B’z・原由子・back number・FIELD OF VIEW他、2022年9月新曲レビュー

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2022年9月新曲レビュー

こんにちは、マー(@kazeno_yukue)です。大好きな夏が終わってしまったが、まだまだ暑い日々は続いてる。そんな9月の新曲レビュー

先月分の新曲レビューは下記

Ado・あいみょん・櫻坂46・WANDS他、2022年8月新曲レビュー
2022年8月新曲レビュー こんにちは、マー(@kazeno_yukue)です。 遂に8月、夏真っ盛り。わたくしマーの一番好きな季節到来。2022年8月に聴いた新曲感想、随時更新していきます。 前月(2022年7月)の新曲レビューはこちらで...

ベルベットの詩 / back number

2022年8月26日(DL)、約4万DL

back numberの配信楽曲。「黄色」から約11か月ぶり。配信日の8月26日午後8時にはMVがYouTubeにてプレミア公開された。

竹内涼真・横浜流星主演映画『アキラとあきら』主題歌。恋愛ではなく自分探し系の歌詞。どっしりしたメロディーや曲調でいかにもback number王道という感じの安定感バツグンの一曲だ。これ系統の曲だと「ハッピーエンド」が一番好きなのだが、それに並ぶとまでは言わんけどまぁ良い曲。清水依与吏、これくらいの曲ならいくらでも量産できそうだよな。

アルバムが暫く出ていない。現状2019年3月の『MAGIC』が最後だ。次のオリジナルアルバムは「エメラルド」「怪盗」「水平線」「黄色」そしてこの「ベルベットの詩」(あとファンクラブ限定でCDリリースされた「女王の猿」)を含んだ豪華盤になると思うので楽しみである。(2022/9/5更新)

おすすめ度…B(良い曲)

なんとなく。 / SHISHAMO

2022年8月31日(DL)

SHISHAMOの配信楽曲。「ハッピーエンド」から約1か月半ぶり。ジャケットイラストはボーカル・宮崎朝子の描き下ろし。

「ダメな恋愛」をしている事に気付きながらも、相手との関係を断ち切れない主人公を描く。歌詞を読んでいるとどうも感情移入してしまう僕がいる。こんな感じの時期僕にもあったなぁとか…。やはり歌詞の描写が上手いのだろう。曲の方はメロウかつ気だるい感じのロックで、シングルA面とまではいかないけどカップリングに入ってる隠れた良曲、くらいなイメージ。(2022/9/6更新)

おすすめ度…C+(普通+)

久しぶりのリップグロス / AKB48

2022年9月7日(DL)
2022年10月19日(CD)

AKB48の60thシングル。前作「元カレです」から約5か月ぶり。

センターは初の抜擢となる千葉恵里。2015年の第2回ドラフト会議で加入したメンバー。このドラフト会議は当時観ていて千葉が指名される瞬間もよく覚えているので、あの時の子がセンターまで上り詰めたのか…と感慨深い。

作曲の川浦正大はAKBの「上からマリコ」の他、NMBの「青春のラップタイム」、乃木坂46の「何度目の青空か?」、けやき坂46(現・日向坂46)の「ひらがなけやき」等を手掛けた作家。楽曲の方は爽やかアイドルポップ。所謂48系王道の曲で意外にも久々に感じる。こういう路線はシングルだと2019年の「サステナブル」以来かな。発売は秋だけど夏っぽい爽快さを感じる。「ポニーテール~」や「さよならクロール」に並ぶかと言われたらそこまででは無いが中々好みの一曲である。(2022/9/26更新)

おすすめ度:B

POP / Chage

2022年9月7日(DL)

Chageの配信楽曲。「そういうひと」から約2か月ぶり。

タイトルの「POP」とは「Piece of peace」の意味が込められているという。ライブで盛り上がりそうなノリの良いロックナンバー。90年代のチャゲアスオリジナルアルバムに収録されていたChage曲はどれも癖の強いものが多かったため、中学生時代の僕は「Chage=難解な曲を作る人」と思っていたものだが…この曲はストレートな良さがある。まぁサビのメロディーはややトリッキーだけど。64歳だが声が衰えないのが凄い。

