【アルバム感想】『Young Love』サザンオールスターズ

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Young Love
サザンオールスターズ

Young Love(リマスタリング盤)

収録曲

01.胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ
(作詞・作曲:桑田佳祐、英語補作詞:Tommy Snyder、編曲:サザンオールスターズ)
02.ドラマで始まる恋なのに
(作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:サザンオールスターズ)
03.愛の言霊~Spiritual Message~
(作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:サザンオールスターズ、SAX編曲:山本拓夫)
04.Young Love(青春の終わりに)
(作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:サザンオールスターズ)
05.Moon Light Lover
(作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:サザンオールスターズ、管編曲:山本拓夫・サザンオールスターズ)
06.汚れた台所
(作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:サザンオールスターズ)
07.あなただけを~Summer Heartbreak~
(作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:サザンオールスターズ、管編曲:山本拓夫・サザンオールスターズ)
08.恋の歌を唄いましょう※原由子ボーカル曲
(作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:サザンオールスターズ、弦編曲:中西俊博・サザンオールスターズ)
09.マリワナ伯爵
(作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:サザンオールスターズ)
10.愛無き愛児~Before The Storm~
(作詞・作曲:桑田佳祐、英語補作詞:Tommy Snyder、編曲:サザンオールスターズ)
11.恋のジャック・ナイフ
(作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:サザンオールスターズ)
12.Soul Bomber(21世紀の精神爆破魔)
(作詞・作曲:桑田佳祐、英語補作詞:Tommy Snyder、編曲:サザンオールスターズ、管編曲:山本拓夫・サザンオールスターズ)
13.太陽は罪な奴
(作詞・作曲:桑田佳祐、英語補作詞:Tommy Snyder、編曲:サザンオールスターズ、弦編曲:中西俊博・サザンオールスターズ)
14.心を込めて花束を
(作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:宮川泰)

データ

1996年7月20日、初登場1位
初動75.1万枚、売上249.4万枚、登場17週
Produce:サザンオールスターズ
ビクター

以下再発盤データ

2008年12月3日(リマスター盤)、初登場121位、売上0.2万枚、登場1週

作品概要

サザンオールスターズの12thアルバム『Young Love』。1995年の限定生産ベストアルバム『HAPPY!』から約1年1ヶ月ぶり。オリジナルアルバムとしては1992年の前作『世に万葉の花が咲くなり』から約3年10ヶ月ぶりであった。

シングル「あなただけを~Summer Heartbreak~」(1位 113.2万枚)「愛の言霊~Spiritual Message~」(1位 139.5万枚)「太陽は罪な奴」(5位 38.6万枚)に加えC/Wから「恋のジャック・ナイフ」を収録。前作以降の「エロティカ・セブン EROTICA SEVEN」「素敵なバーディー(NO NO BIRDY)」「クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る)」「マンピーのG★SPOT」の4シングルは『HAPPY!』に収録されていた為か今作には未収録となった。「恋の歌を唄いましょう」は原由子ボーカル曲。

96年当時に制定された海の日に発売を合わせた為、チャート集計上不利な土曜日リリースとなり実質2日間のみの集計だったが難なく初登場1位を獲得。ミリオンシングル2作を収録し、CDセールスが最高潮を迎えていた時期だった事もあり自身初のダブルミリオンを突破する大ヒットを記録。オリジナルアルバムでは自己最高売上となった。

デビュー30周年を迎えた2008年にはオリジナルアルバム全作が初のリマスタリング盤として一斉再発された。

感想

前作とは異なり今作はセルフプロデュース、さらにバンド感を打ち出したロックかつキャッチーなナンバーが多く抜群に聴き応えがある。『海のYeah!!』や『バラッド3~the album of LOVE~』と被る曲も多いものの、今作でしか聴けないオリジナル曲がこれまた名曲揃いなので絶対に無視できない一作。ざっくりとしたバンドサウンドが光る「胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ」やサザンバラードの王道「ドラマで始まる恋なのに」、一発録りされたという「汚れた台所」等は魅力満載。大ヒットシングルも多数入ってるし曲順もバランスも非常に優れた一作だと思う。まさに売れ線王道で攻めたという感じ。最初に聴くオリジナルアルバムとしてもかなり良いのでは。文句なしの名盤

おすすめ度★★★★★

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