【アルバム感想】『MARS』B’z

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MARS
B’z

Mars

収録曲

01.孤独のRunaway
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
02.Mars
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
03.Loving All Night~Octopus Style~※2ndアルバム『OFF THE LOCK』収録曲「LOVING ALL NIGHT」全英語詞リメイク
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
04.Love & Chain~Godzilla Style~※3rdシングル「LADY-GO-ROUND」C/W「LOVE & CHAIN」全英語詞リメイク
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)
05.LADY NAVIGATION~Cookie & Car Stereo Style~※8thシングル「LADY NAVIGATION」全英語詞リメイク
(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・明石昌夫)

データ

1991年5月29日、初登場1位
初動66.4万枚、売上173.5万枚、登場81週
Produce:松本孝弘
BMGビクター

作品概要

B’zの3rdミニアルバム『MARS』。前年の4thアルバム『RISKY』から約6ヶ月ぶり、ミニアルバムとしては『WICKED BEAT』から約11ヶ月ぶりとなった。テーマは「踊れるハードロック」

新曲2曲に加え、過去曲のリメイク3曲(それぞれ2ndアルバム『OFF THE LOCK』収録曲「LOVING ALL NIGHT」、3rdシングルC/W「LOVE & CHAIN」、8thシングル「LADY NAVIGATION」)を収録。「LADY NAVIGATION」の原曲は次のフルアルバム『IN THE LIFE』にも収録されず、7年後のベスト盤『B’z The Best “Pleasure”』まで放置される事となる。

前作『RISKY』の約2倍の初動を記録。累計173万枚を売り上げる大ヒットとなり、自己最高セールスを更新した。5作あるミニアルバムの中では最大のヒット作。最終ランクインは1993年9月。

感想

1曲目「孤独なRunaway」はシングル級のキャッチーさを持ったロックナンバーで文句なしに良い曲だが問題は2曲目「Mars」だ。タイトル的に表題曲であるものの、歌詞は全てひらがなand改行無し四角詰め、全編インストに稲葉の物憂げな語りのみという前作の「It’s Raining…」をも超える超異色曲。ミニアルバムは「実験の場」としていた事が改めて窺えるナンバーだが異色過ぎて正直何とも評価し難い。その後の全英語詞リメイク3連はロックサウンドでカッコよく纏めているものの、全体的に実験色がかなり強く後追いではとても170万枚売れる作品だとは思えない。まぁそれだけ当時勢いに乗っていたという事なのだろう。

おすすめ度★★★☆☆

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