【アルバム感想】『スピッツ』スピッツ

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スピッツ

収録曲

01.ニノウデの世界
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ)
02.海とピンク
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ)
03.ビー玉
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ)
04.五千光年の夢
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ)
05.月に帰る
(作詞:草野正宗、作曲:三輪徹也、編曲:スピッツ)
06.テレビ
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ)
07.タンポポ
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ)
08.死神の岬へ
(作詞:草野正宗、作曲:三輪徹也、編曲:スピッツ)
09.トンビ飛べなかった
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ)
10.夏の魔物
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ)
11.うめぼし
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ)
12.ヒバリのこころ
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ)

データ

1991年3月25日
Produce:スピッツ&高橋信彦
ポリドール

以下再発盤データ

2002年10月16日(リマスター盤)
2008年12月17日(SHM-CD)
2017年7月5日(LP)、初登場60位、売上1104枚

作品概要

スピッツの1stアルバム『スピッツ』。デビューシングル「ヒバリのこころ」(今作と同発)とC/W「ビー玉」を収録。6月に「夏の魔物」がリカットされた(C/Wとして「ニノウデの世界」もカット)。「ヒバリのこころ」はシングルよりもフェードアウトまでの時間が長くなっており厳密にはアルバムバージョン。

2002年10月16日に1st~8thアルバムがスティーヴン・マーカッセンによるリマスター盤として再発され、オリジナル盤は現在廃盤。08年12月17日にはリマスター盤をSHM-CDとして再発している。

感想

記念すべきデビューアルバム。バンドサウンドやメロディーの雰囲気は現在とさほど変わらず、既に独特のスピッツワールドが展開している。歌詞の面では毒々しいフレーズも垣間見え、後にこの当時を振り返った草野が「これじゃ売れないわ」と語っているように、確かに一般ウケはしなそうというかどこかアングラな雰囲気が漂う。しかし「ニノウデの世界」や「テレビ」のようにストレートに爽快なナンバーもあるし、全体的に楽曲のレベルは高いと思う。元々家にあった旧盤を聴いていた時はそこまでハマらなかったんだけど、後に音がくっきりはっきりしたリマスター盤を手にして聴いたら見違えるほど良く感じた。8thアルバム『フェイクファー』までがリマスター盤として再発されているが、この時期の旧盤は現在の感覚で聴くと音が小さくサウンドが貧弱に聞こえてしまうので、これから手にするなら圧倒的にリマスター盤の方がオススメである。

おすすめ度★★★★☆

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