乃木坂46 歴代アルバム感想 (※更新中)

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乃木坂46 歴代アルバム感想

1st 透明な色

2015年1月7日 売上約33万枚

▼DISC.1 収録曲

01.OVERTURE/02.ぐるぐるカーテン/03.おいでシャンプー/04.走れ!Bicycle/05.制服のマネキン/06.君の名は希望/07.ガールズルール/08.バレッタ/09.気づいたら片想い/10.夏のFree&Easy/11.何度目の青空か?/12.誰かは味方/13.革命の馬/14.僕がいる場所/15.あなたのために弾きたい

▼DISC.2 収録曲(初回盤A・Bのみ付属)

01.他の星から/02.私のため 誰かのために/03.せっかちなかたつむり/04.涙がまだ悲しみだった頃/05.無口なライオン/06.世界で一番 孤独なLover/07.あの日 僕は咄嗟に嘘をついた/08.13日の金曜日/09.失いたくないから/10.ダンケシェーン/11.傾斜する/12.なぞの落書き/13.自由の彼方/14.ひとりよがり

1stアルバム『透明な色』。

シングル「ぐるぐるカーテン」(21万枚)「おいでシャンプー」(22万枚)「走れ!Bicycle」(24万枚)「制服のマネキン」(31万枚)「君の名は希望」(31万枚)「ガールズルール」(45万枚)「バレッタ」(51万枚)「気づいたら片想い」(54万枚)「夏のFree&Easy」(52万枚)「何度目の青空か?」(61万枚)収録。

初回盤A(2CD+DVD)、初回盤B(2CDのみ)、通常盤(1CDのみ)の3形態でリリース。

DISC.1は1st~10thシングル表題曲と新曲4曲、DISC.2はファン投票によって選ばれたカップリン10曲と新曲4曲を収録。DVDは2013年10月6日に国立代々木競技場第一体育館で行われた『真夏の全国ツアー2013 FINAL!』全16曲ノーカットライブ映像が収録されている。

ジャケット写真の場所は東京メトロ千代田線の乃木坂駅ホーム及び改札口。

次回作以降は4形態・5形態と発売パターンが増えタイプ別曲違い商法も炸裂、曲数も増えてくのに対し今作は完全上位互換形式。DVDも含め全て欲しい人は初回盤A、音楽のみ全曲聴ききたい人は初回盤B、とりあえずシングル曲のみ押さえたい人は通常盤と、非常に親切で分かりやすい発売スタイルが良かった。当時わたくしマーはDVDをあまり観ないので2CDのみの初回盤Bを購入。

まんをじしての初アルバムにして当時は実質ベスト盤としても楽しめた1作。シングル曲は勿論、「僕がいる場所」をはじめ新曲も良い。既に聴いた事のあったカップリング曲たち(DISC.2)も、今作で聴く事によって新たな魅力に気付けたり。公式ライバルのAKB48とは一線を画すメロディアスな清楚ポップ路線を存分に堪能できる。どれも素晴らしい曲である。

何だかんだ全曲サビが浮かぶのは今作だけだし、2ndアルバム以降と比べてまだコンパクトな印象だし「1つのアルバム作品」として楽しめるのも今作だけ。思い入れが強いのもあるけど、わたくしマーの1番好きなアルバムは今作。同時期だったB’zの『EPIC DAY』、サザンオールスターズの『葡萄』、Mr.Childrenの『REFLECTION』と並んで、2015年上半期の思い出と共にあるアルバムだね。(2024/11/10更新)

おすすめ度:A+

透明な色 / 乃木坂46

2nd それぞれの椅子

2016年5月25日 売上約35万枚

▼配信限定Special Edition 収録曲

01.命は美しい/02.太陽ノック/03.今、話したい誰かがいる/04.ハルジオンが咲く頃/05.きっかけ/06.太陽に口説かれて/07.欲望のリインカーネーション/08.悲しみの忘れ方/09.空気感/10.光合成希望/11.Threefold choice/12.低体温のキス/13.失恋したら、顔を洗え!/14.かき氷の片想い/15.環状六号線/16.口約束/17.乃木坂の詩

2ndアルバム『それぞれの椅子』。前作『透明な色』から約1年4か月ぶり。

シングル「命は美しい」(62万枚)「太陽ノック」(68万枚)「今、話したい誰かがいる」(74万枚)「ハルジオンが咲く頃」(83万枚)収録。

初回盤(CD+DVD)A・B・C・D、通常盤(CDのみ)の計5形態でリリース。それぞれCD、DVDの収録内容が異なる(初回盤Aと通常盤は共通)。またシングルと新曲を中心にまとめた配信限定Special Editionも用意された。

初回盤A・B・C付属のDVDには『真夏の全国ツアー 2014 Final!@明治神宮野球場』を前編・中編・後編に分割して収録。初回盤D付属のDVDにはマネージャー撮影の動画を集めた60分の『まゆこの動画』を収録。

上位互換スタイルだった前作とは打って変わって、今回はタイプ毎に一部収録曲が異なる複数商法になってしまった。これが凄く残念で、今作は買わずに通常盤をレンタルするだけで終わらせたんだよね、当時。前作と同じ上位互換だったら買ってたのに……。DVDの方も1本のライブを分割したものだし、どれか1種を買うとなると選べない。ユーザーも売り方に引いたのか、これだけ派手な複数商法にして売り上げが前作の+2万枚だけってコケたも同等なのでは。

初回盤A~Dはそれぞれのタイプ毎に新曲が2曲ずつ、既発カップリング曲が5曲ずつ入っている。全てのタイプを合わせると計37曲が収録されているという事で、これはもはやアルバムと言えるのか疑問。楽曲の集合体って感じだよね。故に1つのアルバム作品としての印象を掴み難い。手に取ったタイプ毎によって約半分の曲が違うわけだから。

売り方の文句ばかりになってしまったが、楽曲面では素晴らしいものが多い。特にリード曲であり、あのMr.Children桜井和寿や藤井風、Mrs.GREEN APPLE大森元貴らもカバーした「きっかけ」は乃木坂随一の名曲。当時この曲をCMで聴いた瞬間「2016年最大の名曲だ!」と震えたよね。あと西野七瀬ソロで自身の人となりを歌ったような「光合成希望」も爽快で好み。当時売り方に(悪い意味で)衝撃を受けたせいで未だマイナス補正がかかっちゃってるアルバムなんだけど、楽曲単位では良いよ。

今後は基本的にサブスクの配信限定Special Editionが今作のスタンダードという事になっていくんだろうね。アルバムの新曲中心に纏めてあって便利なんだけど、この時期はカップリングにも名曲が多かったので今作こそ3rd以降のような全曲集にして欲しかったなーというのが個人的な想い。(2024/11/12更新)

おすすめ度:B

それぞれの椅子 / 乃木坂46

※随時更新中

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著者:マー・田中(@kazeno_yukue)

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