージシャンという事だが独特の味がある。原曲が元々ロック色の強い曲だったというのもあるかもしれないけどこれはフィットしてて気に入った。しかし『ハチミツ』のカバーアルバムである今作で最も良く思えたのが『ハチミツ』未収録の曲ってのもどうなのか…。

満足度★★★☆☆

 アナログ盤