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【アルバム感想】『SOUNDTRACKS』Mr.Children

SOUNDTRACKS
Mr.Children

収録曲

01.DANCING SHOES
(作詞・作曲:桜井和寿、編曲:Mr.Children・Steve Fitzmaurice・Ken Masui)
02.Brand new planet
(作詞・作曲:桜井和寿、編曲:Mr.Children・Steve Fitzmaurice・Ken Masui)
03.turn over?
(作詞・作曲:桜井和寿、編曲:Mr.Children・Steve Fitzmaurice・Ken Masui)
04.君と重ねたモノローグ
(作詞・作曲:桜井和寿、編曲:Mr.Children・Steve Fitzmaurice・Ken Masui)
05.losstime
(作詞・作曲:桜井和寿、編曲:Mr.Children・Steve Fitzmaurice・Ken Masui)
06.Documentary film
(作詞・作曲:桜井和寿、編曲:Mr.Children・Steve Fitzmaurice・Ken Masui)
07.Birthday
(作詞・作曲:桜井和寿、編曲:Mr.Children・Steve Fitzmaurice・Ken Masui)
08.others
(作詞・作曲:桜井和寿、編曲:Mr.Children・Steve Fitzmaurice・Ken Masui)
09.The song of praise
(作詞・作曲:桜井和寿、編曲:Mr.Children・Steve Fitzmaurice・Ken Masui)
10.memories
(作詞・作曲:桜井和寿、編曲:Mr.Children・Steve Fitzmaurice・Ken Masui)

データ

2020年12月2日、初登場1位
初動27.9万枚、売上38.5万枚、登場19週
Produce:Mr.Children・Steve Fitzmaurice・Ken Masui
トイズファクトリー

2021年2月14日(DL)、初登場6位、最高1位
0.8万DL

作品概要

Mr.Childrenの20thアルバム『SOUNDTRACKS』。前作『重力と呼吸』から2年2ヶ月ぶり。元号が平成から令和に変わって初のアルバムとなる。

シングル「Birthday/君と重ねたモノローグ」(2位 9.9万枚)、配信シングル「turn over?」(2位)収録。「Brand new planet」はフジテレビ系ドラマ『姉ちゃんの恋人』主題歌、「others」はキリンビールCMソング、「The song of praise」は情報番組『ZIP!』テーマソング。

ロンドンのRAK StudioロサンゼルスのSunset Soundでレコーディングが行われた。海外でのレコーディングは2000年の9thアルバム『Q』以来。アルバム全曲を海外でレコーディングしたのは今作が初である。

初回限定盤AはCD+DVD、初回限定盤BはCD+Blu-rayが付属。こちらのCD・Blu-rayには「LIVE & Documentary of SOUNDTRACKS “MINE”」と「Documentary film」のMUSIC VIDEOが収録されている。通常盤はCDのみ。またキャリア初であるアナログ盤(初回生産限定)でもリリースされた。アルバム発表と同時にアルバム公式Twitterが開設、リリース週にはマイクロバス「SOUNDTRACKS号」が渋谷周辺を走る等の企画が実施された。

初動27.9万枚を売り上げ初登場1位を獲得。1990年代・2000年代・2010年代・2020年代の4つの年代でアルバム1位を獲得した事となる。2020年度年間アルバムチャート7位。翌2021年2月14日にはダウンロード・サブスクリプション配信が開始。週間DLランキングで初登場6位となり、翌週には浮上して1位を獲得した。

感想

2018年の前作『重力と呼吸』と同じく10曲収録というコンパクトさ。セルフプロデュース1発目だった『REFLECTION』こそ全23曲という特大ボリューム(と言うよりもはや楽曲の集合体だった)だったけど、以降の2作がここまでスマートになるとは驚き。90年代~00年代は壮大さやボリューム感で持っていくアルバムが多かったイメージだけに、いま現在のミスチルのモードはこういうコンパクトな感じなのだろう。

初の全曲海外レコーディングかつ、海外プロデューサーとの制作。この点を踏まえて聴くと、サウンド面で確かな奥深さや新鮮さを見出せなくもない。ここら辺は音楽通な方々ならばもっと刺さる部分があるのかも。僕は残念ながら「これが海外サウンドなのだ!」と聞き分けられる耳を持っていないもので、「何となくそう感じる」という所に留まってしまう。

先行CDシングル「Birthday」のあまりの軽やかさには衝撃を受けた(もうちょっとガツンとバンドが鳴っていて欲しいな…と)が、アルバム全体の印象は割かし悪くない。1曲目「DANCING SHOES」は過去曲でいうと「LOVE はじめました」系のダーティな曲で、トップバッターにこんな変わり種を持ってくるんだ!という構成がまず面白い。そこからリード曲「Brand new planet」に繋がると一気に視界が開ける。メロディーの強さで言うともはや過去には及ばないだろうけど、その分繰り返し聴く事で滲み出る味も確実にあると思う。『重力と呼吸』の感想では「もう少しガツンとしたものを聴きたい」と書いたんだけど、現在のミスチルがこういうコンパクト路線なのであればこちらも聴き方を変えようかなと思ったし、そうする事でもっと良さを見出せていける一作だろう。

僕としてはもう一つのリード曲とも言えるセツナバラード「Documentary film」が頭一つ抜けて良かった。シングル級のサビだし、この曲ならば従来のミスチルを感じられるというリスナーも多いのではなかろうか。この曲、単なるアルバム曲であるにも関わらず『CDTVクリスマススペシャル』『ミュージックステーション ウルトラSUPER LIVE 2020』『第71回NHK紅白歌合戦』と年末大型歌番組で歌われまくったのが凄い。それほどミスチル(特に桜井さんか?)本人の力が込められた曲だという事だろう。

おすすめ度★★★★☆

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