Ado・あいみょん・櫻坂46・WANDS他、2022年8月新曲レビュー

最近聴いたJ-POP感想
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2022年8月新曲レビュー

こんにちは、マー(@kazeno_yukue)です。
遂に8月、夏真っ盛り。わたくしマーの一番好きな季節到来。2022年8月に聴いた新曲感想、随時更新していきます。

前月(2022年7月)の新曲レビューはこちらです

KinKi Kids・菅田将暉・Snow Man・King Gnu他、2022年7月新曲レビュー
2022年7月新曲レビュー こんにちは、マー(@kazeno_yukue)です。 ここでは日々、CDやストリーミングで聴いた新曲や話題曲についての感想を書いていきますので、何卒宜しくお願い致します。 ※あくまで「最近聴いた曲」ですので...

新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED) / Ado

2022年6月8日(DL)、約17万DL

Adoの配信楽曲。「永遠のあくる日」から約3か月ぶり。

映画『ONE PIECE FILM RED』オープニングテーマ。2022年8月7日~8月28日までの期間アニメ版『ONE PIECE』のオープニングにも使用されている。

中田ヤスタカ提供。CMで聴いた時はめちゃくちゃ疾走感のある名曲だ!と思ったんだけど実際に音源を聴いたら「意外と大人しいな…」と思ってしまった。もっと弾けた派手派手な曲かと思っていたのだが。なんかリズムがやたらドタドタしてるというかね…。これが中田ヤスタカの持ち味なのだと言われたらそれまでだが。映画も大ヒットしているしこの夏を代表するヒット曲である事は間違いないのだがちょっと拍子抜けだった。(2022/8/29更新)

おすすめ度…C(普通)

私は最強(ウタ from ONE PIECE FILM RED) / Ado

2022年6月22日(DL)、約5万DL

Adoの配信楽曲。「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」から2週間後の配信。

映画『ONE PIECE FILM RED』のメインヒロイン・ウタが歌う劇中歌。ロックバンド・Mrs.GREEN APPLEの大森元貴が作詞作曲。「新時代」で感じた何か違う…というモヤモヤを吹き飛ばしてくれた。怒涛の勢いで展開する曲。映画どころか『ONE PIECE』自体も20年程読んでないのでウタとは何者なのか、作品内でのこの曲の立ち位置とかも何も分からないんだけど、楽曲全体から放たれるポジティブオーラがとにかく心地いい。映画館で聴いたら尚更奮い立つだろうな。(2022/8/30更新)

おすすめ度…B+(良い曲+)

逆光(ウタ from ONE PIECE FILM RED) / Ado

2022年7月6日(DL)、約4万DL

Adoの配信楽曲。「私は最強(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」から2週間後の配信。

映画『ONE PIECE FILM RED』劇中歌。milet×Aimer×幾田りらの「おもかげ」、菅田将暉の「惑う糸」等を手掛けたVaundyの提供。「私は最強」と同じく派手派手な一曲だがこちらの方が攻撃的な印象。インパクトはあるけどそこまで好みでは無い。(2022/8/31更新)

おすすめ度…C(普通)

異世界混合大舞踏会(feat.おばけ) / 星野源

2022年7月18日(DL)、約2万DL

星野源の配信楽曲。「喜劇(feat.DJ Jazzy Jeff & Kaidi Tatham)」から約3週間ぶり。

映画『ゴーストブック おばけずかん』主題歌。映画に出ている声優、釘宮理恵・下野紘・杉田智和がコーラスとして参加している。星野源曰く「制作中、いくつかの楽しい心霊現象に見舞われので、来ていたおばけたちについでにコーラスを入れてもらいました」との事。星野源らしいノリの良い踊れる楽曲。ただキャッチーな空気はあるけどそこまで残る印象は無い…前作「喜劇」の方が好みだった。(2022/8/4更新)

おすすめ度…C(普通)

摩擦係数 / 櫻坂46

2022年7月25日(DL)

