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【更新中】WANDS 全シングル&名曲レビュー ~1991-1993~

WANDS 全シングル&名曲レビュー
※2019年4月10日~随時更新中

1stシングル 寂しさは秋の色
1991年12月4日

寂しさは秋の色

最高63位 初動0.6万枚 売上3.1万枚 登場7週

寂しさは秋の色

作詞:上杉昇、作曲:栗林誠一郎、編曲:明石昌夫
記念すべきデビュー曲。関西テレビ系ドラマ「ホテルウーマン」挿入歌。2週間前にリリースされていたコンピ盤『ホテルウーマン オリジナルサウンドトラック』に一足早く収録されていたため厳密にはシングルカットとなるが、ミックスやギターソロが異なるらしい。

タイトル通り秋という季節の侘しさや哀愁を感じさせるロックバラードで、同時期に出たB’zの「ALONE」にも似たどっしりとした印象がある。デビュー曲にして心に染み渡るかなりの名曲である。作曲はZARDやDEEN等への提供でビーイングファンにはお馴染みの栗林誠一郎。やはりこの人の曲は良い。ちなみに上杉はこの当時若干19歳だったようだが全く19歳に見えない。こんなにクールで落ち着いた10代がいるのだろうか…。
おすすめ度★★★★☆
1stアルバム『WANDS
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~』(remix)
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio』(LIVE ACOUSTIC Version)

2ndシングル ふりむいて抱きしめて
1992年5月13日

ふりむいて抱きしめて

最高80位 初動0.3万枚 売上2.0万枚 登場6週
売上は低いがチャートでは下位をウロウロしていたようで最高位の80位は93年2月に記録している。

ふりむいて抱きしめて

作詞:上杉昇、作曲・編曲:大島康祐
テレビ朝日系情報番組「OH!エルくらぶ」オープニングテーマ。打ち込み全開のダンサブルな曲調となった2nd。大島が在籍していた第1期のシングルの中で彼が作曲したものは意外にもコレだけである。大島作曲という点を意識すると確かに後の「時の扉」や「恋せよ乙女」の原型にも思える。ビーイングらしくタイトルがそのまま歌詞になっているサビは中々印象的で耳に残るが、まさにearly90’sといった軽い打ち込みサウンドはかなり時代を感じさせる。嫌いでは無いけど聴く回数はそんなに多くない。
おすすめ度★★★☆☆
1stアルバム『WANDS
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~

1stアルバム WANDS
1992年6月17日

WANDS

Cloudy Sky

作詞:上杉昇、作曲・編曲:大島康祐
1stアルバムは6曲しか入っていなくて正直イマイチなんだけど、あえて1曲選ぶとしたらこの曲かなぁ。かなりearly90’sなスパコンサウンドで実に大島っぽい1曲である。〈Zen Zen かわく事がない〉や〈Dan Dan 崩れゆくなら〉など、後のFIELD OF VIEWの名曲を思わせるフレーズが飛び出してくるが、坂井泉水はこの曲からインスピレーションを得たのだろうか?(たぶん違う)
おすすめ度★★★☆☆
1stアルバム『WANDS

3rdシングル もっと強く抱きしめたなら
1992年7月1日

もっと強く抱きしめたなら

初登場47位 最高1位 初動0.7万枚 売上166.3万枚 登場44週
47位に初登場した後、秋頃まで30位台をウロウロ。10月後半に中山美穂とのコラボシングル「世界中の誰よりきっと」がリリースされヒットした頃から引っ張られるようにチャートをじんわり昇っていき、年が明けた93年の1月ついに1位を獲得(2週連続)。初登場から29週目にして1位を獲るという物凄いチャートアクションだった。最終ランクインは93年5月。初のミリオンセラーとなり自身最大のヒット作となった。

もっと強く抱きしめたなら

作詞:上杉昇・魚住勉、作曲:多々納好夫、編曲:葉山たけし
三井生命CMソング。爽やかなメロディーに爽やかな歌詞、サビがそのままタイトルになっている分かりやすさ、カラオケでの歌い易さ等々、まさに90年代ビーイングソングの王道を極める一曲。発売は夏なんだけど若干のセツナ要素も相まってこの曲を聴くと秋を連想してしまう。王道過ぎて飽きが来たりもするんだけど、未だにカラオケでこの曲を歌う友人も多く、定期的に聴き返す度に「やはり名曲だな…」と再確認する。作曲の多々納好夫はBAADの「君が好きだと叫びたい」等で知られる作曲家。ビーイング中心に曲提供していたが、実は初期SMAPのアルバム曲なんかも手掛けていたりする。

また共同作詞の魚住勉はタイアップCMに出演していた浅野温子の夫だという。最初に魚住勉が元となる詞を作り、それを上杉が自分の言葉に置き換えたらしいが何故にそんな回りくどい制作スタイルを取ったのだろうか。この曲で当てようと思ったビーイングが上杉単独作詞では力不足だとでも判断したのだろうか…。
おすすめ度★★★★★
2ndアルバム『時の扉
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~』(remix)
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio
5thベスト『BEST OF BEST 1000 WANDS

