WANDS

BEST OF BEST 1000 WANDS
WANDS


01.時の扉
02.愛を語るより口づけをかわそう
03.世界中の誰よりきっと~Album Version~
04.もっと強く抱きしめたなら
05.世界が終るまでは…
06.恋せよ乙女
07.Secret Night~It's My Treat~
08.Jumpin' Jack Boy
09.WORST CRIME~About a rock star who was a swindler~
10.Same Side
11.DON'T TRY SO HARD


2007年12月12日、最高52位
売上3.4万枚、登場26週
B-Gram RECORDS


WANDSの5thベストアルバム『BEST OF BEST 1000 WANDS』。ビーイング創立30周年に合わせて10パターン一斉発売されたベストアルバムシリーズの一つ。02年~03年に発売された『at the BEING studio』シリーズの簡易版的構成でタイトルの1000とは定価の税抜価格を表している。今シリーズの公式サイトではライナーノーツを読む事が可能だったが現在ではサイトごと削除されている。第1期から1曲、第2期から10曲が選出され、第3期の曲は収録されていない。

02年の『complete of WANDS at the BEING studio』収録曲のうち1・2期の代表曲を厳選して纏めてある。故に『at the BEING studio』を持っているならば全曲被っている今作は手に取る必要は無い。ボーカルが変わって別物となった3期の曲を排除した事で全体に一貫性が出て良くなったようにも思うけど。まぁ普通に『at the BEING studio』の方がオススメだが、逆に初心者が最初に選ぶ1枚として今作を選んでも特に問題は無い。売上上位シングルは全て入っているし。

ただどうせ2期までに絞るのなら、デビュー曲「寂しさは秋の色」から2期ラストの11th「WORST CRIME」、そこに「世界中の誰よりきっと~Album Version~」を加えた全12曲で纏めてくれれば分かりやすかったんだけどなぁ…。上杉ボーカル期のシングルを全収録したベストが無いので、ここが最後のチャンスだったとも言えるのだが…。更に『at the BEING studio』に続いてまたしても収録された「DON'T TRY SO HARD」が謎。ベストに連続収録されるようなタイプの曲では無いと思うんだけど。長戸大幸はどういう意向でこの曲を推しているのだろうか。

満足度★★★★☆




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complete of WANDS at the BEING studio
WANDS


01.もっと強く抱きしめたなら
02.時の扉
03.愛を語るより口づけをかわそう
04.世界が終るまでは…
05.恋せよ乙女
06.Jumpin' Jack Boy
07.Secret Night~It's My Treat~
08.DON'T TRY SO HARD
09.錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう
10.WORST CRIME~About a rock star who was a swindler~
11.明日もし君が壊れても
12.このまま君だけを奪い去りたい
13.Same Side
14.世界中の誰よりきっと~Album Version~
15.声にならないほどに愛しい
16.君が欲しくてたまらない~WANDS Version~
17.寂しさは秋の色~LIVE ACOUSTIC Version~


2002年8月25日、最高47位
売上1.4万枚、登場3週
B-Gram RECORDS
Produce:長戸大幸

2012年9月26日(再発)
B-Gram RECORDS


WANDSの4thベストアルバム『complete of WANDS at the BEING studio』。ビーイング主導でアーティスト毎に纏められた『at the BEING studio』シリーズ第2弾。00年の『BEST OF WANDS HISTORY』と同様に1st、2nd、13th、15thシングルは未収録。「君が欲しくてたまらない」はZYYGに歌詞提供した曲のセルフカバー。「寂しさは秋の色~LIVE ACOUSTIC Version~」は94年6月24日に中野サンプラザで録音されたライブ音源。全曲リマスタリング、ライナーノーツ付き、スペシャルBOX仕様。2012年9月26日には価格を1680円に改め期間限定で再発された。

