B’z 歴代シングル&名曲感想 #4
こんにちは、孤独なJ-POP愛好家・マー(@kazeno_yukue)です!
B’z シングル&名曲レビュー、パート4スタート。
1988年~2008年
2009年
イチブトゼンブ
2009年8月5日 約38万枚
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・稲葉浩志・寺地秀行
46thシングル「イチブトゼンブ/DIVE」両A面1曲目。
1996年の「ミエナイチカラ~INVISIBLE ONE~/MOVE」以来の両A面シングル。自己最高となる8週連続TOP5入りを記録し、2000年代のB’zシングルでは最高となる年間6位に食い込んだ。タイアップドラマのヒットもあり、久々に頭一つ抜けたヒットシングルとなった。
山下智久・北川景子主演のフジテレビ系月9ドラマ『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』主題歌。意外にもB’z初の月9主題歌。久々のドラマタイアップという事もあって曲作りに気合が入ったのか抜群にポップでキャッチーな一曲。当時テレビプロモーションが無かった為CM等でチョロっと耳にするしかなかったが、「これは久々にキタ名曲だ!」と興奮し「BANZAI」以来自身2度目の新品購入に踏み切ってしまった。とにかくサビの爽快感がたまらない。流れるようなギターソロも最高。『ブザー・ビート』は当時毎週観てて、オープニングでこの曲のイントロがかかると毎回テンションが上がった。
前述のようにリリース当時はプロモーションが殆ど無かった。テレビで初披露されたのは2012年の『ミュージックステーション SUPER LIVE 2012』まで3年かかる事となった。あと2013年に大学の友人と参加した日産スタジアムライブで生で聴けたのが嬉しかった。ずっと「最近のB’zヒット曲」という印象だったけど、もう10年以上前になるんだよな。
おすすめ度:B+
収録アルバム:17th『MAGIC』、7thベスト『B’z The Best ⅩⅩⅤ 1999-2012』
DIVE
2009年8月5日 約38万枚
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・稲葉浩志・寺地秀行
46thシングル「イチブトゼンブ/DIVE」両A面2曲目。
スズキ『スイフト』CMソング。こちらも大量オンエアされていた。ハイテンポのロックナンバーで中々好き。「MOVE」は両A面といいつつも実質カップリングのような存在であったがこの曲はA面の風格をちゃんと持っていたように思う。冒頭がサビから始まるが、アルバム『MAGIC』ではカットされ普通のイントロ始まりになっている。〈せーのでダイブ!〉なんてフレーズがカッコ良く聴こえるのはB’zだけ。
おすすめ度:B
収録アルバム:17th『MAGIC』(アルバムバージョン)、7thベスト『B’z The Best ⅩⅩⅤ 1999-2012』
MY LONELY TOWN
2009年10月14日 約23万枚
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・稲葉浩志・寺地秀行
47thシングル表題曲。
初回盤付属のDVDにはMVが収録されている。B’zのMVが公式作品としてリリースされるのは1990年のVHS『FILM RISKY』以来。1974年に封鎖されて以来35年ぶりに解禁された長崎県の軍艦島でMVが撮影され、当時話題になった。ちなみに3rd beatにはドラマ『ブザー・ビート』で使われていた「イチブトゼンブ」のバラードバージョンを収録。
前作に引き続いてキャッチーな一曲。「イチブトゼンブ」と2連続で好印象な曲来たなーと思ったのを覚えている。僕の友人間でも結構評判が良く「最近のB’z、良いんじゃない?」という風潮が高まっていった。「イチブトゼンブ」と同じくテレビプロモーションはされず、この曲に至ってはノンタイアップ、更に未だ音楽番組で披露した事も無いんじゃないかな。良い曲なのに勿体無い。
おすすめ度:B+
収録アルバム:17th『MAGIC』、7thベスト『B’z The Best ⅩⅩⅤ 1999-2012』
2011年
さよなら傷だらけの日々よ
2011年4月13日 約17万枚
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・稲葉浩志・寺地秀行
48thシングル表題曲。
