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【アルバム感想】『10ナンバーズ・からっと』サザンオールスターズ

10ナンバーズ・からっと
サザンオールスターズ

10ナンバーズ・からっと(リマスタリング盤)

収録曲

01.お願いD.J.
02.奥歯を食いしばれ
03.ラチエン通りのシスター
04.思い過ごしも恋のうち※アルバムバージョン
05.アブダ・カ・ダブラ(TYPE 1)
06.アブダ・カ・ダブラ(TYPE 2)
07.気分しだいで責めないで※アルバムバージョン
08.Let It Boogie
09.ブルースへようこそ
10.いとしのエリー

データ

1979年4月5日(LP)、最高2位
売上47.9万枚、登場52週
1979年4月5日(CT)、最高2位
売上19.5万枚、登場37週
Produce:高垣健
ビクター

以下再発盤データ

1984年6月21日(CD)
1989年6月25日(CD、CT)
1998年4月22日(CD)、最高83位、売上0.4万枚、登場2週
2008年12月3日(リマスターCD)、初登場90位、0.2万枚、登場1週

作品概要

サザンオールスターズの2ndアルバム『10ナンバーズ・からっと』。タイトルは『TENナンバーズ・からっと』と表記される事もある。シングル「気分しだいで責めないで」(10位 27.8万枚)「いとしのエリー」(2位 72.8万枚)収録。7月に「思い過ごしも恋のうち」がシングルカット(7位 22.8万枚)され、同時にC/Wとして「ブルースへようこそ」もカットされた。「気分しだいで責めないで」と「思い過ごしも恋のうち」は表記は無いもののアルバムバージョンであり、シングルバージョンはシングルでしか聴けない。

制作時間の関係で歌詞が締め切りに間に合わず、「奥歯を食いしばれ」「アブダ・カ・ダブラ(TYPE 2)」「ブルースへようこそ」の3曲は歌詞が記号になっている。ジャケット撮影の直前に桑田とスタッフが喧嘩をしたらしく、そのため今作のジャケット写真は怒った状態で写っているという逸話も。一気にトップ3入りを果たし、前作『熱い胸さわぎ』を大幅に上回るセールスを記録した。

1984年6月に初CD化された後、89年6月にCD再発。デビュー20周年を迎えた98年には音量調整を施した上で再発。30周年を迎えた2008年にはオリジナルアルバム全作が初のリマスタリング盤として一斉再発された。

感想

普遍的な名曲「いとしのエリー」が強烈な存在感を放つため、「いとしのエリー」だけのアルバムかと思われがちかもしれないが実は全体的に結構光る曲が揃っている。特に1曲目「お願いD.J.」の勢いとキャッチーさにはかなり心奪われたし、「ラチエン通りのシスター」もメロディーの美しさがひたすら染みる名バラードであると思う。桑田本人は今作を「駄作」としている(当時のサザンは朝から晩までテレビ出演に追われており、制作時間が満足にとれていなかったという。ノイローゼ状態にまで陥っていたとか)が、全体的には前作よりも後年のサザンらしい(あくまで“初期なりの”だが)勢いに満ちていて中々好きな一作。

おすすめ度★★★☆☆

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