B’z The Best “PleasureⅡ” B’z
収録曲
01.OCEAN
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
02.今夜月の見える丘に
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
03.愛のバクダン
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
04.ultra soul
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
05.HOME
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
06.いつかのメリークリスマス~恋するハニカミ!バージョン~※初収録バージョン
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
07.熱き鼓動の果て
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
08.野性のENERGY
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
09.IT’S SHOWTIME!!
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
10.juice
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
11.May
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
12.ギリギリchop
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
13.RING
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
14.BANZAI
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
15.ARIGATO
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
16.GOLD
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)
データ
2005年11月30日、初登場1位
初動76.2万枚、売上119.2万枚、登場31週
Produce:松本孝弘
VERMILLION RECORDS
作品概要
B’zの4thベストアルバム『B’z The Best “PleasureⅡ”』。1998年の『B’z The Best “Pleasure”』の続編。前作以降の全シングルに加え「いつかのメリークリスマス」のリアレンジバージョンを収録。特典として翌年5月まで初公開ライブ映像をダウンロードできるiTunes Custom Cardが封入されていた(4曲中1曲を1回のみダウンロードできた)。前作のような時間差特典は無し。
04年の「BANZAI」(1位 28.2万枚)「ARIGATO」(1位 26.0万枚)と当時最新だった「OCEAN」(1位 50.9万枚)の3シングルがアルバム初収録。また「ギリギリchop」「今夜月の見える丘に」「juice」「ultra soul」「IT’S SHOWTIME!!」「野性のENERGY」はシングルバージョンではアルバム初収録だった。2008年に20周年ベスト『B’z The Best “ULTRA Pleasure”』、『B’z The Best “ULTRA Treasure”』がリリースされ、更に2013年にシングルコレクション『B’z The Best ⅩⅩⅤ 1988-1998』、『B’z The Best ⅩⅩⅤ 1999-2012』がリリースされた現在では「いつかのメリークリスマス~恋するハニカミ!バージョン~」のみが今作で聴ける音源となっている。
感想
空前の大ヒットを記録した『B’z The Best “Pleasure”』の正当な続編だが、ヒット曲を厳選して収録していた前作とは異なり何とかアルバム1枚分シングルが溜まったので少しでも売れるうちに出しておこうというレコード会社の苦悩が見えるベスト盤である。当時も「何故このタイミングでベスト盤!?」という疑問があったし現在では2013年のシングルコレクション『B’z The Best ⅩⅩⅤ 1999-2012』のDisc-1と大部分が被ってしまっているので価値が薄い。
とはいえB’zのベストなので全盛期を過ぎているにしても良い曲が揃っている。当時の最新ヒット「OCEAN」から始まり壮大な「GOLD」で締めるという流れは結構好き(後のベスト盤は全て時系列順なので曲順に凝ったベスト盤と言うのは今作が現状最後)。現在は中古市場でも安く出ていると思うのでこの時期の曲を安価で聴きたいというならば手にしても良い。
「いつかのメリークリスマス~「恋するハニカミ!」バージョン~」は原曲よりも大人しめなアレンジでより冬っぽさが出ているが、この曲は02年のバラードベスト『The Ballads~Love & B’z~』でリード曲として掘り起こし済みなので名曲とはいえ「もういいよ…」と思う。特に斬新に変わっている訳では無いし。これならば「Brotherhood」等アルバムの名曲をどれか引っ張ってきた方が良かったんじゃないかと思うんだけど、皮肉にも現在ではこのアレンジが今作唯一の価値として残っているものなんだよなぁ…。
おすすめ度★★★★☆
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