2010年はデビュー以来初めてリリースが無い年となり、稲葉はソロとしてシングル「Okay」、アルバム『Hadou』を発表。そのためB’zとしては前作「MY LONELY TOWN」から1年半ぶりとかなり久々のシングルであった。3月11日に発生した東日本大震災の影響による流通難を懸念し、当初の発売日(3月30日)から延期となった。
ペプシコーラ『ペプシネックス』CMソング。春からの新生活に向けて背中を押してくれるような爽快なナンバー。サビになるとリズムが一風変わるドラムの響きが耳に残る。正直そこまで好きなメロディーでは無いけど震災の影響による混沌とした状況の中で聴いた事もあり、2011年春のあの感覚が蘇ってくる。大学の新学期開始が1か月延びたなぁとか。
あと当時Mステに3年4か月ぶりに出演したのが強い思い出。この曲というよりも、同時披露した「Brotherhood」の方が非常に胸に染みた。詳しくは「Brotherhood」の感想の項で。
おすすめ度:C+
収録アルバム:18th『C’mon』、7thベスト『B’z The Best ⅩⅩⅤ 1999-2012』
Don’t Wanna Lie
2011年6月1日 約21万枚
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・稲葉浩志・寺地秀行
49thシングル表題曲。
日本テレビ系アニメ『名探偵コナン』オープニングテーマ、映画『名探偵コナン 沈黙の15分』主題歌。2006年以来5年ぶり、「ギリギリchop」「ONE」「Everlasting」「衝動」「ゆるぎないものひとつ」に続く6度目のコナンタイアップ。
3連のダイナミックな曲。「大切な瞬間に自分に嘘をつくな」というメッセージは非常に胸に突き刺さって来る。ラストの「ラララ~」の部分は鳥肌モノだ。派手派手・盛り盛りな熱いB’zで、メロディーの良さもしっかりあって、21世紀のシングルでは「ARIGATO」と並び一番好きかもしれない。当時大学への通学中にめちゃくちゃ聴いたものだ。
当時、初回限定盤・通常盤それぞれの包装ビニールについているシールを送付するとこの曲のバラードバージョンを収録したスペシャルCDをプレゼント!というイベントがあったが、これは前週発売で当時Mr.Children「名もなき詩」の初動記録を塗り替え初動ミリオンを叩き出していたAKB48の「Everyday,カチューシャ」の2週目を(会社が)警戒し突如行われた緊急キャンペーンであった。B’zの連続1位記録に最も赤信号が灯った週である。結果、施策の効果もあってB’z初動16万、AKBの2週目11万でギリギリ「太陽のKomachi Angel」から続く連続1位記録は守られた。
ちなみにこの「Don’t Wanna Lie-Ballad Version-」、当時大学の友人が入手したため聴く事が出来たが、まぁ予想通り良い感じなんだけど1番が終わってまたサビが来てすぐ終わってしまうので、何か短くて物足りない気がしてしまった。これ現在他のアルバムにも入ってないし配信もされていないので意外と聴くのが困難。当時聴けたのはラッキーだったなと思う。
おすすめ度:A
収録アルバム:18th『C’mon』、7thベスト『B’z The Best ⅩⅩⅤ 1999-2012』
2012年
GO FOR IT,BABY-キオクの山脈-
2012年4月4日 約18万枚
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・稲葉浩志・寺地秀行
50thシングル表題曲。
記念すべき50枚目、2012年にリリースされた唯一のシングル。初回限定盤にはMVの他、2011年9月28日にSHIBUYA-AXで行われたプレミアムライブから3曲(「さよなら傷だらけの日々よ」「イチブトゼンブ」「Liar! Liar!」)の模様を収めたDVDが付属する。ちなみに今作の1位獲得によって首位獲得週数がピンク・レディーと並び歴代1位タイ(63週)となった。
前年の「さよなら傷だらけの日々よ」に続いて『ペプシネックス』CMソング。重ためなロックナンバー。「GO FOR IT」とは「目標に向かって余計なこと考えずにススメ」の意味。過去の記憶や経験(キオクの山脈)に囚われずに進んで行けというメッセージソングで中々好きな歌詞。わたくしマーも良い記憶、悪い記憶に囚われ、どんどんマイルールやマイジンクスが増えてがんじがらめになる性格なので…。余計な記憶に縛られず、毎朝全てをリセット・リフレッシュする勢いで生活したいものだ。この曲を聴くと勇気が湧いてくる。
