Little Bit…
WANDS
収録曲
01.天使になんてなれなかった
(作詞:上杉昇、作曲:柴崎浩、編曲:葉山たけし)
02.恋せよ乙女
(作詞:上杉昇、作曲:大島康祐、編曲:葉山たけし)
03.DON’T CRY
(作詞:上杉昇、作曲:川島だりあ、編曲:葉山たけし)
04.君にもどれない
(作詞:上杉昇、作曲:柴崎浩、編曲:葉山たけし)
05.声にならないほどに愛しい
(作詞:上杉昇、作曲:織田哲郎、編曲:明石昌夫)
06.Little Bit…
(作詞:上杉昇、作曲:柴崎浩、編曲:葉山たけし)
07.愛を語るより口づけをかわそう
(作詞:上杉昇、作曲:織田哲郎、編曲:明石昌夫)
データ
1993年10月6日、最高2位
初動48.3万枚、売上95.2万枚、登場20週
Produce:WANDS
東芝EMI
再発盤
1994年4月1日
B-Gram RECORDS
作品概要
WANDSの3rdアルバム『Little Bit…』。前作『時の扉』から僅か半年という短いスパンでのリリースだった。
シングル「愛を語るより口づけをかわそう」(1位 112.1万枚)「恋せよ乙女」(1位 81.9万枚)に加え、「時の扉」カップリングから「声にならないほどに愛しい」を収録。この曲はMANISHへ歌詞提供した曲のセルフカバーであり、今作収録にあたりギターソロが変更されている。前作を超える初動を記録したが、CHAGE and ASKA『RED HILL』(初動60.0万枚)に阻まれ最高位は2位。94年にB-Gram RECORDSから再発された。
感想
前作のような耳当たりの良いポップナンバーだけでなく、若干癖のあるメロディーやロックテイストの曲も見られる。柴崎作曲の表題曲「Little Bit…」は一筋縄では行かないメロディー展開が魅力の名バラードでオススメだし、大陸的なロック「DON’T CRY」も中々の名曲。しかしこの時になって「時の扉」カップリングだった「声にならないほどに愛しい」をわざわざ引っ張ってきて収録しているのは何故なのだろう…。シングル収録時とはギターソロが変わっていると言うけど7曲しか無いミニアルバムに既出曲を入れる位ならその分新曲を用意すべきだったのでは? 情報によると同年にZYYGに歌詞提供していた「君が欲しくてたまらない」のセルフカバーを収録する予定もあったそうで、そちらを入れていた方がアルバムとして締まった気がする(結局そのセルフカバーは2002年のベスト『complete of WANDS at the BEING studio』に収録されるまで9年間もの間お蔵入りとなった)。
おすすめ度★★★☆☆
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