【アルバム感想】『インディゴ地平線』スピッツ

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インディゴ地平線
スピッツ

インディゴ地平線

収録曲

01.花泥棒
(作詞:草野正宗、作曲:三輪徹也、編曲:笹路正徳・スピッツ)
02.初恋クレイジー
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:笹路正徳・スピッツ)
03.インディゴ地平線
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:笹路正徳・スピッツ)
04.渚
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:笹路正徳・スピッツ)
05.ハヤテ
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:笹路正徳・スピッツ)
06.ナナへの気持ち
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:笹路正徳・スピッツ)
07.虹を越えて
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:笹路正徳・スピッツ)
08.バニーガール
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:笹路正徳・スピッツ)
09.ほうき星
(作曲:草野正宗、作曲:田村明浩、編曲:笹路正徳・スピッツ)
10.マフラーマン
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:笹路正徳・スピッツ)
11.夕陽が笑う、君も笑う
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:笹路正徳・スピッツ)
12.チェリー
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:笹路正徳・スピッツ)

データ

1996年10月23日、初登場1位(2週連続)
初動67.5万枚、売上134.4万枚、登場29週
Produce:笹路正徳&スピッツ
ポリドール

以下再発盤データ

2002年10月16日(リマスター盤)
2008年12月17日(SHM-CD)
2017年7月5日(LP)、初登場39位、売上1499枚

作品概要

スピッツの7thアルバム『インディゴ地平線』。シングル「チェリー」(1位 161.3万枚)「渚」(1位 83.9万枚)に加えC/Wから「バニーガール」を収録。「渚」はシングル収録時には無かったイントロが追加されている。自己最高初動をマークし、前作に引き続きミリオン超えの大ヒットとなった。累計では『RECYCLE Greatest Hits of SPITZ』、『ハチミツ』に次ぐ自身3番売上。またプロデューサー笹路正徳との最後のアルバムである。

2002年10月16日に1st~8thアルバムがスティーヴン・マーカッセンによるリマスター盤として再発され、オリジナル盤は現在廃盤。08年12月17日にはリマスター盤をSHM-CDとして再発している。

感想

秋の空気を思わせる、しっとり落ち着いた雰囲気のアルバム。前年の大ブレイクに浮かれる事なく、しっかり地に足をつけて活動していくぞという意気込みを感じる。地味なイメージもある作品だが、「初恋クレイジー」はシングル級の風格がある良曲だし、「ハヤテ」や「ナナへの気持ち」みたいな可愛らしい世界観の小品も豊富。タイトルチューン「インディゴ地平線」は突き抜けたサビでは無いものの、どっしりと構えた感じでアルバムを象徴するような名曲。やはり良メロの連発なので安心して聴ける一作だ。ただ前後作に比べると一曲一曲のキャラクターがやや薄めな気がしてしまうのは、やはり大名曲「チェリー」の放つ圧倒的なオーラのせいなのだろうか…。

おすすめ度★★★★☆

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