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【アルバム感想】『シフクノオト』Mr.Children

シフクノオト
Mr.Children

シフクノオト

収録曲

01.言わせてみてぇもんだ
02.PADDLE
03.掌
04.くるみ
05.花言葉
06.Pink~奇妙な夢
07.血の管
08.空風の帰り道
09.Any
10.天頂バス
11.タガタメ
12.HERO

データ

2004年4月7日、初登場1位
初動80.3万枚、売上141.1万枚、登場75週
Produce:小林武史
トイズファクトリー

作品概要

Mr.Childrenの11thアルバム『シフクノオト』。タイトルには「至福の音」「私服の音」「至福ノート(譜面)」等、様々な意味が込められている。仮タイトルは『コミックス』。

シングル「Any」(1位 50.9万枚)「HERO」(1位 55.3万枚)「掌/くるみ」(1位 65.2万枚)に加え、カップリングから「空風の帰り道」を収録。また「タガタメ」は2003年9月からラジオ限定で解禁されていた曲であり今作で初のCD化となった。初回限定盤にはレコーディング風景やインタビューを収めたDVDが付属する。

売上が復調した前作『IT’S A WONDERFUL WORLD』からさらに初動・累計共に跳ね上がり大ヒットを記録。2000年以降のオリジナルでは自身最大のヒットアルバムとなった。既にCD不況真っただ中だった2004年当時、ここまでセールス面で復調を見せたなんて今考えても本当奇跡的だ。

2002年は桜井の小脳梗塞により予定されていたライブツアー2本が中止になったものの、半年間の療養を経て12月11日にシングル「HERO」をリリース。更に12月21日には横浜アリーナにて一夜限りのライブを行い完全復帰に思えたが、次のシングル「掌/くるみ」までは1年というブランクが空いた。桜井は体調も回復し活動する気まんまんだったようだが、復活後のMステトークでドラム・鈴木の「諸事情」によって本格的な活動再開が遅れたという事が発覚。ブランクの詳しい理由は未だ不明だが、雑誌のインタビューではバンド活動を止めてしまったという責任から桜井が無理をしてしまわないように、あえて鈴木が休みをとった等と語られている。

感想

前作でスタートした2度目の全盛期がいきなり絶頂に来た感のある名盤。全編通してとにかく隙が無い。1曲目からマイナーでやや変化球な曲だがこれはこれで凄く味があって良いし、シングル級の爽快ナンバーである2曲目「PADDLE」からはもう怒涛の勢い。重たいメッセージソング「タガタメ」と「HERO」の配置は意図的らしく、「タガタメ」で歌われているようなスケールの大きな悩みや問題も、元をたどれば一人のちっぽけな人間の想いから生まれくるのだ…という事をこのラスト2曲の流れで表しているんだとか。

前作に引き続き迷わず今作もリアルタイムで購入したので思い入れも半端無く何回聴いたかわからない。発売から数年経ち高校生になってから周りに聞くと、特にミスチルのファンってわけでは無いんだけど『シフクノオト』だけは持っているという人が多かった。ごく狭い範囲の話かもしれないが「あぁ、このアルバムは他より頭一つ抜けて世間的に浸透してるんだな」ということを肌で実感したものだ。もちろん内容・完成度のレベルも凄まじいし、21世紀に入ってからの名盤を一つ選ぶとしたらコレになるんじゃないかな。あと個人的に歴代“発売日が待ち遠しくて仕方が無かったCD”1位が今作である(どうでもいい?)。

おすすめ度★★★★★

シフクノオト

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Mr.Children
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