今年7月22日、わたくしマーの地元・東久留米のコミュニティFM『TOKYO854 くるめラ』内番組「午後の玉手箱」にChageが生出演したのが嬉しかった。あのChageがすぐ近所にいたのだ。Chageの口から「東久留米」や「黒目川」といった地元の名称が出てきたのが感動的だった。出待ちしたかったが仕事中で行けなかったのが悔しい…。(2022/9/7更新)

おすすめ度…C+(普通+)

消えてしまいそうです / ずっと真夜中でいいのに。

2022年9月8日(DL)

ずっと真夜中でいいのに。の配信楽曲。前作「ミラーチューン」から約3か月ぶり。

スタジオコロリドによるアニメ映画『雨を告げる漂流団地』主題歌。同じく自身による楽曲「夏枯れ」も挿入歌として使用されている。今回も良い。軽快なノリの曲。相変わらずノリだけでなくしっかり耳に残るメロディー・フレーズを叩き出してくるのが好印象。(2022/9/26更新)

おすすめ度:B

Mountain Top / ELLEGARDEN

2022年9月9日(DL)、約2万DL

ELLEGARDENの配信楽曲。1998結成、2008年に活動休止。2018年に復活して以来初となる新曲リリース。新曲としては2006年のシングル「Salamander」・アルバム『ELEVEN FIRE CRACKERS』から実に16年ぶりとされる。

ELLEGARDENはわたくしマー(平成元年生まれ)のまさに世代のバンドとされる。高校時代(2005~2007年)には男子の間で聴いている者が多かったし実際文化祭でバンド演奏をした際にELLEGARDEN(「スターフィッシュ」「ジターバグ」「Missing」等)を何曲か演った経験もある等、青春の思い出として非常に印象深い。

ただ周囲で流行っていたしバンドでコピーもする等の思い出はあるのだが、個人的にCDを聴きまくった!とかめちゃめちゃ好きな曲がある!という事は無い。あくまで周囲で流行っていたから何となく認識していた、という位。だから16年ぶりの新曲といってもそこまでの感慨は無いんだけど久々に聴いてやっぱりELLEGARDENカッコイイなとは思った。厚みのあるバンドサウンドは心地いいし、メロディーもしっかり良くて「うた」好きなリスナーも置いてけぼりにしない。(2022/9/26更新)

おすすめ度:B

好きだ虫 / NMB48

2022年9月13日(DL)
2022年9月21日(CD)、約18万枚

NMB48の27thシングル。前作「恋と愛のその間には」から約7か月ぶり。

選抜メンバーファン投票「NAMBATTLE2~愛~」で決められたという。かつて2009~2018年まで行われたAKBグループ選抜総選挙のNMB単独版という事なのかな。JKT48など国外の48グループが単独で開催した事例はあるようだが国内グループの単独開催は初。

センターは川上千尋。2012~14年頃放送されていたNMBのバラエティー番組『げいにん!』でメイド部員として出演していたのを覚えているがそれ以降の記憶は全く無い。今回初センターという事で久々に名前を聞き、ここまで上り詰めたのか…と感慨深い気持ちになった(AKB「久しぶりのリップグロス」の千葉恵里に抱いた感覚と同じ)。

楽曲の方は元気なアイドルポップ。初期AKBの劇場公演曲にありそうなチョコマカした感じ。サビが耳に残る。このメロディーは好きである。作曲の柳沢英樹はNGT48の「しそうでしないキス」を手掛けた作家。あちらも名曲だったしこの作家は僕の好みに合うのかも。(2022/9/27更新)

おすすめ度:B

NEW ME / LiSA

2022年9月13日(DL)

LiSAの配信楽曲。「シフクノトキ」から約3か月ぶり。

NetflixのLiSAオリジナルドキュメンタリー番組『Another Great Day』テーマソング。疾走感のあるLiSAらしい一曲。とにかくLiSAらしいというコメントしか出てこないんだけど、サビのメロディーが心地良く良い曲である。(2022/9/27更新)