選ばれているシングルは『BEST OF WANDS HISTORY』と同じなのでオールタイムベストとして聴く場合にはどちらを選んでも構わないが今作では有名曲のセルフカバーや未発表ライブ音源も入っているのでその分満足度は高いかな。ボーカルが変わって完全別物と化した3期の曲を代表ヒット2曲のみに絞ったのもバランスとしては良かった。出来たら上杉ボーカル期のシングルをコンプリートして欲しかった所ではあるがまぁ仕方ない。というわけでWANDSをオールタイムに追えるベスト盤としては今作が一応の決定盤という事になると思う。個人的にベスト盤としてはポップ期だけに絞って纏められた96年の『SINGLES COLLECTION+6』が好みであるがあれではロック化して以降のWANDSを聴けないので中途半端な作品ではあった。いまいちピンと来ないのは長戸大幸の意向により収録されたという「DON'T TRY SO HARD」(『PIECE OF MY SOUL』収録曲)。ベスト盤に入れるタイプの曲では無い気がするしこのラインナップでは場違い感が凄い。もっと他に入れるべき曲はあったように思うのだが…。

ZYYGのデビュー曲「君が欲しくてたまらない」のセルフカバーは93年の『Little Bit…』収録候補だったそうだが9年経ってようやく日の目を見た形になった。この曲のために今作を聴いても損は無い。同じく初公開音源である「寂しさは秋の色~LIVE ACOUSTIC Version~」は1コーラスのみと短いながらも非常に哀愁漂う仕上がりになっており最高。デビュー曲でラストを締めるという構成も感動的。

満足度★★★★★

  2012年廉価盤


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BEST OF WANDS HISTORY
WANDS


01.世界が終るまでは…
02.時の扉
03.もっと強く抱きしめたなら
04.愛を語るより口づけをかわそう
05.恋せよ乙女
06.Jumpin' Jack Boy
07.Secret Night~It's My Treat~
08.Same Side
09.WORST CRIME~About a rock star who was a swindler~
10.錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう
11.明日もし君が壊れても
12.世界中の誰よりきっと~Live Version~
13.太陽のため息
14.Baby Baby Baby
15.FREEZE
16.DON'T CRY
17.Please tell me Jesus
18.AWAKE


2000年6月9日、最高17位
初動1.7万枚、売上3.8万枚、登場4週
B-Gram RECORDS
Produce:BMF、長戸大幸、吉江一男


WANDSの3rdベストアルバム『BEST OF WANDS HISTORY』。00年3月の解体(解散)に伴うベスト盤。シングルを中心にオールタイムな選曲がされているが1st「寂しさは秋の色」2nd「ふりむいて抱きしめて」13th「Brand New Love」15th「「今日、ナニカノハズミデ生きている」」は未収録。2期の未発表曲「太陽のため息」は今作のみの収録であり、93年12月の音源である「世界中の誰よりきっと~Live Version~」は今作が初公開。またカップリング曲から「Baby Baby Baby」「FREEZE」がアルバム初収録。全曲リマスタリング。初回限定盤はBOXケース付。

ヒストリーと題している割には全シングルが網羅されていないのが気になるところ。アルバム初収録のカップリング2曲は確かに貴重だが、未収録となったシングルA面を差し置いてまで収録するような曲では無いような…。『AWAKE』のアルバム曲もそこまで必要性が感じられない。まぁ3期主導のベスト盤だから3期寄りになっているんだろうけど。これならいっそシングルコレクションに徹してしまった方が分かりやすかったし需要もあったような気がする。

ただ有名ヒット曲は全て入っているので初心者が最初に選ぶベスト盤としては悪くないと思う。『SINGLES COLLECTION+6』から先の3シングルに加え3期の代表シングルも入っているのでオールタイム感はまぁまぁあるし。何といっても今作の価値は未発表曲「太陽のため息」である。2期の曲でレコーディングされたのは『PIECE OF MY SOUL』の頃らしく、ロックサウンドに痛快なメロディーが乗る隠れ名曲である。94~95年頃のWANDSが好きならば聴いておくべき一曲だ。ただ歌詞はかなり意味深で〈ペットショップの子犬じゃあるまいし 飼いならされたくはない〉〈気付けばもはや手遅れで 僕はプロデュースされているよ…〉等のフレーズはビーイングにプロデュースされていた上杉自身を歌っているようで刺さって来る。PAMELAHの未発表曲「曖昧」(『complete of PAMELAH at the BEING studio』収録)も歌詞が意味深だったしビーイングってそういうのが多い。

