【アルバム感想】『complete of PAMELAH at the BEING studio』PAMELAH

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complete of PAMELAH at the BEING studio
PAMELAH

収録曲

01.LOOKING FOR THE TRUTH
(作詞:Mariko Kurosawa、作曲・編曲:小澤正澄)
02.I FEEL DOWN
(作詞:水原由貴、作曲・編曲:小澤正澄)
03.キレイになんか愛せない
(作詞:水原由貴、作曲・編曲:小澤正澄)
04.I shall be released
(作詞:水原由貴、作曲・編曲:小澤正澄)
05.BLIND LOVE
(作詞:水原由貴、作曲・編曲:小澤正澄)
06.涙
(作詞:水原由貴、作曲・編曲:小澤正澄)
07.SPIRIT
(作詞:水原由貴、作曲・編曲:小澤正澄)
08.いとしいキミ
(作詞:水原由貴、作曲・編曲:小澤正澄)
09.CONFIDENCE
(作詞:水原由貴、作曲・編曲:小澤正澄)
10.TWO OF HEARTS
(作詞:水原由貴、作曲・編曲:小澤正澄)
11.キズナ
(作詞:水原由貴、作曲・編曲:小澤正澄)
12.記憶
(作詞:水原由貴、作曲・編曲:小澤正澄)
13.許されない恋
(作詞:水原由貴、作曲・編曲:小澤正澄)
14.individualism
(作詞:水原由貴、作曲・編曲:小澤正澄)
15.LOVE IS PAIN※水原由貴ソロシングル
(作詞:水原由貴、作曲:後藤康二、編曲:大島康祐)
16.曖昧※未発表曲
(作詞:水原由貴、作曲・編曲:小澤正澄)

データ

2003年1月25日、最高126位
売上0.5万枚、登場3週
Produce:長戸大幸
B-Gram RECORDS

再発盤データ

2012年9月26日

作品概要

PAMELAHのベストアルバム『complete of PAMELAH at the BEING studio』。ビーイング主導でアーティスト毎に纏められた『at the BEING studio』シリーズ第7弾。これまでの全シングルをリリース順に収録。更に2000年3月に発売されたボーカル・水原由貴のソロシングル「LOVE IS PAIN」(74位 0.3万枚)、PAMELAHとしての未発表曲「曖昧」を加えた全16曲。00年以降活動が一切無くなり凍結状態に陥っていたが今作発売後、ファンクラブ会員に正式に活動停止が通知されたという。全曲リマスタリング、ライナーノーツ付き、スペシャルBOX仕様。12年9月26日には価格を1680円に改め期間限定で再発された。

感想

デビューからラストシングルまでが順番通りに並んでいるシングルコレクション的ベストなので初心者には一番分かりやすい内容。資料的な価値十分。ただ僕としては、これからPAMELAHに触れようという人には今作よりも97年のベスト『HIT COLLECTION~CONFIDENCE~』の方をオススメしたい。あちらならばセールス全盛期のシングルに加え1st~3rdアルバム期のアルバムやカップリングの名曲が収録されている。アルバムにこそ光るナンバーが揃っていたPAMELAHゆえ、実験的な色が見える末期のシングル群を聴くよりも初期~中期のアルバム曲の方が抜群にキャッチーだしこのユニットの勢いを感じられると思う。

水原のソロシングル「LOVE IS PAIN」は作曲を元ZYYGの後藤康二、編曲を第1期WANDSの大島こうすけが手掛けているのでPAMELAHとはかなり色が異なるしんみりバラード。しかし小澤以外の曲を歌う水原というのも新鮮だし声の魅力を改めて感じられる一曲なのでファンならば持っておいて損は無い。あと未発表曲「曖昧」の〈曖昧にはしたくないよ 自然消滅はいらない〉というフレーズが妙に目をひく。結果的に自然消滅となってしまったPAMELAHの末路と重なりかなり意味深だ。WANDSが解体後にリリースした未発表曲「太陽のため息」(2000年のベスト『BEST OF WANDS HISTORY』収録)の歌詞もかなーり意味深だったし…。ビーイング側は意図的にやっているのだろうか?だとしたら何だか怖いぞ…。

おすすめ度★★★★☆

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