Official髭男dism・Aimer・幾田りら他、2022年1月新曲レビュー

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2022年1月新曲レビュー

ここでは日々、CDやストリーミングで聴いた新曲や話題曲についての感想を書いていきますので、何卒宜しくお願い致します。
※あくまで「最近聴いた曲」ですので、必ずしも該当月にリリースされた楽曲とは限りません。

Fly High / milet

2021年11月30日(DL)、1.6万DL

2022年2月2日リリース予定の2ndアルバム『visions』から先行配信。

NHKウィンタースポーツテーマソング。まさにザ・スポーツ祭典ソング(?)という感じのやたら壮大な楽曲。聴いた時期が近い事もあってか下記の上白石萌音「懐かしい未来」と被る。中学生の頃だったら結構好きな曲調だったかもしれん。現在は何だかスーッと右から左に流れて行ってしまうというかね。「inside you」とか「Who I Am」のようなエッジの効いた曲を求めてしまう自分がいる。紅白で聴いた時よりは、音源で聴いた印象は上だったけど。(2022/1/4記)

おすすめ度★★★☆☆

Teenage Solution / モーニング娘。’21

2021年12月8日(DL)、14位、0.5万DL
2021年12月8日(CD)、2位、12.9万枚

モーニング娘。の70thシングル。前作「純情エビデンス/ギューされたいだけなのに」から約1年ぶり。

TBS『ふるさとの未来』エンディングテーマ他。モーニング娘。は全盛期を除くとメディア等で「再ブレイク」とうたわれ始めた2012~13年頃から再びシングルを借りはじめ結構聴いていたがそれも2017年の「邪魔しないで Here We Go!」を最後に離れてしまった。なので今回約4年ぶりに新曲を手にした。印象としてはまぁ相変わらずなダンス系ナンバーだなぁと…。このような楽曲なら過去にもっと刺さる曲がいくつかあったのでそれらを超えてはこなかった。編曲はハロープロジェクト関連を数多く手がけてきた平田祥一郎氏。モー娘。の編曲というと大久保薫氏のイメージが強いけど違いまでは分からない。(2022/1/5記)

おすすめ度★★★☆☆

懐かしい未来 / 上白石萌音

2022年1月1日(DL)

上白石萌音の配信曲。「I’ll be there/スピン」から約3ヶ月ぶり。

第100回全国高校サッカー選手権大会応援歌。年越しを迎えてmoraの「新着・邦楽」のページをチェックしたら見つけて、作詞・作曲が森山直太朗という事なので期待して聴いてみたが…なんかオリンピック感とでも言おうか、スポーツの祭典感が凄い。何となく大原櫻子の「瞳」と雰囲気が似ているなーと思い調べたら全く同じタイアップだった(あっちは第93回応援歌)。森山直太朗感は薄いのでそこが期待外れだったし全体的に厳か過ぎる。(2022/1/1記)

おすすめ度★★★☆☆

猫(in 2022) / DISH//

2022年1月1日(DL)

これまでリリースしてきた楽曲を現在の4人の演奏と歌でリテイクする結成10周年記念プロジェクト『再青』(さいせい)の第1弾として配信。

元々は2017年の10thシングル「僕たちがやりました」のカップリング。その後、2018年~19年にかけて作者であるあいみょんがブレイクするとこの曲へも注目が集まり、2020年にYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』で披露し1000万回を突破する再生数を記録(2022年1月現在1.6億回再生)、この時の音源を「猫~THE FIRST TAKE ver.~」として配信リリースし大ヒット…とカップリング出身ながらとんでもないシンデレラストーリーを駆け上がってきた楽曲だ。