Cメロでは松本孝弘の単独ボーカルパートが登場。これが最大のトピック。これまでも99年の『Brotherhood』収録の「夢のような日々」や、03年のソロアルバム『THE HIT PARADE』収録の「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」等ボーカルを聴ける曲はあったがシングルでは初。ハスキーでそつのない歌声を聴かせてくれる。ここのメロディーも非常に好きだ。
翌年リリースされたベスト盤『B’z The Best ⅩⅩⅤ 1999-2012』にてアルバム初収録。2015年のオリジナルアルバム『EPIC DAY』では予想通りハブかれたので、08年の「BURN-フメツノフェイス-」以来のオリアル未収録シングルとなった。
おすすめ度:B
収録アルバム:7thベスト『B’z The Best ⅩⅩⅤ 1999-2012』
2015年
有頂天
2015年1月14日 約17万枚
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・稲葉浩志・寺地秀行・大賀好修
51stシングル表題曲。
2013年はベストアルバム2枚のリリースのみ、2014年はソロ活動がメインだったため約2年9か月ぶりのシングル。当時は過去最長のシングルインターバルであった。初回限定盤はDVD付で、2013年11月30日にEX THEATER ROPPONGIのこけら落としとして開催された『B’z Special LIVE』より9曲のライブ映像を収録。
広瀬すず主演日本テレビ系ドラマ『学校のカイダン』主題歌。このドラマに加えJR SKI SKIのCMにも選ばれ広瀬すずがガンガン売れ始めていた頃で、めちゃくちゃ可愛い若手女優が出てきた!と友人間で盛り上がったのを覚えている。この2015年初頭の衝撃は物凄く、僕の中で未だに広瀬すずは好きな女優ナンバー1である。余談だが当時、広瀬すず・大原櫻子・新山詩織辺りの区別がつかない時期が一瞬あった。
3年弱ぶり久しぶりのシングル、かつ活発なテレビ出演を行っていたため直ぐに馴染んだ一曲。安定感もあるが、変則的な曲構成(Aメロ→Aメロ2→サビ→Cメロ→Aメロ3→サビ)とか一筋縄ではいなかい部分もあり飽きさせない。歌詞の面でもCメロの〈幸せはいつ来るの それとももう幸せなの 涙こぼれ落ちるまで 誰もそれに気づかない〉はかなり胸に刺さる。SNSの使い方を揶揄したようなフレーズも。当時は久々のシングルという新鮮さも手伝ってめちゃくちゃ名曲に感じたが現在ではそこそこ好き、程度に落ち着いている。
おすすめ度:B
収録アルバム:19th『EPIC DAY』
RED
2015年6月10日 約19万枚
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・稲葉浩志・寺地秀行
52ndシングル表題曲。
1996年の20th「Real Thing Shakes」以来となる1曲入りシングル。初回限定盤は「RED」MVの他、敢行中だったライブツアー『B’z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-』より横浜アリーナ公演の初出しライブ映像を収録。また初回・通常とは別に赤盤というのも用意され特製オリジナルリストバンド封入。また赤盤には100枚限定で稲葉・松本・そして黒田博樹投手の直筆サイン入りCDが存在したという。
2015年に広島東洋カープに復帰した黒田博樹投手の、マツダスタジアムでの登場曲のために、約1か月という急ピッチで作られた。「ultra soul」等スポーツタイアップの曲はいくつかあるが、特定のアスリートのために曲制作が行われたのは初であった。僕に野球の知識があったらもっと印象深く残る曲になったのかもしれないけど残念ながら運動神経ZEROの男なので野球を全く知らず…。まぁ普通の一曲って感想。ただ〈(R)楽はしない (E)偉ぶらない (D)誰のせいにもしない〉〈(R)礼を尽くし (E)栄華を捨て (D)泥まみれにもなろう〉とサビ歌詞の頭文字をたどると「RED」になる、この遊び心は好き(「折句(おりく)」と呼ぶらしい)
おすすめ度:C
アルバム未収録
2017年
声明
2017年6月14日 約15万枚
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・稲葉浩志・Yukihide”YT”Takiyama