世界中の誰よりきっと / 中山美穂&WANDS
1992年10月28日

世界中の誰よりきっと

初登場2位 最高1位 初動13.6万枚 売上183.3万枚 登場28週
中山美穂とのコラボレーションシングル。長渕剛「純恋歌」(初動20.8万枚)に敗れ初登場は2位だったが、翌週も2位、その後なんと5週連続3位をキープした後登場8週目にして遂に1位を獲得。累計で180万枚を越える大ヒットとなり中山美穂、WANDSそれぞれにとって最大売上となった。また作曲の織田哲郎にとっても最大ヒット曲である。

世界中の誰よりきっと

作詞:上杉昇・中山美穂、作曲:織田哲郎、編曲:葉山たけし
当時のビーイングの勢いを象徴するかのようにキャッチーなキラキラポップ・ナンバー。懐メロ音楽番組等で取り上げられる機会も多く、90年代J-POPを代表する一曲という風格を持つ名曲だ。ただ、一応はデュエットソングとなっているんだけど「Mステ」や「FNS歌謡祭」の過去映像を観ると殆ど中山美穂メインでWANDSはバックバンド扱いだったようで、本人らはどう思っていたのだろうか…。今作のヒットに引っ張られ「もっと強く抱きしめたなら」が売れたという事もあり、WANDSの大ブレイクに一役買ったコラボだったのは間違いないんだけど、当時尖っていた上杉は恐らく不服だったのではないか?と思う。当時の音楽番組で司会者(確かK田E里子)に「このコラボでWANDSのファン増えたでしょ~?」と聞かれた際に上杉が「どうっすかねぇ…」と精一杯の苦笑いで返していた映像が忘れられない。

後にWANDSのアルバムに収録された際には「Album Version」としてメインボーカルを上杉が、コーラスをB.B.クィーンズの宇徳敬子が担当。クリスマスやパーティーっぽさのあった原曲に対し、WANDSバージョンはどことなく秋っぽさを漂わせるミディアムソングとなっておりこちらも味があって良い。やはりメロディーが素晴らしいね。
おすすめ度★★★★☆
2ndアルバム『時の扉』(Album Version)
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6』(Album Version)
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~』(Album Version remix)
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY』(Live Version)
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio』(Album Version)
5thベスト『BEST OF BEST 1000 WANDS』(Album Version)

4thシングル 時の扉
1993年2月26日

時の扉

初登場1位 初動22.2万枚 売上144.3万枚 登場14週
自身初のチャート初登場1位を獲得。またもミリオンセラーを記録し、WANDSとしては「もっと強く抱きしめたなら」に次ぐ自身2番目のヒット曲となった。93年度年間7位。

前作を最後に大島が自身のユニット・SO-FIを結成するため脱退。新たに柴崎の知人であった木村真也がキーボードとして加入しこれ以降が第2期WANDSとなる。

時の扉

作詞:上杉昇、作曲:大島康祐、編曲:明石昌夫
テレビ朝日系ドラマ「ネオドラマ」主題歌。これはオムニバス形式の深夜帯ドラマであり、ビーイングと提携していたようで他にも大黒摩季、MANISH、DEENらが主題歌を手掛けている。

楽曲の方はダンサブルな打ち込みナンバー。元々は2ndシングルの候補曲として存在していた曲で、ストックされていた模様。大島脱退後のリリースであるにも関わらず大島作曲となっているのはそういう経緯だからなのだろう。同じく大島作曲の「ふりむいて抱きしめて」と比べるとよりメロディアスな要素が追加されているかな、と思う。安定して良い曲。サビに入る前の「ダダダッ・ダッ・ダダッ・ダダッ」というリズムがテンション上がる。

売上的には「もっと強く抱きしめたなら」に及ばなかったものの、現在では「もっと強く抱きしめたなら」を越える代表曲として認知されているような気もする。若い後追い世代には「世界が終るまでは…」、当時を知るリアルタイム世代には「時の扉」みたいな。
おすすめ度★★★★☆
2ndアルバム『時の扉
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6
2ndベスト『WANDS BEST~HISTORICAL BEST ALBUM~』(remix)
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio
5thベスト『BEST OF BEST 1000 WANDS

C/W 声にならないほどに愛しい

作詞:上杉昇、作曲:織田哲郎、編曲:明石昌夫
MANISHに提供し20万枚のスマッシュヒットを飛ばした楽曲をセルフカバー。スピーディーかつメロディアスでまさにビーイング!という感じの爽快ナンバー。キーがかなり高いのでカラオケで歌う際には裏返り覚悟で臨まなければならないのがネック。3rdアルバム『Little Bit…』に収録されているバージョンはギターソロが異なる。
おすすめ度★★★★☆
3rdアルバム『Little Bit…』(ギターソロが異なる)
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio

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