満足度★★★★☆




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AWAKE
WANDS


01.AWAKE
02.Brand New Love
03.雲が流れる方へ
04.With you~living in my heart~
05.SILENCE
06.「今日、ナニカノハズミデ生きている」
07.BLACK or WHITE
08.Time washed away
09.明日もし君が壊れても
10.Still in love
11.Please tell me Jesus
12.錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう
13.Where there's a will…


1999年10月27日、最高18位
初動1.7万枚、売上2.6万枚、登場3週
B-Gram RECORDS
Produce:BMF


WANDSの6thアルバム『AWAKE』。第3期WANDSにとって最初で最後のオリジナルアルバム。シングル「Brand New Love」(17位 6.1万枚)「明日もし君が壊れても」(8位 11.4万枚)「「今日、ナニカノハズミデ生きている」」(32位 1.5万枚)収録。また97年の2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~』に一足早く収録されていた「錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう」は今作にも再び収録されている。今作から約半年後の2000年3月、公式サイト上で解体(解散)する事が発表された

ボーカルが変わったので当たり前だが第2期までとは全く別物のバンドとなっている。和久の声は上杉と似ているとよく言われるが、後追いで聴いた身としては全く違う声だと感じる(どっしりとしてやや重たかった上杉に対して、和久の声はやや細くて高い)。僕が今作を手に取ったのはWANDSを知って実に10年近く経過した大学生の頃であり、一応聴いておくか程度の感覚で入手したのだがこれが意外な名盤で驚いた。シングルは勿論のことアルバム曲もレベルが高く、特に「雲が流れる方へ」はWANDSの歴史の中でも屈指の大名曲であると思えるメロディアスバラードで素晴らしい。「上杉・柴崎の居ないWANDSはWANDSでは無い!」「上杉・柴崎の脱退でWANDSは終了した」との思いを強く抱いているリスナーは現在も多いと思うしそう思っても仕方のない所だとは思うが、思い切って全くの別バンドとして今作を聴いてみる事をお勧めする。

満足度★★★★☆




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WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~
WANDS


01.寂しさは秋の色※remix
02.ふりむいて抱きしめて
03.もっと強く抱きしめたなら※remix
04.世界中の誰よりきっと~Album Version~※remix
05.時の扉※remix
06.愛を語るより口づけをかわそう※remix
07.恋せよ乙女
08.世界が終るまでは…
09.Secret Night~It's My Treat~
10.Same Side※remix
11.WORST CRIME~About a rock star who was a swindler~※remix
12.錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう
13.Try Again
14.MILLION MILES AWAY


1997年11月6日、初登場1位
初動17.5万枚、売上37.9万枚、登場11週
B-Gram RECORDS


WANDSの2ndベストアルバム『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~』。長戸大幸が求めるWANDSスタイルとの音楽性の違いを理由に97年初頭に上杉・柴崎が脱退。残った木村はボーカルに和久二郎、ギターに杉元一生を迎え、新たに第3期WANDSとして活動を再開。9月にシングルをリリースした直後に今作の発売となった。内容はこれまでのシングルを順番に並べた構成だが7thシングル「Jumpin' Jack Boy」のみ何故か収録を外されている。またB'zらを手掛けるエンジニア・野村昌之によってリミックスが施された楽曲が複数ある(上記の曲目を参照)。「MILLION MILES AWAY」は『PIECE OF MY SOUL』収録曲で2期の曲だが、今作では3期によるカバーとなっており原曲では生だったサウンドが全面打ち込みに変更されている。シングルでは2期の「Same Side」(2位 23.4万枚)「WORST CRIME~About a rock star who was a swindler~」(9位 13.5万枚)、メンバーチェンジ後初のシングル「錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう」(4位 21.3万枚)がアルバム初収録。

