【アルバム感想】『DRIVE-GLAY complete BEST』GLAY

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DRIVE-GLAY complete BEST
GLAY

収録曲

DISC.1

01.とまどい(Jet the Phantom)
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
02.口唇
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
03.SHUTTER SPEEDSのテーマ
(作詞:TAKURO、作曲:JIRO、編曲:佐久間正英・GLAY)
04.ずっと2人で…
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
05.グロリアス
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
06.a Boy~ずっと忘れない~
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
07.生きてく強さ
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
08.HAPPY SWING
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
09.彼女の”Modern…”
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
10.SOUL LOVE
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
11.HOWEVER
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
12.I’m in Love
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)

DISC.2

01.誘惑
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
02.生きがい
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
03.ビリビリクラッシュメン
(作詞:TAKURO、作曲:JIRO、編曲:佐久間正英・GLAY)
04.BELOVED
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
05.HAPPINESS
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
06.サバイバル
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
07.pure soul
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
08.BE WITH YOU
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
09.Winter,again
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
10.春を愛する人
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
11.SPECIAL THANKS
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)
12.Missing You
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:佐久間正英・GLAY)

データ

2000年11月29日、初登場1位
初動172.7万枚、売上263.7万枚、登場24週
Produce:佐久間正英
UNLIMITED RECORDS

作品概要

GLAYの2ndベストアルバム『DRIVE-GLAY complete BEST』。1997年の『REVIEW-BEST OF GLAY』に続く自身2作目のベスト盤。アルバムとしては99年の5th『HEAVY GAUGE』から約1年1ヶ月ぶり。初回盤はロングケース、ライナーノーツが付属。

前ベスト『REVIEW』の続編では無く、改めてデビューから2000年時点までの全期間を対象としたオールタイムベストである。収録曲は同年8月のシングル「とまどい/SPECIAL THANKS」封入のリクエストハガキによるファン投票を参考に選出されている。あくまで参考という事で投票結果がそのまま収録曲に反映されている訳では無い。

シングル「とまどい/SPECIAL THANKS」(1位 100.9万枚)「Missing You」(1位 54.8万枚)がアルバム初収録。この内「とまどい」はエンディングが長くなっている「とまどい(Jet the Phantom)」という別バージョン。19thシングル「MERMAID」は「次のアルバムの核になる曲だから」というTAKUROの意向で未収録となったらしい(翌年の次回作『ONE LOVE』に収録)。全曲にHowie Weinbergによるデジタル・リマスタリングが施されている。

初動172万枚を売り上げ(この初動はCD2枚組以上のアルバムで歴代最高の数字であるという)初登場1位を獲得。500万枚に迫る売上を記録した前ベスト『REVIEW』には及ばなかったが、自身2番売上となる263万枚という特大ヒット作となった。年末発売だったので売上は翌年分に集計され2001年度年間アルバムチャートで4位につけている。

感想

90年代のGLAY、いわゆる売上全盛期のGLAYのおいしい部分をギュッと凝縮して聴ける圧巻の大ヒット曲集。大ヒット曲が多い故に2枚組・計24曲というボリュームでも全く胃もたれしない。厳選された感があるよね。「HOWEVER」「誘惑」「Winter,again」という大ヒットシングルは勿論収録されているし、主要なアルバム曲もガッチリ入っている。特に「春を愛する人」「pure soul」「生きがい」といったアルバムの大名曲がしっかり押さえてあるのが素晴らしい。シングル以外も入れつつ、2枚組に収まる曲数に抑え、更に曲順もバッチリハマってる。入れる・入れないのチョイスがこの上なく上手いとんでもなく優秀なベスト盤である。聴き易さ最強クラス。

2009年にはその時点までのシングルA面を順番通りに並べ、新曲や再録も大量に盛り込んだ重量ベスト『THE GREAT VACATION~SUPER BEST OF GLAY~』のVOL.1・VOL.2がリリース。更に2020年には各メンバー自身が選曲した4枚組『REVIEWⅡ -BEST OF GLAY-』がリリースされている。しかしどれも盛り盛りの重量級だし、それぞれがどうにも癖の強いベストとなっているので、全盛期をコンパクトにストレートに聴ける今作は未だにGLAYの入り口としては最もオススメだ。

わたくしマーが中学生時代、最初に買ったGLAYのアルバムが今作だった。未だに「とまどい」が1、2を争う程好きな曲になっているのはこのアルバムで1曲目に聴いた影響である。それ以来何十回、下手したら何百回と聴きまくったので思い入れがハンパ無い。音楽にハマり始めた時期でもあったので、わたくしマーのJ-POP始まりの一作には確実に入るアルバムである。GLAYよ素晴らしい「うた」をありがとう

今作のおかげでGLAYの魅力に気付けたし、心の名曲にも沢山出会う事が出来た。逆に20世紀GLAYを纏めた今作にハマり過ぎたせいか、21世紀のGLAYにそこまで惹かれなくなってしまったという弊害もあったかもしれない…。僕の中でGLAYというと未だに今作の時期が全て、という感じになってるんだよな。

おすすめ度★★★★★

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