【アルバム感想】『Flash Back-B’z Early Special Titles-』B’z

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Flash Back-B’z Early Special Titles-
B’z

FLASH BACK

収録曲

DISC.1

01.It’s not a dream
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:B’z)
02.LOVE & CHAIN
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
03.SAFETY LOVE
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
04.となりでねむらせて
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
05.君の中で踊りたい
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
06.LADY-GO-ROUND
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
07.HURRY UP!
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
08.Half Tone Lady
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:B’z)
09.GUITARは泣いている
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
10.OUT OF THE RAIN-OFF THE LOCK STYLE-※「君を今抱きたい」全英語詞リメイク
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
11.GUITAR KIDS RHAPSODY
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
12.だからその手を離して
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:B’z)

DISC.2

01.OH!GIRL
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
02.夜にふられても
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
03.LOVING ALL NIGHT
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
04.Nothing To Change
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:B’z)
05.BREAK THROUGH
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
06.NEVER LET YOU GO
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
07.君を今抱きたい
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:B’z)
08.STARDUST TRAIN
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
09.SAVE ME!?
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
10.BAD COMMUNICATION
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
11.ROSY
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
12.DA・KA・RA・SO・NO・TE・O・HA・NA・SHI・TE-OFF THE LOCK STYLE-※「だからその手を離して」全英語詞リメイク
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)

データ

1997年4月26日、初登場2位
初動47.9万枚、売上99.4万枚、登場17週
BMGジャパン

作品概要

B’zの非公認ベストアルバム『Flash Back-B’z Early Special Titles-』。5thミニアルバム『FRIENDSⅡ』と9thアルバム『SURVIVE』の間にリリースされた。

今作は1st~3rdアルバム及び1stミニアルバムが収録範囲。1stアルバム『B’z』から5曲、2ndアルバム『OFF THE LOCK』から9曲、1stミニアルバム『BAD COMMUNICATION』から3曲全て、3rdアルバム『BREAK THROUGH』から7曲が収録されている。

いわゆる最初期に当たる今作該当時期の代表原盤権のみかつて所属していたBMGが持ったままだったようで、今作はB’zのメンバー並びに所属事務所には無許可でリリースされた。故に今作は公式サイトのディスコグラフィーにも記載されていない。権利関係の問題でメンバー写真が使えないためブックレットはCGイラストで構成されている。初回盤はCDケースが1枚ずつに分かれている。通常盤は2枚組専用ケース。

メンバーから今作に対して特にコメントは無かったそうだが、ビーイング側は今作への抗議としてZARDの『ZARD BLEND~SUN&STONE~』の発売日を同週にぶつけて今作の1位獲得を阻止。結果、20万枚程の差(ZARDは初動66.7万枚だった)で今作は2位となり、ビーイング側の思惑は達成された。しかしチャート上では今作もB’zの作品として扱われるため、アルバム連続1位記録及び2002年の『GREEN』まで続いていたアルバム連続ミリオン記録という2つの記録が分断される事となってしまった

感想

B’zサイドに許可無く勝手に出されてしまった作品という事でファンからの評判はかなり悪いアルバム。前述の権利問題の関係でメンバーの写真が一切使えないというのを踏まえても凄い手抜き感が漂うCGイラスト連発のブックレットも何だかなぁ…という感じ。ただ「ブレイク前のB’zをちょっと聴いてみたい」という場合には非常に手っ取り早い一作であるというのも一つ事実としてあると思う。一応リマスタリングはされているようで当時の4作と比べると音が持ち上がっているし。更に言うと個人的にオリジナルアルバム一作ずつで聴いた時よりも今作で聴いた時の方がそれぞれの曲が良く感じた。これはやはり音質が向上してクッキリ聴こえるようになったからだろうと思う(初期4作は常にモヤがかかったような貧弱な音)。ファンの方には怒られるかもしれないけど、漠然と初期B’zを聴いてみたいな~と思っている人なんかには今作をオススメしたい。現在では今作も中古で投げ売りされているので、初期4作を揃えるよりも安く、かつ素早く入手できるので。

おすすめ度★★★☆☆

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