おすすめ度:B

夏恋のライフ / aiko

2022年9月14日(DL)

aikoの配信楽曲。「ねがう夜」から約5か月ぶり。

川口春奈出演カルビーポテトチップスCMソング。夏の終わりと恋の終わりを同時に感じるカジュアルな一曲。湿っぽく無く爽やかな感じで、繰り返し聴く程に好きになっていくタイプの曲だろう。aikoが19歳の時に作った曲らしいがクオリティは高い。10代の少女が作ったにしては渋い。aikoファンなら「歌詞が若いな」とか気付くのだろうか?(2022/9/27更新)

おすすめ度:B

ヒトツボシ / KOH+

2022年9月14日(DL)、約4万DL

福山雅治と柴咲コウによるユニット・KOH+の配信楽曲。ドラマ『ガリレオ』主題歌をまとめたミニアルバム『ヒトツボシ~ガリレオ Collection 2007-2022~』にリード曲として収録されている。

『ガリレオ』劇場版第3作『沈黙のパレード』主題歌。割とシリアスなミディアムナンバー。これまで出した「KISSして」「最愛」「恋の魔力」どれとも異なる系統。KOH+も柴咲コウもそこまで聴き込んでおらず、有名な「かたち あるもの」や、RUI名義の「月のしずく」を世代として知っている程度なんだけど、そんなわたくしマーが知る限り今回が最高傑作かもしれない。サビの切ないメロディーが染みる。福山雅治の作曲センスは未だ枯れないようだ。(2022/9/28更新)

おすすめ度:B+

夏枯れ / ずっと真夜中でいいのに。

2022年9月15日(DL)

ずっと真夜中でいいのに。の配信楽曲。「消えてしまいそうです」から2週間後の配信。

スタジオコロリドによるアニメ映画『雨を告げる漂流団地』挿入歌。「消えてしまいそうです」が主題歌として使用されている。シティポップ風味の洗練された感じの一曲。一発インパクト系ではなくジワジワ聴かせるタイプ(わたくしマーの定義では「あいつら全員同窓会」「消えてしまいそうです」等が一発インパクト系)。これは非常に好みに刺さった。広がりを感じるサビのメロディーが何度聴いても心地良い。

爽やかな夏とは違う、ちょっと暑苦しい夏というか…。じめっとした魅力がある歌詞。これがセンチメンタルな気持ちを刺激する。何だか高校生の頃のどうしようもない夏を思い出す。ちなみに「夏枯れ」とは「夏の暑さのため植物が生気を失う事」「夏に商店の客足が減り不景気になる事」等を意味するらしい。まぁざっくり言うと夏バテみたいな事で良いのかな(超訳)。(2022/9/28更新)

おすすめ度:A

恋しさと せつなさと 心強さと 2023 / 篠原涼子 with t.komuro

2022年9月17日(DL)、約1万DL

篠原涼子 with t.komuroの配信楽曲。同名義では1995年の「もっと もっと…」以来、約27年7か月ぶりのリリースか? 篠原涼子の歌手活動自体は2003年に停止していたが今年2022年2月に主演したNetflixドラマ『金魚妻』主題歌として「Crazy for you」(sino R fine名義)をリリースしている。

1994年にリリースされ202万枚の大ヒットを記録した「恋しさと せつなさと 心強さと」のセルフカバー。94年の年間シングルチャートではMr.Children「innocent world」、広瀬香美「ロマンスの神様」に次ぐ3位だったが、累計売上ではそれら2作を上回っている。日本の女性ソロ歌手で初めてダブルミリオンを記録した作品であるという。

2023年発売予定のカプコン対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター6』日本イメージソング。ちなみに94年の原曲は映画『ストリートファイター』主題歌だった。今回は小室哲哉がリアレンジを加え、篠原涼子が歌い直した新バージョンとの事。聴いた感じは原曲とほとんど変わらない。原曲が持っていた勢いや魅力は全く失われず現代的にパワーアップした感じで好印象。改めて良い曲だなと思えた。驚いたのは声の変わらなさ。篠原涼子は50歳間近だが、原曲の28年前から声のパワーが衰えていないのが凄い。むしろ年を重ねて深みが増しているとも言える。(2022/9/28更新)

おすすめ度:B

Door / 大原櫻子

2022年9月21日(DL)

