【アルバム感想】『Japonism』嵐

カテゴリー

Japonism

収録曲

01.Sakura
(作詞・作曲:eltvo、編曲:佐々木博史)
02.心の空
(作詞・作曲・編曲:布袋寅泰、Rap詞:櫻井翔)
03.君への想い
(作詞:wonder note・Macoto56、Rap詞:櫻井翔、作曲:wonder note、編曲:石塚知生)
04.Don’t you love me? / 松本潤
(作詞:wonder note・paddy、作曲:takarot・wonder note、編曲:石塚知生)
05.miyabi-night
(作詞:Macoto56・AKJ & ASIL、作曲:AKJ & ASIL、編曲:A.K.Janeway)
06.三日月
(作詞:youth case、作曲・編曲:A-bee)
07.Bolero!
(作詞・作曲:SAKRA、編曲:Slice of Life)
08.Mr.FUNK / 相葉雅紀
(作詞:youth case、Rap詞:Shigeo、作曲:Ricky Hanley・Daniel Sherman、編曲:metropolitan digital clique)
09.暁 / 大野智
(作詞:s-Tnk、作曲・編曲:三留一純)
10.青空の下、キミのとなり
(作詞:wonder note・s-Tnk、作曲:Gigi・wonder note、編曲:metropolitan digital clique)
11.Rolling days / 櫻井翔
(作詞・作曲:Octobar、Rap詞:櫻井翔、編曲:pieni tonttu)
12.イン・ザ・ルーム
(作詞:小川貴史、Rap詞:櫻井翔、作曲・編曲:Jeremy Hammond)
13.マスカレード
(作詞・作曲:HYDRANT、編曲:船山基紀)
14.MUSIC / 二宮和也
(作詞:AKIRA、作曲:古川貴浩、編曲:吉岡たく)
15.伝えたいこと
(作詞:ASIL・s-Tnk、作曲:Fredrik “Figge” Bostrom・Susumu Kawaguchi、編曲:pieni tonttu)
16.Japonesque
(作詞:MiNE・R.P.P、作曲:sk-etch・MiNE、編曲:ha-j・sk-etch)

Disc.2(通常盤)

01.僕らがつないでいく
(作詞:SQUAREF・John World、作曲:Pippi Svensson・Josef Melin、編曲:BJ Khan)
02.the Deep End
(作詞:100+、作曲:STEVEN LEE・Drew Ryan Scott・Andreas Oberg、編曲:A.K.Janeway)
03.Make a wish
(作詞:いなむらさちこ、作曲:sk-etch・Shu Kanematsu・BEAT・ROLF、編曲:佐々木博史)
04.ふるさと
(作詞:小山薫堂、作曲:youth case、編曲:宮野幸子)

データ

2015年10月21日、初登場1位(2週連続)
初動82.0万枚、売上102.3万枚、登場58週
J Storm

作品概要

嵐の14thアルバム『Japonism』。2014年の前作『THE DIGITALIAN』からほぼ1年ぶり。

シングル「Sakura」(1位 52.1万枚)「青空の下、キミのとなり」(1位 57.2万枚)収録。9月にリリースされていた47thシングル「愛を叫べ」は未収録(次回作『Are You Happy?』に持ち越し)。

初回限定盤・よいとこ盤・通常盤の3形態発売。初回限定盤はスペシャルパッケージ仕様で「心の空」のMV・メイキングを収録したDVD、84ページフォトブックレットが付属。よいとこ盤には「日本よいとこ摩訶不思議」(少年隊のカバー)とトーク「アラジャポ・トーク」を収録したCDが付属。通常盤には新曲3曲と紅白歌合戦歌唱曲「ふるさと」を収録したCDが付属。

発売形態を増やした影響か売上が上昇し、翌年1月には100万枚を突破。2009年の『5×10 All the BEST! 1999-2009』、2010年の『僕の見ている風景』以来となるミリオンセラーを記録した。2019年には翌年いっぱいでの活動休止を発表した影響で再ランクインする現象が起きた。

感想

タイトルの通り「日本」がテーマになっていて楽曲の所々に和のテイストが盛り込まれているので、他の作品よりもコンセプトアルバムっぽい雰囲気になっている。ただあくまでぼんやりとしたコンセプトでありそこまで和風一辺倒という事は無く本当にイチ要素という感じ。ミュージックステーションでも披露された「心の空」は布袋寅泰の作詞作曲で、嵐らしさとアルバムのテーマ(間奏で和太鼓がドンドコ鳴っていたりする)が上手いこと融合した名曲。中盤では僅かではあるが必殺のサクラップが登場。何でも布袋さんの方からラップを入れる提案を出したらしく、サクラップファンの僕としては「布袋さん、ありがとう…」という気持ちである。続く「君への想い」もイントロから和風テイストを醸し出す良メロバラードで非常に良い曲。冒頭のアルバム曲2曲でグッと掴まれるが、そこで上がった期待値のまま最後まで聴いても充分な満足感を得られる名作であると思えた。捻ったような曲やマニアックな空気は無く、全体的にいわゆる嵐らしい良メロナンバーが多くて良い。

通常盤のDisc.2は4曲入りミニアルバム。「どういう立ち位置なんだ?」とそこまで期待しないで聴いたんだけど、これは聴いた方が良い。3曲目の「Make a wish」がシングルよりもシングルらしいキラキラした名曲だったからだ。これ本編に収録した方が良かったんじゃないか…?と思う程の名曲だったので、今作を聴く場合にはDisc.2もしっかり聴いてみてほしい。

おすすめ度★★★★☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました