風の行方大賞2021~年間マイベストランキング~
ここ数年サボっておりました。ブログを移転してからは初めての年間ランキングとなります。相変わらず聴く範囲は狭く、自分から新たな歌手を発掘していくタイプでも無い、かと言って他者にオススメされて聴くという事も殆どしない…という何で音楽感想ブログなんかやってるの?という人間ですが…。
ちなみに過去の年間ランキングでは、12月にリリースされた楽曲は直前過ぎてまだ自分の中で評価が定まっていないため対象から外していた、なんか「そんな誰も注目していないマイルールどうでもよくね?」と思い今年は年末ギリギリの作品までランクイン対象としました。
※アルバム部門は聴いた枚数が足りなすぎて成立しなかった(汗)
楽曲部門
1位 まっさら / 吉岡聖恵
いきものがかりのボーカル・吉岡聖恵ソロ曲。バンド本体よりも風通しの良さを感じる痛快メロディアスポップス。「こういうJ-POPを聴きたかった!」と思わせてくれる。今年一年、もう一歩…もう一歩…と思いながら新曲を聴いてきて、年末ぎりぎりに素晴らしい楽曲に出逢えて良かった。
2位 明け星 / LiSA
上記の「まっさら」が登場するまでは年間1位候補だった楽曲。こちらも10月配信とやや年末よりだった。同じ『鬼滅の刃』タイアップの「紅蓮華」や「炎」と比べてダントツに好き。お得意の壮大なスケールと、サビでのバーっと視界が開けるような転調がたまらん。何回でも聴きたくなる。
3位 forgive / Bank Band feat.MISIA
同じく上記の「明け星」が登場するまでは年間1位候補だった。3月に『音楽の日』で聴いてDL。ピアノバラードかと思えばサビではハイテンポになったり、〈え~んやこ~ら〉という不可思議な箇所もあったりと何でもありのテンコ盛りな構成が聴いていて飽きない。こういうハチャメチャな曲結構好きなんだよね。
4位 The 5th / =LOVE
イコラブはデビューした2017年「=LOVE」「僕らの制服クリスマス」と名曲2連発で来て感銘を受けたもののそこからしばらく離れていて(クオリティが下がったとかじゃなく僕がチェックを怠るようになったため…)、今回久々に新曲のタイミングで聴いてみたら素晴らしかった…。今年のアイドルソングでは間違いなくトップ。
5位 Permission to Dance / BTS
自分の中で「名前は知ってるけど聴いた事が無い」グループの代表格だったがこの曲は非常にハマった。MVのラストの方、子供たちが次々とマスクを外していく演出は感動的だった。
6位 ハート / あいみょん
「桜が降る夜は」「愛を知るまでは」も結構良かったけど、10月に配信されたこの曲にすべて持っていかれた。無機質な始まり方だけどサビではいきなり温かいメロディーが飛び出す。本当に良い「うた」である。2021年のあいみょんといったらダントツでこの曲。
7位 Secret Touch / Snow Man
なにわ男子の「初心LOVE」が良くて、それとおんなじドラマのダブル主題歌という事で期待せずに聴いてみたらこれが意外にもメロディアスな名曲だった…。「D.D.」以外はタイトルも曲も認識していなかったが明確に好きな曲ができた。
8位 炎の聖歌隊[Choir] / 桑田佳祐
今年の桑田佳祐では最も好きな一曲。年末の大型音楽番組ではどれも「SMILE~晴れ渡る空のように~」と「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」が披露されこの曲はことごとくスルーされたので、世間的には誰も知らない曲となってしまったが…。夏の3部作では最もサザンらしいし勢いを感じるんだよね。
9位 カナリア鳴いた頃に / WANDS
WANDSのシングルにしては大人しめだがメロディーが素晴らしい。5期では「抱き寄せ 高まる 君の体温と共に」と並んで明確に好きな一曲である。
10位 最後のTight Hug / 乃木坂46
ベストアルバムからの先行配信にして生田絵梨花卒業ソング。まぁこれはもう、10年前に『乃木坂ってどこ?』を観始めた時からイチ推しメンバーだった生田絵梨花の卒業という補正がバリバリ入っていますがやっぱり綺麗な楽曲だなーと。
以下、トップ10には漏れたものの気に入った今年の楽曲たち
僕は僕を好きになる / 乃木坂46
桜が降る夜は / あいみょん
1・2・3 / からあげ姉妹
TSUZUKU / いきものがかり
ファーストラヴ / Uru
Take a picture / NiziU
もう少しだけ / YOASOBI
君しか勝たん / 日向坂46
怪盗 / back number
三原色 / YOASOBI
水平線 / back number
黄色 / back number
終わりのない歌(ap bank fes ’12 Fund for Japan) / Bank Band
ぼくらが旅に出る理由(ap bank fes ’12 Fund for Japan) / Bank Band
Watching Over You / Peach & Apricot
初心LOVE / なにわ男子
残響散歌 / Aimer
Diary / SEKAI NO OWARI
逆夢 / King Gnu
マイブレイク歌手部門
1位 岡田有希子
明確なマイブレイクという意味ではこの人しか居なかった。
1984年に竹内まりや提供の「ファースト・デイト」でデビュー、シングル8作・オリジナルアルバム4作をリリースしたもののわずか2年後の1986年4月8日、所属していたサンミュージック本社の屋上から飛び降り自ら命を絶った伝説のアイドル歌手。今年の頭、何気なくサブスクでベスト盤『岡田有希子 Mariya’s Songbook』を再生したところあまりの名曲連発に腰を抜かし、一気にTSUTAYAディスカスで全アルバムを借りた。いやー素晴らしい曲ばかりですよ。松田聖子など、80年代アイドルの楽曲は元々好みではあったんだけどここまでドンピシャなのは初。やはり竹内まりやのメロディーが強いのと、ストレートかつ儚い歌声が染みる。来年は感想を書いていこうと思っていますのでどうぞよろしく。
というわけで今年もありがとうございました! 読んでくれてる人は果たしているんだろうかという位の弱小ブログですが…(笑)。2022年も当ブログ『風の行方~マーの勝手にJ-POPレビュー~』をどうぞよろしくお願いします!
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