櫻坂46の配信楽曲。8月3日リリースの1stアルバム『As you know?』からの先行配信。

センターは森田ひかる・山崎天。作曲はKinKi Kids「ボクの背中には羽根がある」「Anniversary」等の編曲で名前を見かける家原正樹。エスニックな空気を醸し出すダンスナンバー。〈黙るってのは敗北だ〉というメッセージが「サイレントマジョリティー」を思い出させる。サビのテンポ・メロディーがかなりのインパクト。これまでのシングル表題曲は結構複雑なメロディーが多かったがこれは一発で覚えられたし不思議と何回も聴きたくなる。正直アルバム曲に期待してなかったんだけど、意外に櫻坂で一番好きな曲になるかも…?(2022/8/3更新)

おすすめ度…B+(良い曲)

残影 / 秦基博

2022年7月28日(DL)

秦基博の配信楽曲。前作「サイダー」から約3週間ぶり。

テレビ朝日系ドラマ『六本木クラス』挿入歌。大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』のリメイクドラマだ。主題歌は[Alexandros]じゃなかったっけ?と思ったがWikiを観るとこのドラマは毎話異なる挿入歌が使用されるスタイルになっており、第4話でオンエアされたのがこの曲なのだという。

ドラマの主人公・新が抱える痛みを表現したそうだがドラマ観てないのでそこに感情移入は出来ない(母が観てるのでチラ見位はしているが…)。でもまぁ普通にメロディアスな良い曲である。別なドラマだったら全然単独の主題歌として通用する。(2022/8/3更新)

おすすめ度…B(良い曲)

3636 / あいみょん

2022年7月29日(DL)

あいみょんの配信楽曲。8月17日リリースの4thアルバム『瞳へ落ちるよレコード』からの先行配信。

タイトルは「さんろくさんろく」(あいみょんのTwitterでの発言より)と読み、宅配ボックスの暗証番号を示す。あいみょんの誕生日が3月6日なので自身を主人公としているのかも。ストーリーが浮かんでくる歌詞と無性に懐かしくなってくるメロディーは流石。僕は常々あいみょんに90年代J-POPを感じると思っているが、今回は飛び越えて昭和フォークの匂いがする。上村一夫の『同棲時代』の空気というか…。派手さは無いがホッとできるし良い曲である。アルバムも楽しみだ。(2022/8/2更新)

おすすめ度…B+(良い曲)

暁 / ポルノグラフィティ

2022年7月29日(DL)

ポルノグラフィティの配信楽曲。8月3日リリースの12thアルバム『暁』からの先行配信。

わたくしマーの中で「もう一歩でハマりそう」状態が20年ほど続いているポルノグラフィティ。中高時代流行っていたし好きなシングル曲も沢山あるのだがオリジナルアルバムまで聴こうという気にならないんだよね。今回は恐らくアルバムの表題曲という事で気合が入っているのかシングルっぽい勢いがある。ただ勢いのまま駆け抜け過ぎて聴き終わると覚えていないという…。(2022/8/2更新)

おすすめ度…C+(普通)

夏の”好き”はご用心 / STU48

2022年7月31日(DL)

STU48の配信楽曲。7月30日から始まったオリジナル新公演『花は誰のもの?』にて書き下ろされた新曲で、同じく新曲の「そして人間は無力と思い知る」と同時配信。

作曲の井上トモノリはSTU48の「瀬戸内の声」の他、HKT48の「キスは待つしかないのでしょうか?」、乃木坂46の「夏のFree&Easy」等も手掛けた作家。いきなり2曲同時配信されたので何だこれ?と思ったが前述の通り劇場公演専用曲である。48系公演曲によくあるアイドルポップ。AKB全盛期の2010年頃に劇場公演の曲を集めたアルバムをいくつか聴いてどれも好印象だったのだがそれらと同じ位の曲…という感じ。普通に良い曲である。(2022/8/4更新)

おすすめ度…B(良い曲)

そして人間は無力と思い知る / STU48

2022年7月31日(DL)

STU48の配信楽曲。7月30日から始まったオリジナル新公演『花は誰のもの?』にて書き下ろされた新曲で、同じく新曲の「夏の”好き”はご用心」と同時配信。

昨今の世界情勢に対してのメッセージを歌い異例のUSENロングランヒットとなった「花は誰のもの?」。その路線でもう1曲作ってみましたという感じのシリアスな曲。かなり険しいタイトルだが曲の方はかなり耳に残る。特にサビのメロディーはドラマチックな仕上がりで良い。(2022/8/4更新)