大原櫻子の配信楽曲。「それだけでいい」から約4か月ぶり。

作詞は2019年に解散したガールズバンドねごとのボーカル・蒼山幸子で、作曲はおなじみ小名川高弘。大人しめだけどサビのメロディーはしっかり残る良い曲。テレビより舞台出演が中心となってからは観る機会が少なくなったので存在感が薄くなってしまったけど、マイペースに良い曲を出している。(2022/9/28更新)

おすすめ度:B

Love Letter(2022 Version) feat.区麗情 / 浜田省吾

2022年9月21日(DL)
2022年9月21日(CD)、約1万枚

浜田省吾のシングル「DUET」収録曲。これまでに浜田がプロデュースしたり関わってきた作品の中から女性アーティストをフィーチャーした楽曲を3曲ピックアップ。2022年Versionとしてリメイク・リミックスしたコンピレーションシングルとなっている。この曲の他、「時計の針(2022 Version) feat.中嶋ユキノ」、「我が心のマリア(2022 Version) feat. ORIGA」の全3曲収録。

この「Love Letter」は区麗情 with 浜田省吾名義で1996年9月にリリースされていた楽曲。区麗情(く れいじょう)は1993年にデビューした女性歌手。全く知らない歌手だったが、曲は非常に良い。染み渡るバラード曲。浜田省吾のメロディーはやはり流石安定感があるし適度に壮大なアレンジで満足感がある。26年の時を超えて素晴らしい曲を知れた。(2022/10/1更新)

おすすめ度:A

時計の針(2022 Version) feat.中嶋ユキノ / 浜田省吾

2022年9月21日(DL)
2022年9月21日(CD)

浜田省吾のシングル「DUET」収録曲。

中嶋ユキノは浜田省吾プロデュースのシンガーソングライター。この「時計の針」は中嶋ユキノのメジャーデビューアルバム『N.Y.』(2016年発売)収録曲で、浜田省吾とのデュエットとなっている。区麗情に続いて中嶋ユキノも知らない方だったがこちらも良い曲。深夜に聴きたくなるメロディアスバラードだ。浜田省吾は詞曲に関わってなくて、作詞・作曲:中嶋ユキノとなっているが良い曲を作る人だな。(2022/10/1更新)

おすすめ度:B

Be Selfish / =LOVE

2022年9月28日(DL)
2022年9月28日(CD)、約16万枚

指原莉乃プロデュースのアイドルグループ・=LOVEの12thシングル。前作「あの子コンプレックス」から約4か月ぶり。

わたくしマーが聴いている中で現在最も好みの曲を出してくる率が高いイコラブ。故に贔屓目で見てしまう部分はご了承願いたい。今回はJ-POP的なメロディというよりは一癖あるアイドルポップという感じだが相変わらず聴き心地は良い。今回はカップリングの「好きって、言えなかった」の方がメロディーとしては好みだった。(2022/10/2更新)

おすすめ度:B

笑って フラジール / ≒JOY

2022年9月28日(DL)
2022年9月28日(CD)

≒JOY(ニアリーイコールジョイ)の楽曲。指原莉乃プロデュースのアイドルグループ「=LOVE(イコールラブ)」「≠ME(ノットイコールミー)」に続く姉妹グループとして2022年に結成。7月3日の1stソング「≒JOY」から約3か月ぶりで、=LOVEのシングル「Be Selfish」のType-Dにカップリングとして収録されている。

第3のグループが出来ていたとは…。7月に1stソングとして「≒JOY」が出ていたようだが知らなかったので今回の曲が初聴き。正統派なアイドルポップで普通に良い曲。〈私たちはNot Yet〉〈ここからだよNot Yet〉とかつて指原莉乃が在籍していたAKB派生ユニットの名前が出てくるのが歴史を感じてエモかった(Not Yetという言葉自体は普通に英単語としてあるので、作詞の指原が意識しているかは不明だが)。

姉妹グループがどんどん出てくるが、わたくしマーは完全に音源のみの情報しか無いので未だに各グループのメンバーの顔や名前は全く知らない。AKB全盛期には各グループの冠番組を観てたのでそれぞれのメンバーや状況をある程度知った中で曲を聴いてたんだけど、イコラブ系は楽曲以外の情報を全く取り入れてないので今後曲が増えてきても感想が思い浮かばなくなってくる可能性が大…。(2022/10/2更新)

おすすめ度:B

きっと / FIELD OF VIEW

2022年9月28日(DL)
2022年9月28日(CD)