当時既に脱退していた上杉は「自分達の知らない所で意図的にこのようなアルバムが発売された事に驚いている。」との声明を発表しており、元メンバーには一切リリースが知らされていなかった模様で何だか穏やかじゃない空気をビンビンに感じるアルバムである。3期WANDSを早く定着させるために過去のヒット曲と抱き合わせて売ろうという戦略だったのかもしれないが『SINGLES COLLECTION+6』から僅か1年半でまたベスト盤というのはいくらなんでも無茶だし、随所に施されている謎のリミックスも必要性は疑わしい。当時ファンの間では問題作扱いされ、ビーイングという会社自体への不信感が一気に高まっていったらしいがそれも納得である。

未だに中古屋ではよく見かけるし分かりやすいタイトル・構成から初心者が最初に手に取りがちな一作ではあると思う。何を隠そうわたくしマーも初めて手にしたベスト盤が今作だった。このため、後に他のベスト盤で同じ曲を聴いた際に「あれ、なんかサウンド違うぞ!」と感じてしまうという逆転現象が起きてしまったり、今作からハブかれたせいで「Jumpin' Jack Boy」の名曲ぶりに長年気づけなかったという弊害が生まれた(それは僕の責任か?)。他のベスト盤やアルバムを全て聴いた上で、それでもなおWANDSを知りたい!と思うならば今作を聴いてみても良いだろう。最初に聴くベスト盤では無いと思う。

満足度★★★☆☆




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SINGLES COLLECTION+6
WANDS


01.天使になんてなれなかった
02.時の扉
03.もっと強く抱きしめたなら
04.恋せよ乙女~Remix~
05.世界中の誰よりきっと~Album version~
06.Just a Lonely Boy
07.ありふれた言葉で
08.白く染まれ
09.ふりむいて抱きしめて
10.寂しさは秋の色
11.星のない空の下で
12.Jumpin' Jack Boy
13.愛を語るより口づけをかわそう
14.世界が終るまでは…


1996年3月16日、初登場1位
初動22.1万枚、売上83.1万枚、登場14週
B-Gram RECORDS


WANDSの1stベストアルバム『SINGLES COLLECTION+6』。初のベスト盤ながら公式に5thアルバムともされている。91年のデビュー曲「寂しさは秋の色」から94年の「世界が終るまでは…」までの全シングルが収録されているが、前作『PIECE OF MY SOUL』に収録済みの「Secret Night~It's My Treat~」、更にこの時点で既にリリースされていた「Same Side」「WORST CRIME~About a rock star who was a swindler~」の3シングルは未収録となった。また「白く染まれ」は未発表曲。第2期WANDSの最終作品であり、上杉と柴崎が公認している唯一のベストアルバムである。

急にロック度が増した「Secret Night」以降が入っていないが、逆に言うとポップ期のWANDSを綺麗に纏めた分かりやすいベスト盤という捉え方も出来る。『時の扉』収録の名曲「星のない空の下で」等、アルバム曲からもチョイスされているのが嬉しい所だが何といっても重要なのは「Just a Lonely Boy」(「世界が終るまでは…」カップリング)という他アルバムには完全未収録曲の救済である。個人的にも今作で初めて存在を知り、未だにWANDSで最も好きな曲となっている隠れ名曲だ。この曲のために今作を聴いても損は無い。この後にもベスト盤は複数出ているが、今作でもミリオンシングルは全て入っているし、90年代の大ヒット期のWANDSだけを聴きたいならば十分満足できるアルバムだと思う。ただ今作だけでは路線変更による第2期WANDSの真髄は見えてこないので、出来れば後追いするなら『PIECE OF MY SOUL』にも手を伸ばして欲しい所。

満足度★★★★★




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PIECE OF MY SOUL
WANDS


01.FLOWER
02.Love & Hate
03.世界が終るまでは…
04.DON'T TRY SO HARD
05.Crazy Cat
06.Secret Night~It's My Treat~
07.Foolish OK
08.PIECE OF MY SOUL
09.Jumpin' Jack Boy
10.MILLION MILES AWAY