53rdシングル「声明/Still Alive」両A面1曲目。
前作「RED」から2年ぶり、2009年の46th「イチブトゼンブ/DIVE」以来となる両A面シングル。初回限定盤は「Still Alive」のMVを収録したDVDが付属。B’z×UCC盤は缶入りラバーコースター2枚セット付き、またUCC B’z缶セットが抽選で1万名に当たる応募ハガキが封入。カップリングには前年に配信限定でリリースされていた「世界はあなたの色になる」「フキアレナサイ」を収録。
『UCC BLACK無糖』CMソング。またも久々のシングルだったため割かし強めに印象づいているけど、まぁ可もなく不可もなくないつも通りのB’zナンバーという感じかな。シングルにしてはちょっと癖強め。ただ大学の同期(強めのB’zファン)に誘われて参加した『B’z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”』で生で聴けたのは思い出。2018年1月の東京ドームだった。生で聴くとやっぱり迫力を感じる。
おすすめ度:C
収録アルバム:20th『DINOSAUR』
Still Alive
2017年6月14日 約15万枚
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・稲葉浩志・寺地秀行
53rdシングル「声明/Still Alive」両A面1曲目。
木村拓哉主演TBS系日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』主題歌。木村拓哉×B’zというと「今夜月の見える丘に」を思い浮かべるが、今回はアップテンポ。「声明」よりもこっちの方がキャッチーで聴いてて心地良い。サビで一気に視界が開ける感じが好き。
おすすめ度:B
収録アルバム:20th『DINOSAUR』
2021年
きみとなら
2021年5月21日
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・稲葉浩志
配信限定シングル。2019年の21stアルバム『NEW LOVE』から約2年ぶり。配信シングルとしては2016年11月の「フキアレナサイ」以来4年半ぶり。
2021年5月21日にB’zの全楽曲(稲葉・松本ソロ含む)がサブスクリプションサービスで全面解禁されたのと同時に今作も配信された。ビーイングはサブスクに消極的で、やるにしても小出しにしてくるかな(倉木麻衣が2023年以前にコナン主題歌のみ解禁していたように)と思っていた所でまさかの全曲解禁だった。
テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『べしゃり暮らし』主題歌。元々は2019年の21stアルバム『NEW LOVE』収録予定だったが毛色が合わずに未収録となったという。このタイアップドラマも2019年夏クールドラマなので、ファンの間ではリリースが待望されていたのだろうと思われる。結局翌年の22ndアルバム『Highway X』にも未収録となった。
楽曲の方は90年代J-POPを思わせる爽やかキャッチーソング。何となく稲葉ソロの「Okay」に近い空気を感じる。ただ雰囲気としては好みだけど肝心のメロディーがそこまで突き抜けてない。故に配信当時は好感触だったけどその後全く聴き返さなかった。(2025/1/27更新)
おすすめ度:C
アルバム未収録
UNITE
2021年10月1日
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・稲葉浩志・大賀好修・寺地秀行
配信限定シングル。前作「きみとなら」から約4か月ぶり。
B’zがオーガナイザーを務める初のRock Project『B’z presents UNITE #01』と同名タイトル。ちなみにこのライブでは大阪公演でMr.Children、横浜公演でGLAYと共演を果たし話題となった。
マニアックなのかポップなのか、どっちとも取れない。間奏の厳かな雰囲気とかは流石大物B’zという感じ。多分ライブで聴いたら映えるんだろうなと思う。「きみとなら」とは逆で、リリース当時全く良いと思えなかったのが久々に聴いたらこの軽やかなメロディーが意外に良いと思えた。こちらは翌年のアルバムに収録を果たした。(2025/1/28更新)
おすすめ度:C
収録アルバム:22nd『Highway X』
2022年
SLEEPLESS
2022年6月24日