FIELD OF VIEWの23thシングル。

1995年にシングル「君がいたから」でビーイングからデビュー、ミリオンセラーの「突然」や、アニメ『ドラゴンボールGT』オープニングテーマとして今なお人気の高い「DAN DAN 心魅かれてく」等ヒットを連発。2002年解散するも2020年に活動を再開。今回の「きっと」は活動再開後初のシングルで、2002年の「Melody」以来実に20年ぶりのシングル発売となった。ちなみにストリーミングでも配信となったので現状サブスクでのFIELD OF VIEWは全1曲配信状態

「作詞・作曲:浅岡雄也、編曲:葉山たけし」というJ-POPファン涎モノの黄金クレジット。1994年のviewの2ndシングル「迷わないで」制作時に一緒に作っていたデモが元になっているという。何度もシングル候補に上がっていたというだけあって真っ直ぐでキャッチーな名曲である。ソロで歌い続けてきただけあって浅岡雄也氏のボーカルは全く衰えていないし、歌い方が変わってしまったという事もなく、皆が期待するFIELD OF VIEWど真ん中を届けてくれた印象で嬉しい。(2022/10/1更新)

おすすめ度:A

SOUVENIR / BUMP OF CHICKEN

2022年9月29日(DL)、約6万DL

BUMP OF CHICKENの配信楽曲。配信「クロノスタシス」から約5か月ぶり。

テレビ東京系アニメ『SPY×FAMILY』第2クールオープニングテーマ。このアニメ、第1クールはOfficial髭男dismと星野源、第2クールはBUMPとyamaと連続豪華メンツ起用で凄いな。楽曲の方はちょこまかしたアップナンバー。「ミックスナッツ」を意識したのかな? やはりBUMPはもうひとつハマらない。最初から最後までずっと同じトーンというか並列的な感じがして気付いたら終わっている。(2022/10/19更新)

おすすめ度:C

鎌倉 On The Beach / 原由子

2022年9月30日(DL)

原由子の配信楽曲。「ヤバいね愛てえ奴は」から約1か月ぶり。2022年10月19日にリリース予定の4thアルバム『婦人の肖像(Portrait of a Lady)』からの先行配信となっている。

自身出演のユニクロCMソング。1985年のサザン8thアルバム『KAMAKURA』収録曲である「鎌倉物語」の続編をイメージして制作されたらしい。「鎌倉物語」は落ち着いた曲だったがこちらは軽快でポップな印象。最初はピンと来なかったが繰り返し聴くうちハマってきた。作詞は桑田佳祐との共作だが作曲は原さん単独。桑田さんばかり注目されがちだが原さんの作家能力もやはり凄い。こんな勢いのある曲をまだまだ生み出せる活力には恐れ入る。(2022/10/19更新)

おすすめ度:B+

COMEBACK-愛しき破片- / B’z

2022年9月30日(DL)

B’zの配信楽曲。8月10日にリリース済の22ndアルバム『Highway X』収録曲で、他のアルバム曲に先駆けて配信リリースされた。

木村拓哉主演テレビ朝日系ドラマ『未来への10カウント』主題歌。誰もが思うB’zらしいB’zだな~って思うB’z曲。「SLEEPLESS」よりもキャッチーさが強くて一発で耳に残るサビ。さすがはB’zである。ただ最初の聴き心地は良いものの飽きが来るのも早そうで最終的には「SLEEPLESS」の方が好き度は高く落ち着きそう。

CDアルバムで先にリリースして配信は小出しにするという試み。現在音楽配信サイトでは『Highway X』のページにてこの曲だけ購入可能状態で、他の曲は【入荷予定】扱い。先行で先に配信されていた「UNITE」と「SLEEPLESS」は個別ページ及び個別ジャケットも用意されていてそちらで買えるためか、『Highway X』のページ内では他アルバム曲と同様【入荷予定】扱いになっている。Apple Musicでも同様『Highway X』ページ内でこの曲のみ配信、他曲はグレーアウト状態。配信版のシングルカットとでも言おうか…何と呼べばいいんだこの試み。ネットでは一斉に配信してほしいと不満の声も目立つが。(2022/10/19更新)

おすすめ度:B

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