おすすめ度…B(良い曲)

UTSUROI / 東方神起

2022年7月31日(DL)
2022年8月17日(CD)

東方神起の配信楽曲。8月17日にCDシングルとしてリリース予定。前作「まなざし」から約2年7か月ぶり。

東方神起を最後に借りたのは多分2013年の「Catch Me-If you wanna-」だった。当時観ていたドラマ『サキ』(同じく仲間由紀恵主演だった『美しい隣人』の前日譚)主題歌だったというのもあったがその頃までは割と継続的に聴いてたんだよな。その後からあまりキャッチーさを感じなくなり自然と離れてしまった。

今回久々に聴いた。ジャジィーというかシティポップ風味というか…とにかく大人な感じのミディアム曲。まぁ普通かな。カップリングに入ってたら隠れた良曲と言われそうな空気はあるが。(2022/8/5更新)

おすすめ度…C(普通)

風に預けて / 20th Century

2022年8月1日(DL)

20th Centuryの配信楽曲。「夢の島セレナーデ」から約2か月ぶり。

2021年にV6が解散し森田剛が事務所を退所したためComing Centuryも活動終了となったが、20th Centuryは存続し活動を継続している。

東京・吉祥寺を中心に活動するシティフォークバンド・グソクムズによる楽曲提供。良い意味で肩に力の入らないポップソング。まぁ普通に良い曲である。トニセンはV6のベスト盤で一部楽曲を聴いた事がある…と思うんだけどしっかりと記憶に残っている曲は無い…。カミセンなら「夏のかけら」という明確に好きな曲があるんだけどね。(2022/8/29更新)

おすすめ度…C+(普通+)

Always You / milet

2022年8月1日(DL)
2022年8月17日(CD)

miletの配信楽曲。8月17日にCDシングルとしてリリース予定。前作「Walkin’ In My Lane」から約3か月ぶりとなる。

映画『TANG タング』主題歌。嵐の二宮和也が主演する映画でデボラ・インストールの小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』を原作としているという。miletらしい壮大なスケールのミディアムナンバー。大空を感じる壮大なサウンドは結構好みだがメロディーは抑え気味で惜しい。歌としてはそこまでピンと来なかった。(2022/8/5更新)

おすすめ度…C+(サウンドが良かったので+)

あいもかわらず / 石崎ひゅーい & 菅田将暉

2022年8月2日(DL)

石崎ひゅーいと菅田将暉のコラボレーション配信楽曲。石崎ひゅーいのデビュー10周年を記念して作られた作品。

菅田将暉に「さよならエレジー」「虹」「ラストシーン」等を提供しヒットを出している石崎ひゅーい。今回のコラボ曲はそれらのような大作感は無く、肩の力を抜いて歌えるようなミディアムソング。菅田将暉曰く「おじいちゃんになっても歌える曲」。「さよならエレジー」や「虹」のような大作感を期待するとスッコケるかもしれないがこれはこれで良い曲だ。(2022/8/10更新)

おすすめ度…B(良い曲)

す、好きじゃない! / ≠ME

2022年8月3日(DL)
2022年8月3日(CD)、約9万枚

≠MEの4thシングル。前作「チョコレートメランコリー」から約6か月ぶり。

テレビ朝日系アニメ『最近雇ったメイドが怪しい』主題歌。前作の「チョコレートメランコリー」はあまりハマらなかったが今回はやや好感触。僕が一番好きな季節である「夏」を感じる直球系アイドルポップだからだろうか?メロディーが覚えづらいのが惜しい。もっとガツンと来るメロディーが欲しい。今んとこイコラブを超える曲は出てないが今後に期待したい。(2022/8/10更新)

おすすめ度…C+(普通+)

愛のしるし / 森七菜

2022年8月10日(DL)

森七菜の配信楽曲。自身21歳の誕生日である8月31日にリリース予定の1stフルアルバム『アルバム』から先行配信。OKAMOTO’Sのオカモトコウキプロデュース。

1998年にリリースされたPUFFYの6thシングルのカバー。2020年にホフディランの「スマイル」をカバー、配信リリースし大反響が来たことが嬉しく、再び好きな曲をカバーしようと考え選んだのがこの曲だったという。