1995年4月24日、初登場1位(2週連続)
初動54.2万枚、売上96.4万枚、登場12週
B-Gram RECORDS
Produce:BMF


WANDSの4thアルバム『PIECE OF MY SOUL』。シングル「Jumpin' Jack Boy」(2位 82.7万枚)「世界が終るまでは…」(1位 122.1万枚)「Secret Night~It's My Treat~」(1位 63.1万枚)収録。このうち「Jumpin' Jack Boy」はリズム隊が打ち込みから生音に変更されハードロック調の別アレンジになっている。初回限定盤は赤と青2種類の帯があり背文字のロゴが異なる。この後、シングル2作がリリースされたのち長戸大幸が求めるスタイルと自らの音楽性の違いを理由に上杉と柴崎が脱退したため今作が第2期WANDS最後のオリジナルアルバムとなった。

1曲目「FLOWER」からキャッチーさを排除したかなり攻撃的なナンバーで度肝を抜かれる。2曲目「Love & Hate」こそメロディーはポップなものの、歌詞は煮え切らない感じでどこか影がある。全体的にドラムとベースを生にしたロック色の強い曲が多く、これまでの打ち込みでポップなWANDSとは異なる世界が展開されるので、ライトリスナーが有名ヒット曲のイメージだけで聴くと受け付けない部分もあるだろう。ただ、当時の上杉が抱えていた葛藤や衝動が詰まった曲達は果てしなく重たいが、聴き込むとどれも名曲である事に気付く。実際僕も中学時代に聴いた時は全く良さが分からなかったのだが現在ではかなり好きな一作。第2期WANDSの真髄が詰まった名盤である。それだけにこの路線でのアルバムがこれ一作きりで終わってしまったのが非常に惜しい。この次を聴いてみたかった。

満足度★★★★★




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Little Bit…
WANDS


01.天使になんてなれなかった
02.恋せよ乙女
03.DON'T CRY
04.君にもどれない
05.声にならないほどに愛しい
06.Little Bit…
07.愛を語るより口づけをかわそう


1993年10月6日、最高2位
初動48.3万枚、売上95.2万枚、登場20週
東芝EMI
Produce:WANDS

1994年4月1日(再発)
B-Gram RECORDS


WANDSの3rdアルバム『Little Bit…』。シングル「愛を語るより口づけをかわそう」(1位 112.1万枚)「恋せよ乙女」(1位 81.9万枚)に加え、「時の扉」カップリングから「声にならないほどに愛しい」を収録。この曲はMANISHへ歌詞提供した曲のセルフカバーであり、今作収録にあたりギターソロが変更されている。前作『時の扉』を超える初動を記録したがCHAGE and ASKA『RED HILL』(初動60.0万枚)に阻まれ最高位は2位。94年にB-Gram RECORDSから再発された。

前作『時の扉』のような耳当たりの良いポップナンバーだけでなく、若干癖のあるメロディーやロックテイストの曲も見られる。柴崎作曲の表題曲「Little Bit…」は一筋縄では行かないメロディー展開が魅力の名バラードでオススメだし、大陸的なロック「DON'T CRY」も中々の名曲。しかしこの時になって「時の扉」カップリングだった「声にならないほどに愛しい」をわざわざ引っ張ってきて収録しているのは何故なのだろう…。シングル収録時とはギターソロが変わっていると言うけど7曲しか無いミニアルバムに既出曲を入れる位ならその分新曲を用意すべきだったのでは?情報によると同年にZYYGに歌詞提供していた「君が欲しくてたまらない」のセルフカバーを収録する予定もあったそうで、そちらを入れていた方がアルバムとして締まった気がする(結局そのセルフカバーは02年の『complete of WANDS at the BEING studio』に収録されるまでお蔵入りとなった)。