さて今回は原曲のイメージのままがっつりバンドサウンドでリテイク。音楽番組などではよく聴いたがCDのオリジナル音源をそこまで聴き込んでいない身としては「どこが変わったの?」という感じ。随所で細かい歌い回しが異なるが(〈願うだけ無駄なら もうダメだ〉の所など)、これならオリジナルバージョンのシンプルで真っ直ぐな歌い方の方が好きだ。この4年でメチャクチャ歌い込んできて、北村氏なりに現在の歌い方に行き着いたのだろうがちょっとこねくり回した感じになってきてる。楽曲自体が名曲なのは言わずもがなだが…。

DISH//には悪いけど殆ど違わないリテイクをだすなら正直これよりあいみょんのセルフカバースタジオ音源を発表してほしい。現状あいみょんの6thシングル「今夜このまま」のカップリングに上野恩賜公園野外ステージでの弾き語りライブ音源が収録されているけど、がっつりしたバンドでのスタジオ音源をぜひ聴きたいんだよ頼む。(2022/1/2記)

おすすめ度★★★☆☆

Anarchy / Official髭男dism

2022年1月7日(DL)、4位、3.1万DL

Official髭男dismの配信シングル。前作「Cry Baby」から約8ヶ月ぶり。

東宝系映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』主題歌。これまでの同作品タイアップでは「Pretender」や「Laughter」等真っすぐでキャッチーな曲を提供していたのでこんなクール系を出してくるとは意外だった。最初からリミックスバージョンみたいな曲で、正直言うと期待外れって感じかな…。まぁ大型タイアップ案件で自分の中でのハードルが上がってたってのが大きいんだけど。ただ2回目聴いたらこれはこれで淡々としたメロディーの良さがあると感じた。昨年の「Cry Baby」も最初イマイチで段々好きになっていったしコレもそーなるんだろうな。(2022/1/17更新)

おすすめ度★★★☆☆

朝が来る / Aimer

2022年1月10日(DL)、1位、9.9万DL
2022年1月12日(CD)、1位、8.1万枚

2022年1月12日にリリースされる20thシングル「残響散歌/朝が来る」からの先行配信。「残響散歌」は昨年12月6日に配信済。

テレビアニメ『鬼滅の刃「遊郭編」』エンディングテーマ。タイアップがタイアップだけに「残響散歌」と同じく全体的な鬼滅色(?)が強い(ストリングスのゴージャスで妖艶な感じとか…)。終始気合が入りまくって仕上げてきてる感じ。良い曲だけど僕としては「残響散歌」の方が好きだった。こっちの方が雰囲気に深みがあるけどメロディーが残りづらい。サビで一瞬LiSAの「炎」が浮かぶんだけど作曲者が同じ(梶浦由記)だからか。(2022/1/10更新)

おすすめ度★★★☆☆

Flare / milet

2022年1月14日(DL)
2022年3月9日(CD)

3月9日リリース予定の8thEP「Flare」から先行配信。

アニメ『王様ランキング』エンディングテーマ。前向きなミディアムポップだけど、終始淡々としていてもう一歩突き抜け切らない。歌い方にかなり癖があるから、楽曲にハマれないとどうもボーカルの方が気になっちゃうんだよな。そろそろまたONE OK ROCKのToruに作曲・プロデュースを依頼してくれんだろうか。(2022/1/16更新)

おすすめ度★★★☆☆

スパークル / 幾田りら

2022年1月17日(DL)

幾田りらの5th配信シングル。前作「ロマンスの約束」から約5ヶ月ぶり。

実はYOASOBI本体よりもメロディー面では好きかもしれない幾田りらソロ。YOASOBIでハイペースにリリースしているのにソロも中々の頻度で出している。タイトルを見た時には「RADWIMPSのカバーに手を出したか!?」と思ったものだが蓋を開けたらオリジナル曲であった。跳ねたリズムのミディアムソング。聴いている間は良いなと思うのだが終わると覚えていない。一昨年の「ヒカリ」や去年の「Answer」の方が好感触だった。これだったら当初の勘違いの通りカバーの方が聴いてみたかったかも。(2022/1/18更新)

おすすめ度★★★☆☆

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