【アルバム感想】『Dream “A” live』嵐

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Dream “A” live

収録曲

01.theme of Dream “A” live※インスト
(作曲・編曲:ha-j)
02.Move your body
(作詞:HYDRANT、Rap詞:櫻井翔、作曲:Mike Rose、編曲:ha-j)
03.Happiness
(作詞:Wonderland、作曲:岡田実音、編曲:北川吟)
04.虹の彼方へ
(作詞:みうらともかず、Rap詞:櫻井翔、作曲:吉川慶、編曲:鈴木雅也)
05.Do my best
(作詞・作曲:youth case、編曲:北川吟)
06.シリウス
(作詞:UNITe、作曲:小林建樹、編曲:石塚知生)
07.Flashback
(作詞:小川貴史、Rap詞:櫻井翔、作曲:今井晶規、編曲:安部潤)
08.Dive into the future
(作詞:UNITe、作曲:Mattias Hakansson・Carl Utbult・Anton Malmberg、編曲:岩田雅之)
09.声
(作詞:小川貴史、作曲:多田慎也、編曲:NAOKI-T)
10.My Answer
(作詞・作曲・編曲:笹本安詞、Rap詞:櫻井翔)
11.Life goes on
(作詞:多田慎也、作曲・編曲:岩田雅之)
12.Step and Go
(作詞:Wonderland、Rap詞:櫻井翔、作曲:youth case、編曲:吉岡たく)
13.YOUR SONG
(作詞・作曲:杉山勝彦、編曲:高橋哲也)
14.Once Again※通常盤のみ収録
(作詞:Wonderland、Rap詞:櫻井翔、作曲:Alfred Tuohey・Thanh Bui、編曲:CHOKKAKU)

データ

2008年4月23日、初登場1位
初動22.1万枚、売上32.2万枚、登場53週
J Storm

作品概要

嵐の8thアルバム『Dream “A” live』。2007年の前作『Time』から約10ヶ月ぶり。

シングル「Happiness」(1位 29.2万枚)「Step and Go」(1位 37.6万枚)収録。通常盤にはラストに「Once Again」が収録されている。初回限定盤のみ特典CDが付属しており、そちらにはメンバー5人それぞれのソロ曲が収録。

1stアルバム『ARASHI NO.1~嵐は嵐を呼ぶ~』以来に初動が20万枚を突破。累計では30万枚を超え、この時点で1stアルバムに次ぐ2番売上となった

2019年には翌年いっぱいでの活動休止を発表した影響で再ランクインする現象が起きた。

感想

2008年の嵐というと6月に映画『花より男子FINAL』主題歌の「One Love」、8月にドラマ『魔王』主題歌&北京オリンピックテーマの両A面「truth/風の向こうへ」、11月に二宮主演ドラマ『流星の絆』主題歌の「Beautiful days」と出すシングルがどれも大ヒット。特に「truth/風の向こうへ」「One Love」はシングル年間1・2位を独占、「Beautiful days」も10位に食い込む等まさに嵐の人気が爆発した年である。

しかしそんな中今作の存在感はやや薄かった。上記の本格的な嵐旋風は08年の初夏以降に巻き起こったので2月リリースのシングル「Step and Go」、及び4月リリースの今作は「そういえば出てた」というか、夏以降の熱狂の頃には既に忘却の彼方だったような…。例年通り夏に今作をリリースしていれば、もっと高い売上を叩き出せたのではないか…とも妄想する。それほど2008年の嵐は上昇気流で、日々存在が巨大なものになっていってた記憶がある。

さて今作の感想であるが、やはり前作『Time』に引き続き「これぞ嵐!」という感じの良曲揃い。応援ソングとして売上の割りに代表曲の地位を得ている「Happiness」が入っているのでこの曲のキャッチーさを期待して今作を聴いても満足度は高いと思う。また僕としては「Step and Go」も春ソングとしてかなりの名曲だと思うのだが何故か知名度が低い気が…。サビも素晴らしいしサクラップもキレッキレなのだが…。一応、嵐躍進の年である2008年リリースなのだがやはり発売が早すぎたか?もう数ヶ月後に発売していれば…でもこの年は夏以降大型タイアップのシングルが渋滞してたから2月しか無かったのかな。

アルバム曲では大団円を感じさせる壮大バラード「YOUR SONG」がお気に入り。今や乃木坂46の主力作家として名を馳せている杉山勝彦だけあって名曲だ。前作でも多田慎也が作家として参加していたが、AKBや乃木坂で名を広げるこの両者が、その数年前に嵐にも楽曲提供していたとは中々驚き。

おすすめ度★★★★☆

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