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【アルバム感想】『バラッド ’77~’82』サザンオールスターズ

バラッド ’77~’82
サザンオールスターズ

バラッド '77~'82

収録曲

DISC-1

01.朝方ムーンライト
02.ラチエン通りのシスター
03.私はピアノ※原由子ボーカル曲
04.Just a Little Bit
05.シャ・ラ・ラ
06.涙のアベニュー
07.松田の子守唄※松田弘ボーカル曲
08.夏をあきらめて
09.別れ話は最後に
10.いとしのエリー

DISC-2

01.恋の女のストーリー
02.ひょうたんからこま※関口和之ボーカル曲
03.恋はお熱く
04.わすれじのレイド・バック
05.Oh!クラウディア
06.働けロック・バンド(Workin’ for T.V.)
07.Ya Ya(あの時代を忘れない)
08.流れる雲を追いかけて※原由子ボーカル曲
09.思い出のスター・ダスト
10.素顔で踊らせて

データ

1982年12月5日(CT)、最高1位
売上54.6万枚、登場145週
Produce:サザンオールスターズ
ビクター

以下再発盤データ

1985年4月21日(CD)、最高23位、売上2.7万枚
1998年6月25日(CD)、初登場62位、最高44位、売上6.3万枚、登場46週

作品概要

サザンオールスターズの1stバラードベストアルバム『バラッド ’77~’82』。デビューからのバラード楽曲をセレクトした2枚組。この時期に乱発されていたカセットのみの企画ベスト盤の一つだったが、予想外の大ヒットを記録した事から1985年4月にCD盤としても発売された。現行盤が存在するベストアルバムとしては今作が最古となる(この他のカセット盤企画ベスト群は全て廃盤になっている)。LP盤は存在しない。

「シャ・ラ・ラ」「ひょうたんからこま」「わすれじのレイド・バック」「Ya Ya(あの時代を忘れない)」はオリジナルアルバム未収録。デビューが78年にも関わらず何故タイトルが『’77~’82』なのかは謎(デビュー前に作った曲があるからという説アリ)。以降バラッドシリーズとしてシリーズ化され、1987年に『BALLADE 2 ’83~’86』、2000年に『バラッド3~the album of LOVE~』がリリースされている。

85年4月に初CD化。デビュー20周年を迎えた98年6月には音量調整を施した上で再発されている(リマスタリングはされていない)。この98年盤は現行盤として未だ累計を伸ばしており最終ランクインは2018年9月となっている。

感想

中学生の頃なので記憶はやや曖昧だが、『バラッド3~the album of LOVE~』『海のYeah!!』の次に買ったのが確か今作。当時「私はピアノ」と「Ya Ya」が入ってるアルバムを探しており今作がドンピシャだったので購入した。その後外出中や旅行中等事あるごとに繰り返し何度も聴いていたので思い入れがかなり強い作品。

サザンのバラード、さらに初期の非常にブルージーだったりまったりしたナンバーが集められているので00年代以降のリスナーからするとだいぶ地味なラインナップに感じられると思うが、個人的にはかなり名曲揃いの一作。サザンバラードといっても「真夏の果実」や「TSUNAMI」とは異なり大人の哀愁を感じさせる渋い曲ばかりが揃えられているが、どの曲も確かなグッドメロディーなので聴き込めばハマる。オリジナルアルバム単位で聴いていくとちょっとフザけたノリやあえて外した感じの曲にも出会う事となるので、そういうのを避けて初期サザンのメロディアスなミディアム曲だけ抽出して聴くにはベストな作品である。

ただ一つ残念なのが、08年の旧アルバム一斉リマスターの際に今作含めた企画ベスト群が無視された事。その為今作のリマスター盤は存在しない。一応オリジナルアルバムのリマスター盤や05年再発シングルをかき集めれば今作収録曲は高音質で揃えられるものの、今作の並びで聴く事によって発見できる魅力というのも必ずある(「朝方ムーンライト」や「恋の女のストーリー」なんかは今作でピックアップされてなかったら「ただの地味な曲」感覚で終わっていたと思う)と思うのでいつの日かリマスター再発されるのを密かに待っている(もう無さそうだなぁ…)。

おすすめ度★★★★☆

バラッド '77~'82

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