【アルバム感想】『pure soul』GLAY

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pure soul
GLAY

収録曲

01.YOU MAY DREAM
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY・佐久間正英)
02.ビリビリクラッシュメン
(作詞:TAKURO、作曲:JIRO、編曲:GLAY・佐久間正英)
03.May Fair
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY・佐久間正英)
04.SOUL LOVE
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY・佐久間正英)
05.出逢ってしまった2人
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY・佐久間正英)
06.pure soul
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY・佐久間正英)
07.誘惑
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY・佐久間正英)
08.COME ON!!
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY・佐久間正英)
09.FRIEDCHICKEN & BEER
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY・佐久間正英)
10.3年後
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY・佐久間正英)
11.I’m in Love
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY・佐久間正英)

データ

1998年7月29日、初登場1位(2週連続)
初動131.7万枚、売上242.7万枚、登場42週
Produce:佐久間正英
UNLIMITED RECORDS

作品概要

GLAYの4thアルバム『pure soul』。前年のベストアルバム『REVIEW-BEST OF GLAY』から9ヶ月ぶり、オリジナルアルバムとしては1996年の『BELOVED』から1年8ヶ月ぶりだった。

シングル「誘惑」(1位 162.6万枚)「SOUL LOVE」(2位 137.2万枚)収録。「口唇」と「HOWEVER」の2シングルは『REVIEW-BEST OF GLAY』に収録されていたため、オリジナルアルバム未収録となった。「FRIEDCHICKEN & BEER」にはLUNA SEAのSUGIZOがゲスト参加している。また「I’m in Love」には多数の著名人(オセロ・鈴木紗理奈・せがわきり・富田京子・長島三奈・中山加奈子・山本シュウなど)がコーラスとして参加している。

初動のみで131万枚を突破。累計でダブルミリオンを記録する大ヒット作となった。1998年度年間アルバムチャート7位。500万枚に迫るセールスを記録した『REVIEW-BEST OF GLAY』には及ばなかったけど、GLAYのオリジナルアルバムでは最高の売上となった。GLAY全体では『REVIEW-BEST OF GLAY』『DRIVE-GLAY complete BEST』に次ぐ3番目の売上。

2018年7月にはデモ音源や未発表曲を盛り込んだ2CD+1Blu-rayの復刻盤『pure soul Anthology』がリリースされている。

感想

前年秋のベストアルバム『REVIEW-BEST OF GLAY』が日本新記録を叩き出す空前の大ヒットとなり、まさにGLAYという存在が音楽シーンのど真ん中に打ち立てられた全盛期真っただ中のアルバム。それまで天下を獲っていたミスチルが前年活動休止に入り、その枠にスッポリ収まったっていうのもあるんだろうか…(ミスチルファン目線の印象)。オリジナルアルバム最大ヒットだし、この年年間1位ヒットの「誘惑」も入ってるし今作が一応代表作という事になるのかな。

1曲目の「YOU MAY DREAM」からスケールのデカさが凄い。巨大な会場で演奏する事を想定して作られたかのような壮大感で嫌でもワクワクしてくる優秀なオープニングナンバー。その後も「BELOVED」とシングル化をどっちにするか迷ったというバラード「May Fair」、シリアスかつ歌謡曲の風味もある「出逢ってしまった2人」、一部では”裏HOWEVER”の異名を持つTAKUROの心情を全面展開した大名曲「pure soul」、大団円を思わせるパーティーソング「I’m in Love」などGLAYの歴史でも重要な楽曲たちが並ぶ。勿論シングルの「誘惑」「SOUL LOVE」の名曲ぶりは言わずもがなだし。全盛期極まるGLAYを聴きたいときは今作がオススメ。安心安定の内容である。

ちなみに10曲目「3年後」のイントロのギターがMr.Childrenの「シーラカンス」(5thアルバム『深海』収録曲)に激似。似ているを通り越してパ〇リやんけ…と心配になるレベルなのだがこれは全くの偶然(?)らしい。この件でTAKUROが桜井和寿に謝罪に行ったところ、笑って許してもらえたという逸話がある。「これは似過ぎですよ…」とスタッフにでも忠告されたのだろうか?

おすすめ度★★★★☆

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