満足度★★★☆☆




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時の扉
WANDS


01.時の扉
02.このまま君だけを奪い去りたい
03.星のない空の下で
04.もっと強く抱きしめたなら
05.ガラスの心で
06.そのままの君へと…
07.孤独へのTARGET
08.Mr.JAIL
09.Keep My Rock'n Road
10.世界中の誰よりきっと~Album Version~


1993年4月17日、初登場1位(4週連続)
初動41.1万枚、売上162.6万枚、登場33週
東芝EMI
Produce:長戸大幸

1994年2月2日(再発)
B-Gram RECORDS


WANDSの2ndアルバム『時の扉』。シングル「もっと強く抱きしめたなら」(1位 166.3万枚)「時の扉」(1位 144.3万枚)収録。「このまま君だけを奪い去りたい」はDEENに歌詞提供したシングル曲のセルフカバー、「世界中の誰よりきっと~Album Version~」は中山美穂とのコラボシングルのセルフカバー。初回出荷盤は三方背収納BOX付属。シングル「愛を語るより口づけをかわそう」と同時発売され、シングル・アルバム同時に初登場1位を獲得。その後4週連続で共に首位を守った(これは未だに同時首位最長記録とされている)。ミリオンセラーを達成し、自身最高のアルバム売上となった。自身のユニットSO-FIを結成する為に脱退した大島の後任として木村真也が加入して初のアルバム(これ以降が第2期WANDS)。

収録シングルのイメージのまま、ポップでキャッチーなナンバーが並んでいて聴きやすい。90年代ビーイングど真ん中という感じの作品だ。ただシングル級かそれ以上の名曲と言える「星のない空の下で」や歌詞提供やコラボで大ヒットした曲のセルフカバー等主要な楽曲はどれも後のベスト盤に収録されているので今作を聴きかえす事は少ない。大ブレイク期だけあってWANDSのパブリックイメージほぼそのままなアルバムではあるんだけど、この時期の雰囲気はベスト盤でも大体掴めてしまうので手に取る優先順位は最後の方でも良いと思う。

「世界中の誰よりきっと~Album Version~」は上杉が単独でボーカルを務めるWANDSバージョンとなっておりコーラスとして宇徳敬子が参加している。華やかさのあった原曲とは違って若干物悲しい哀愁の入ったナンバーに仕上がっておりこちらのバージョンもかなり好みだ。一方で「このまま君だけを奪い去りたい」のセルフカバーはDEEN池森の声で慣れているせいか個人的にはイマイチだった。

満足度★★★☆☆




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WANDS
WANDS


01.ふりむいて抱きしめて
02.Cloudy Sky
03.寂しさは秋の色
04.もう 自分しか愛せない
05.Good Sensation
06.この夢だけを…


1992年6月17日、最高10位
売上34.9万枚、登場37週
東芝EMI
Produce:長戸大幸

1994年2月2日(再発)
B-Gram RECORDS


WANDSの1stアルバム『WANDS』。シングル「寂しさは秋の色」(63位 3.1万枚)「ふりむいて抱きしめて」(80位 2.0万枚)収録。上杉昇(ボーカル)、柴崎浩(ギター)、大島康祐(キーボード)の三人だった当時の編成は第1期WANDSと呼ばれる。1か月後のシングル「もっと強く抱きしめたなら」を発表後、大島が自身のユニットSO-FIを結成するために脱退したため、今作は第1期WANDS最初で最後のアルバムとなった。94年にB-Gram RECORDSから再発された。

デビューシングル「寂しさは秋の色」こそ栗林誠一郎の作曲であるものの、それ以外の全曲の作・編曲に大島が関わっており当時はかなり大島を中心としたグループだったんだなという事がうかがえる。バブルの匂いを醸し出す軽めの打ち込みサウンドは現在聴くとやはり時代を感じさせられる。かなりearly'90s感が漂うアルバムだ。「Cloudy Sky」や「この夢だけを…」等はファン人気もあるみたいだけど後のヒット曲のようなキャッチーさは薄い。後追いで聴いた身としてはやはりシングルの「ふりむいて抱きしめて」と「寂しさは秋の色」のみが突出している印象。

満足度★★☆☆☆




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