提供した草野マサムネ(スピッツ)もセルフカバーしておりそちらも有名なので、PUFFYのカバーなのか?スピッツのカバーなのか?どう位置付ければいいのか迷うがまぁどちらでも良いか。ストレートなカバーで原曲の良さそのまま。PUFFYバージョンは脱力感が持ち味だったけど今作は元気でグングン進んでいく感じのアレンジになっておりそこも良い。森七菜の声も作風と合ってるし改めて良い曲だなと再認識できた。(2022/8/12更新)

おすすめ度…B(良い曲)

茜 / 森山直太朗

2022年8月10日(DL)

森山直太朗の配信楽曲。「愛してるって言ってみな」から約6か月ぶり。

橋本愛主演日本テレビ系ドラマ『家庭教師のトラコ』主題歌。こねくり回したような、難解な歌い回しをするイメージの歌手だが今回の曲はストレートなメロディーで良い。メロディアスバラードだ。中学生の頃「さくら(独唱)」が大流行し、勢いで買った1stアルバム『新たなる香辛料を求めて』に大ハマりしたがあの頃の気持ちがちょっと蘇ってきた。(2022/8/12更新)

おすすめ度…B+(良い曲+)

ヤバイね愛てえ奴は / 原由子

2022年8月17日(DL)

サザンオールスターズ・原由子の配信楽曲。10月19日にリリース予定の4thアルバム『婦人の肖像(Portrait of a Lady)』からの先行。配信限定シングルとしては2012年の「ウルワシマホロバ~美しき場所~」「ヘヴン」から約10年4か月ぶり。

NHK総合ドラマ10『プリズム』主題歌。桑田佳祐が作詞・作曲担当。サビなんかはかなり奇抜なメロディーだと思うが、原由子のほんのりしたボーカルに包まれると中和される。この声は神の領域に入っている気がする。まぁサザンの歴代アルバムに1曲ずつ入っている原ボーカル曲には及ばないしシングルっぽさは無い。けど不思議な魅力のある曲である。10月に出る4thアルバム(何とオリジナルは31年ぶり)の中でどういう立ち位置になるのだろう。(2022/8/29更新)

おすすめ度…C+(普通+)

1111111~One Another’s Colors~ / ENDRECHERI

2022年8月21日(DL)

KinKi Kids・堂本剛ソロプロジェクトENDRECHERIの配信楽曲。「LOVE VS. LOVE」から約3か月ぶり。

堂本剛のソロは2002年の「街/溺愛ロジック」からENDLICHERI☆ENDLICHERIに変貌してからのアルバム『Coward』まではリアルタイムで購入して聴いていたが、2007年の『Neo Africa Rainbow Ax』でついて行けない事を自覚し離脱した。KinKi Kids及びソロ初期の音源はサブスクに無いが、2009年以降のソロはサブスク解禁されており気軽に聴けるので今回久々に聴いてみた。

〈ワン!アナザースカラーズ!〉の繰り返しが強烈に耳に残るダンサブルな曲。自分には合わないと覚悟して聴いたからか意外と楽しめた。シンセやギターの鳴り、サイバーな世界観に一緒に乗り込む気持ちで聴くと良い。後半のラップがSOUL’d OUTのDiggy-MO’に聴こえて仕方ないのだが同じように感じた人いますでしょうか。

今年の夏はKinKi Kidsの25周年イヤーでシングルリリース、テレビ出まくり、YouTube開設等かなりの忙しさだったろうにその合間でソロの制作まで進めていたとは。(2022/8/25更新)

おすすめ度…C+(普通+)

オアイコ / Aimer

2022年8月22日(DL)

Aimerの配信楽曲。シングル「残響散歌/朝が来る」から約7か月ぶり。

Abema TV『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』主題歌。『鬼滅の刃』タイアップで熱い曲だった「残響散歌」とは打って変わってカジュアルな軽めの一曲。ただ軽めとはいっても声に壮大感(造語)があるのでどこか重たさも同居してる。印象はまぁ普通。(2022/8/25更新)

おすすめ度…C(普通)

愛を叫びたい / WANDS

2022年8月23日(DL)

