TRIAD YEARS actⅠ THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY THE YELLOW MONKEY
収録曲
01.Love Communication
(作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY)
02.ROCK STAR
(作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY)
03.LOVE IS ZOOPHILIA
(作詞:吉井和哉、作曲:菊地英昭・吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY)
04.SPARK
(作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY)
05.嘆くなり我が夜のFantasy
(作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY)
06.Chelsea Girl
(作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY)
07.Father
(作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY)
08.イエ・イエ・コスメティック・ラヴ
(作詞:吉井和哉、作曲:菊地英昭・吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY)
09.Subjective Late Show
(作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY)
10.赤裸々GO!GO!GO!
(作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY)
11.Four Seasons
(作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY)
12.SUCK OF LIFE(Original Version)
(作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY)
13.空の青と本当の気持ち
(作詞:吉井和哉、作曲:菊地英昭、編曲:THE YELLOW MONKEY)
14.JAM
(作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY)
15.アバンギャルドで行こうよ
(作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY)
データ
1996年12月7日、初登場3位、最高2位
初動20.5万枚、売上106.2万枚、登場30週
日本コロムビア
以下再発盤データ
2001年3月1日(2枚組セット『TRIAD YEARS actⅠ&Ⅱ』)、最高25位、売上2.6万枚、登場4週
2013年12月4日(2枚組セット『TRIAD YEARS actⅠ&Ⅱ』リマスター・Blu-spec CD2)
作品概要
THE YELLOW MONKEYの非公認ベストアルバム『TRIAD YEARS actⅠ THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY』。
レコード会社移籍後、TRIADからメンバーに無許可でリリースされたベストアルバム。シングルでは「JAM」(「Tactics」と両A面 6位 60.1万枚)「SPARK」(3位 55.8万枚)がアルバム初収録。初回盤は専用スリーブケースと写真集が付属。
前アルバム『FOUR SEASONS』が初の1位を獲得し、さらにその後のシングル「JAM」「SPARK」が共に50万超えのヒットを飛ばしバンド自体が波に乗っていた時期だった為、非公認ながら自身唯一のミリオンセラーとなった。結果、一ヶ月後にリリースされた移籍第1弾アルバム『SICKS』の倍近く売れるという皮肉なまでの大ヒットとなってしまったのは「JAM」「SPARK」がこちらにしか収録されていないという要因もあったのだろう。
バンドが休止した01年3月には続編『TRIAD YEARS actⅡ』と2枚組セットにした『TRIAD YEARS actⅠ&Ⅱ』として再発売された。非公認という事で長らく公式サイト未掲載だったが、2013年の全アルバム一斉リマスターの際には2枚組セット『TRIAD YEARS actⅠ&Ⅱ』もしっかりラインナップ入りしリマスター化(今作単品でのリマスター再発はされていない)。この再発売を機に公式サイトでも取り扱われるようになった。
感想
代表ヒット曲「JAM」「SPARK」が入っているとはいえこの2枚を出した直後に移籍したため他に有名曲は無い。なのでヒット曲目当てで聴くベストではなく、初期イエモンの空気を表面的に感じ取るためのどちらかと言えばファン向けなベスト盤。僕も有名曲しか知らない頃はシングル以外は「?」って感じだったが、1st~5thアルバムを一通り聴いた後で改めて今作の並びを見たらなかなか豪華な選曲だなという感覚に変わった。マニアック寄りな初期アルバムの中からも結構聴き易い曲がチョイスされているという印象で非公認ながら満足度は高い。発売当時に大ヒットした要因は「JAM」と「SPARK」が入っているという点に尽きたんだろうし他にもベストが多数出た現在ではファン向け作品という印象が強いんだけど、初期~中期イエモンの空気をさらりとおさらいできる中々面白い一作ではある。
おすすめ度★★★★☆
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