【アルバム感想】『スーベニア』スピッツ

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スーベニア
スピッツ

収録曲

01.春の歌
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ・亀田誠治)
02.ありふれた人生
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ・亀田誠治)
03.甘ったれクリーチャー
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ・亀田誠治)
04.優しくなりたいな
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ・亀田誠治)
05.ナンプラー日和
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ・亀田誠治)
06.正夢
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ・亀田誠治)
07.ほのほ
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ・亀田誠治)
08.ワタリ
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ・亀田誠治)
09.恋のはじまり
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ・亀田誠治)
10.自転車
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ・亀田誠治)
11.テイタム・オニール
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ・亀田誠治)
12.会いに行くよ
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ・亀田誠治)
13.みそか
(作詞・作曲:草野正宗、編曲:スピッツ・亀田誠治)

データ

2005年1月12日、初登場1位
初動17.6万枚、売上36.0万枚、登場36週
Produce:スピッツ&亀田誠治
ユニバーサル

以下再発盤データ

2008年12月17日(SHM-CD)
2017年7月5日(LP)、初登場52位、売上1238枚

作品概要

スピッツの11thアルバム『スーベニア』。シングル「正夢」(4位 14.0万枚)収録。4月に「春の歌」がリカット(「テクテク」と両A面 5位 6.7万枚)された。タイトルの「スーベニア」とは贈り物、お土産という意味。初回盤はブックレット素材違い。2008年12月17日にはSHM-CDとして再発されている。

感想

前作『三日月ロック』に続いて亀田誠治との共同プロデュースという事で、適度にロックで適度にポップな安定作。後にシングルカットされる突き抜けたポップ「春の歌」や、ストリングスを交えた優雅なサウンドが展開する「ありふれた人生」、スピッツロックの最高峰ともいえる激しい「甘ったれクリーチャー」等、序盤から耳に残る名曲が目白押しで勢い抜群。この勢いは留まらずにラストの「みそか」まで続く。全体的に実に多彩な曲調で溢れており飽きることが無い。リアルタイムでの印象が強い事もあるが、個人的にはかなりの名盤。期待通りのスピッツワールドが味わえる素晴らしい内容である。ただ音圧が結構強くかなり迫力あるサウンドになっており、これがやや過剰だと指摘するファンもいるようだ。

おすすめ度★★★★★

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