【アルバム感想】『HOLIDAYS IN THE SUN』YUI

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HOLIDAYS IN THE SUN
YUI

HOLIDAYS IN THE SUN

収録曲

01.to Mother
(作詞・作曲:YUI、編曲:HISASHI KONDO)
02.again
(作詞・作曲:YUI、編曲:HISASHI KONDO)
03.Parade
(作詞・作曲:YUI、編曲:northa+)
04.es.car
(作詞・作曲:YUI、編曲:e.u.Band・HISASHI KONDO)
05.Shake My Heart
(作詞・作曲:YUI、編曲:Tsuyoshi Kinoe)
06.GLORIA
(作詞・作曲:YUI、編曲:HISASHI KONDO)
07.I do it※セルフカバー(ステレオポニー)
(作詞:AIMI、作曲:YUI、編曲:northa+)
08.Please Stay With Me
(作詞・作曲:YUI、編曲:HISASHI KONDO)
09.Summer Song
(作詞・作曲:YUI、編曲:northa+)
10.Cinnamon
(作詞・作曲:YUI、編曲:northa+)
11.Driving Happy Life
(作詞・作曲:YUI、編曲:northa+)
12.It’s all too much
(作詞・作曲:YUI、編曲:HISASHI KONDO)
13.Kiss me
(作詞・作曲:YUI、編曲:northa+)

データ

2010年7月14日、初登場1位
初動18.5万枚、売上31.3万枚、登場32週
Produce:近藤ひさし
Sony Records

作品概要

YUIの4thアルバム『HOLIDAYS IN THE SUN』。2008年8月にリフレッシュ休暇に入り、同年11月のカップリングベストアルバム『MY SHORT STORIES』をもって活動休止。翌2009年6月にシングル「again」をリリースし活動を再開した。オリジナルアルバムとしては2008年4月の『I LOVED YESTERDAY』以来2年3か月ぶりとなる。初回限定盤はDVD付きで、前オリジナルアルバムに収録されたシングル他のビデオクリップが収録されている。

シングル「Summer Song」(1位 11.6万枚)「again」(1位 16.4万枚)「It’s all too much」(1位 11.3万枚)「GLORIA」(1位 11.4万枚)「to Mother」(1位 9.0万枚)収録。「It’s all too much」と両A面だった「Never say die」は未収録。「I do it」はロックバンド・ステレオポニーに提供した楽曲のセルフカバー。「Summer Song」はシングル時は全大文字のタイトルだったが今作収録にあたり頭文字以外小文字とされた(YUI本人の意向という事だが一体どんな意向なのだろう…)。また「Please Stay With Me」はフジテレビ系ドラマ『夏の恋は虹色に輝く』挿入歌。

感想

リフレッシュ休暇を終え復帰したシングルが「again」「It’s all too much」と立て続けにロック方面だったので、当時ずいぶん印象変わったなぁ…と思ったものだった。しかしそれはあくまで一面的な印象で、アルバム全体としては恋愛ソングが多くむしろこれまでよりも大人しい。元々YUIは「夢を追うストイックな音楽少女」というのが持ち味だったわけだが、2ndアルバム『CAN’T BUY MY LOVE』でチャート1位を獲得し明確な大ブレイクを遂げ、その時点で音楽という夢は叶ってしまっていた。簡単に言うと歌うテーマが無くなってしまったわけで、こうして恋愛中心の内容に変化していくのは仕方ない事だったと思う。タイアップのあった「Please Stay With Me」こそシングル級の名曲であるが、その他のアルバム曲は軽いサウンドのものが多く少し物足りないかなぁ。ただリフレッシュ休暇を経たおかげか肩の力が抜けた感じも見える(ジャケットも初めて笑顔だし)。

おすすめ度★★★☆☆

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