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・稲葉浩志・Yukihide”YT”Takiyama
配信限定シングル。前作「UNITE」から約8か月ぶり。8月のアルバム『Highway X』からの先行配信。
日本テレビ系アニメ『名探偵コナン』オープニングテーマとして同年1月からオンエアされていた。2016年の「世界はあなたの色になる」以来6年ぶりのタイアップ。
最初聴いた時は正直好きなタイプじゃ無いなと思ったけど、何回か聴いていたら意外に良いぞ!と思ってきた。うねるようなサビ。メロディー自体はアルバムのリード曲クラス、サウンドや全体的な勢いはシングル級。中盤に入っているラップが良いアクセントになってる。意外に飽きないし、前作「UNITE」がイマイチだった反動もあって当時久々にB’zの新曲良いな…!という感触を得られた。
余談だが2015年のシングル「有頂天」と非常に似ている部分がある(Bメロの〈車飛ばし遠くへ行こう〉と、「有頂天」の〈半分以上無理矢理に〉の部分)。(2025/1/29更新)
おすすめ度:B
収録アルバム:22nd『Highway X』
2023年
STARS
2023年7月12日 売上約15万枚
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・稲葉浩志・Yukihide”YT”Takiyama
54thシングル表題曲「STARS」。
前年の22ndアルバム『Highway X』から約11か月ぶり。CDシングルとしては2017年の「声明/Still Alive」から約6年1か月ぶり。
初動11万枚で指定席の初登場1位となり、1990年の5thシングル「太陽のKomachi Angel」から50作連続のチャート首位獲得。約2か月後の9月21日よりダウンロード・ストリーミング配信が開始された。
同年のツアー『B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-』のタイトル曲で、STARSとはライブ会場の観客たちが星のように思えたという稲葉視点でのワード。35周年をファンと共に祝おう的なパーティーソング風の明るい曲。このツアーには大学時代のB’zファン友に誘っていただき参加した。そこで生で聴けたのは良い思い出。楽曲としては普通って印象だけど生で聴けたという思い入れはある。ちなみに味の素スタジアム(東京都調布市)で観たよ。熱い夏だった。(2025/1/30更新)
おすすめ度:C+
アルバム未収録
2024年
イルミネーション
2024年10月7日
作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘、編曲:松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人
配信限定シングル「イルミネーション」。CDシングル「STARS」から約1年3か月ぶり。
橋本環奈主演、NHK連続テレビ小説『おむすび』主題歌。朝ドラ主題歌という事を意識してるようでハードロック度は低め。いつもより暖かみのある柔らかい曲。前作「STARS」を更に丸っこくしたような雰囲気で良い曲だよね。ただ朝ドラ仕様になってるとはいえ、稲葉ボーカルのゴリゴリ度はやっぱりあるので朝ドラ視聴者が胸やけしないか心配。
2024年の紅白歌合戦に初出演した記念すべき曲でもある。良くてMステスーパーライブが見納めで、「年末年始は仕事しない」というイメージだったB’zが遂に紅白!?同じく朝ドラやった2019年のスピッツでも出なかったので、B’zも絶対無いと思ってたら初出演。しかも中継で今作を歌い終わりかと思いきや何とNHKホールに登場し「LOVE PHANTOM」「ultra soul」を歌い上げるというサプライズを魅せてくれた。絶対NHKホールには来ないと思ってたので嬉しいサプライズだったね。何だかんだ紅白出場というのは世間に改めて衝撃を与えたようで、SNS上ではなぜか年末年始にかけて「B’zはダサいのか論争」が巻き起こる等、年明けまで紅白の余波は続いた。(2025/1/31更新)
おすすめ度:B
アルバム未収録
※随時更新中
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著者:マー・田中(@kazeno_yukue)
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