WANDSの配信楽曲。「YURA YURA」から約9か月ぶり。

壮大なミディアム・ロックチューン。新曲なんだけどどこか90年代を思わせる懐かしいメロディー。久しぶりなリリースだがやっぱり良い。柴崎さんの曲が良いのは勿論、上原さんの分厚いのにしっかり高音という不思議なボーカルが素晴らしいよね。WANDSが好きな人ならばまず気に入る曲であろう。(2022/8/29更新)

おすすめ度…B+(良い曲+)

好きというのはロックだぜ! / 乃木坂46

2022年8月24日(DL)
2022年8月31日(CD)、約58万枚

乃木坂46の30thシングル。「Actually…」から約5か月ぶり。

センターは賀喜遥香で、「君に叱られた」以来2作ぶりに担当。作曲の野村陽一郎は日向坂46の「キュン」「ドレミソラシド」、櫻坂46の「ブルームーンキス」等も手掛けていた。

タイトルが発表された時は本当に嫌だった。「何じゃこのタイトルカッコ悪…」と。カップリングとかなら良いけどA面でこれかと。ただこれまでも「ジコチューで行こう!」とか「君しか勝たん」(日向坂46)とか嫌なタイトルあったけど楽曲を聴いたら「意外と良いじゃん」ってなるパターンが多かったので今回も逆に期待したが……印象は普通。自分に自信が持てない主人公が「君」を好きになった事で人生に前向きになってゆくという歌詞も「君の名は希望」と被るし。

メロディーもサウンドも爽やかで本来なら好みの方向性だけど何かのっぺりしてるというか薄味なのよね。今回ばかりはタイトルが足を引っ張ったと思う。違うタイトルだったらもっと前のめりに楽しめたんじゃないかな。乃木坂は48系と比べ気合の入ったスタイリッシュな楽曲を提供されてきたとはいえ、櫻坂・日向坂と相次いで坂道グループが増えてきた事で流石に秋元康の作詞センスが枯れてきたのでは?(2022/8/30更新)

おすすめ度…C(普通)

世界が終るまでは…[WANDS 第5期 ver.] / WANDS

2022年8月28日(DL)

WANDSの配信楽曲。「愛を叫びたい」から5日後の配信。1994年の8thシングルをセルフカバー。ちなみに初代ボーカル・上杉昇も同年5月発売のベストアルバム『永劫回帰II』でセルフカバーしたばかり。その際は作曲の織田哲郎によるリアレンジがなされた。

原曲はWANDS最後のミリオンシングルであり、「もっと強く抱きしめたなら」「時の扉」に次ぐ自身3番売上となったヒット曲。テレビ朝日系アニメ『SLAM DUNK』エンディングテーマとしても有名であり平成元年生まれのわたくしマー世代では「WANDS=この曲」と言っても良いほど代表曲とされている。次点で「時の扉」が知られてたかな?

テレビの音楽番組やライブではかなり以前から披露されていたのにずっと音源化しなかったのはやはり未だ衰えない根強い楽曲人気故に値打ちをこいていたのだろうか? 前述のように上杉昇と織田哲郎の完全本人タッグセルフカバーを先に出されてしまったので、結果後追いで慌ててリリースしたみたいな形になっちゃった。変に温存した意味あったのかな。

…と、まぁ色々言ってきたが改めて名曲ですな。原曲に忠実なセルフカバーで殆どイメージは変わらない。圧巻の名曲だな…!と浸ってしまう。上原さんの高音かつ太いボーカルはやっぱり好き。こういう歌声を出せるようになりたいものだ。(2022/8/30更新)

おすすめ度…B+(セルフカバーは評価が難しい。原曲は文句なしのAだが同じにしてもな…って事で)

チノカテ / ヨルシカ

2022年8月29日(DL)

ヨルシカの配信楽曲。「左右盲」から約1か月ぶり。アンドレ・ジッドの『地の糧』がモチーフとなっている。

波瑠主演フジテレビ系ドラマ『魔法のリノベ』主題歌。前作「左右盲」に思わずハマってしまったので聴いてみたが今回はそこまで刺さらなかった。メロディーもサウンドも軽くて前作にあったようなエモさを感じないというか…。ただ歌詞は結構深くて何回か読んだけどまだ理解できたようで出来てない。(2022/8/30更新)

おすすめ度…C(普通)

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