【アルバム感想】『BAD COMMUNICATION』B’z

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BAD COMMUNICATION
B’z

BAD COMMUNICATION

収録曲

01.BAD COMMUNICATION
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
02.OUT OF THE RAIN-OFF THE LOCK STYLE-※「君を今抱きたい」(1stアルバム『B’z』収録曲)全英語詞リメイク
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
03.DA・KA・RA・SO・NO・TE・O・HA・NA・SHI・TE-OFF THE LOCK STYLE-※1stシングル「だからその手を離して」全英語詞リメイク
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)

データ

1989年10月21日、初登場15位、最高12位
初動0.9万枚、売上118.2万枚、登場163週
Produce:中島正雄
BMGビクター

作品概要

B’zの1stミニアルバム『BAD COMMUNICATION』。キャッチコピーは「エンドレスで、かまわない。止めるまで、DANCE空間。DANCE ORIENTED SPECIAL」。新曲となる表題曲の他、1stアルバム『B’z』収録曲「君を今抱きたい」、1stシングル「だからその手を離して」それぞれの全英語詞リメイクを収録した全3曲。

初登場は15位だったもののその後延々とチャートに居座り続け、1991年1月に最高位である12位を記録。その後92年3月ついに100万枚を突破した。最終的に93年9月までランクインしており合計で163週というロングセラーとなった。週間アルバムチャートにおいて一度もTOP10に入らずミリオンを達成した作品は今作とMr.Children『KIND OF LOVE』の2作のみ。

公式ではミニアルバムだが、日本レコード協会ではシングル扱いとなっている。そのため日本レコード協会において12cmシングル(マキシシングル)で初のミリオンセラーは今作とされている(O社では95年の福山雅治「HELLO」がマキシ初ミリオン)。

感想

表題曲「BAD COMMUNICATION」は今やB’zの代表曲の一つにまでのぼり詰めたと言える程に知名度の高いナンバーだが、初出はシングルでは無くミニアルバムだったのだ(個人的に『B’z The Best “Pleasure”』収録の「E.Style」を先に聴いていたので、英語詞バージョンがオリジナルだと長らく誤解していた…)。デジタルなダンスビートナンバーでキャッチーさもあり今となっては名曲に感じるが、当時は実験的な試みとしてリリースされたものだった為、B’z本人らもヒットするなんて到底思っていなかったという。

肝心の内容だが、聴き慣れているからかやはり「BAD COMMUNICATION」は良いと思えるものの、他のリアレンジ2曲は7分超えという長さもさることながら歌が入っていない部分も多くて一度聴けば十分な感じもする。さらに97年にリリースされた非公認ベスト『Flash Back-B’z Early Special Titles-』には今作収録の3曲が全て入っており中古で格安入手が可能なので、コレクション的な目的以外で現在わざわざ今作を買う必要も無いかなと思う。

おすすめ度★★☆☆☆

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