Ballad Selection
KinKi Kids
収録曲
01.愛のかたまり(M album Ver.)
(作詞:堂本剛、作曲:堂本光一、編曲:武部聡志)
02.むくのはね
(作詞・作曲:玉置浩二、編曲:吉田建、コーラスアレンジ:Ko-saku)
03.雪白の月
(作詞:Satomi、作曲:松本良喜、編曲:十川知司)
04.青の時代
(作詞・作曲:canna、編曲:新川博)
05.薄荷キャンディー
(作詞:松本隆、作曲・編曲:Fredrik Hult・Ola Larsson・Oystein Grindheim・Henning Harturng、コーラスアレンジ:三谷泰弘)
06.Anniversary
(作詞:Satomi、作曲:織田哲郎、編曲:家原正樹)
07.Family~ひとつになること
(作詞:堂本剛、作曲:堂本光一、編曲:吉田建、ストリングスアレンジ:旭純)
08.いのちの最後のひとしずく
(作詞・作曲:山下達郎、編曲:船山基紀、コーラスアレンジ:高尾直樹)
09.Love is…~いつもそこに君がいたから~
(作詞・作曲:成海カズト、編曲:garamonn)
10.もう君以外愛せない
(作詞・作曲:周水(canna)、編曲:重実徹)
11.to Heart
(作詞:久保田洋司・E.komatsu、作曲:宮崎歩、編曲:CHOKKAKU)
12.停電の夜には-On the night of a blackout-
(作詞:秋元康、作曲:Mats MP Persson・Christer schill)
13.銀色 暗号
(作詞:堂本剛、作曲:堂本光一、編曲:吉田建)
14.White Avenue※通常盤のみ収録
(作詞・作曲:伊沢麻未、編曲:sugarbeans、コーラスアレンジ:伊沢麻未)
15.道は手ずから夢の花(20th Anniversary Ver.)※通常盤のみ収録
(作詞・作曲:安藤裕子、編曲:松本良喜)
データ
2017年1月6日、初登場1位
初動12.3万枚、売上15.9万枚、登場18週
Produce:KinKi Kids
ジャニーズ・エンタテインメント
作品概要
KinKi Kids初のバラードベストアルバム『Ballad Selection』。これまでのキャリアの中からバラードをセレクトして収録。初回盤はジュエリーBOX仕様で光一・剛本人の直筆メッセージ入り。通常盤はボーナストラックとして新曲「White Avenue」とこの時点での最新シングル「道は手ずから夢の花」の20周年バージョンが追加収録されている。この2017年はKinKi Kidsデビュー20周年の年であり、年末にはオールタイムベスト『The BEST』がリリースされる事となる。
感想
2007年のファン投票+自選ベスト『39』とは15(13)曲中7曲(その内「愛のかたまり」はバージョン違い)が被っており、おまけにKinKiファンはバラードに魅力を感じている人が多いようであの時の投票上位4曲がモロに被っている。なので何となく既視感のある選曲である。更に紅白初出場で固定ファン以外の興味が湧きやすいこのタイミングなら外向けなオーソドックスベストの方が良かったのでは…(結局オールタイムベストは年末まで焦らされた)。
しかしやはりKinKiバラードは名曲の宝庫であるのもまた事実。「愛のかたまり(M album Ver.)」なんかは『M album』で聴いた時は埋もれてたんだけど今作でピックアップされた事で素晴らしい出来だと思えたし改めてメロディーの良さを感じられた。ファンが改めてKinKiバラードの魅力に浸れる一作でもあるし、重量級では無く1枚モノなので「青の時代」や「もう君以外愛せない」位しか知らない人でも結構聴きやすいんじゃないかと。欲を言うと初期の名曲「せつない恋に気づいて」や「FRIENDS」も入れて欲しかったが…。
通常盤ボーナストラック
完全新曲「White Avenue」は派手さは無いもののKinKiバラードの旨味をしっかり入れ込んだ良曲。シングルA面という感じでは無くC/Wの名曲という雰囲気か。反対に「道は手ずから夢の花(20th Anniversary Ver.)」はオリジナルと打って変わって派手なアレンジにされている。壮大にはなったけどこの曲に関してはシングル時の落ち着いたアレンジの方が味わい深くて好きだった。
おすすめ度★★★★☆
コメント