【アルバム感想】『THE POWER SOURCE』JUDY AND MARY

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THE POWER SOURCE
JUDY AND MARY

THE POWER SOURCE

収録曲

01.BIRTHDAY SONG
(作詞:Tack and yukky、作曲:TAKUYA、編曲:JUDY AND MARY)
02.ラブリーベイベー
(作詞:YUKI、作曲:TAKUYA、編曲:JUDY AND MARY)
03.そばかす
(作詞:YUKI、作曲:恩田快人、編曲:JUDY AND MARY)
04.KISSの温度
(作詞:YUKI、作曲:恩田快人、編曲:JUDY AND MARY)
05.Happy?
(作詞:YUKI、作曲:TAKUYA、編曲:JUDY AND MARY)
06.Pinky loves him
(作詞:YUKI、作曲:TAKUYA、編曲:JUDY AND MARY)
07.くじら12号
(作詞:Tack and yukky、作曲:TAKUYA、編曲:JUDY AND MARY)
08.クラシック
(作詞:Tack and yukky、作曲:TAKUYA、編曲:JUDY AND MARY)
09.風に吹かれて
(作詞:YUKI、作曲:恩田快人、編曲:JUDY AND MARY)
10.The Great Escape
(作詞:YUKI、作曲:恩田快人、編曲:JUDY AND MARY)

データ

1997年3月26日、初登場1位
初動80.9万枚、売上216.2万枚、登場49週
Produce:佐久間正英 & JUDY AND MARY
Epic/Sony Records

作品概要

JUDY AND MARYの4thアルバム『THE POWER SOURCE』。シングル「そばかす」(1位 105.8万枚)「クラシック」(3位 63.2万枚)「くじら12号」(5位 44.7万枚)に加えC/Wから「KISSの温度」を収録。5月21日に「ラブリーベイベー」がリカット(12位 9.3万枚)された。初回盤はカラーケース及びピクチャーCD仕様。

1996年2月の「そばかす」が自身初のミリオンセラーを記録。続く2シングルも連続で大ヒットを飛ばし、まさにバンドが飛ぶ鳥を落とす勢いの中リリースされた。初動80万枚を叩き出し、同日発売だったSMAPのベスト盤『WOOL』に2倍の差をつけ自身初のアルバムチャート1位を獲得。累計でダブルミリオンを突破するメガヒットとなり、自身最大セールスとなった。

感想

ついにTAKUYAイズムが本格開花。1曲目「BIRTHDAY SONG」から、一見間違ってるんじゃないか?と思う程に縦横無尽に暴れまくるギターサウンドが炸裂しまさに圧巻の一言。しかもそんな自由奔放なプレイが爆発しつつも楽曲は最高にキャッチーでポップというのがまた凄い。怒涛の勢いで展開する10曲はまさに絶頂期という感じで抜群に耳に残る。シングル曲たちがあまりに強烈な個性を放っているがアルバム曲もレベルが高い。最初に聴いた時はシングル曲以外あまり印象に残らなかったのだが改めて聴き返したら全曲良かった。特に恩田作曲の「風に吹かれて」はそのピュアさが胸に染みる名曲で、TAKUYAイズムが猛威を振るう中でひねり出した渾身の一曲という感じがある。個人的には次回作『POP LIFE』の方が好きだが、バランスという意味では今作が最高潮かなと思う。

おすすめ度★★★★★

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