【2025年最新】スピッツ 各種売上・再生回数ランキングを語る

アーティスト別 売上・再生回数ランキング
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スピッツ 各種売上・再生回数ランキングを語る(CD売上・ダウンロード売上・ストリーミング再生回数・YouTube再生回数・カラオケ人気曲)

CDシングル売上ランキング

タイトル売上枚数発売日
1位チェリー160万枚1996/4/1013th
2位ロビンソン120万枚1995/4/511th
3位空も飛べるはず120万枚1994/4/258th
4位涙がキラリ☆80万枚1995/7/712th
5位80万枚1996/9/914th
6位スカーレット40万枚1997/1/2915th
7位夢じゃない40万枚1997/4/2316th
8位遥か40万枚2001/5/1623rd
9位運命の人40万枚1997/11/2717th
10位スターゲイザー25万枚2004/1/2128th

★出典:日本レコード協会。★日本レコード協会のゴールドディスク認定を引用元とし、順位付けした独自ランキングとなっております。★1989年(平成元年)1月21日以降発売の作品のみ対象。★2025年8月現在。

1位 チェリー(160万枚)

1996年4月10日発売の13thシングル。初週と2週目にはMr.Children「花-Memento-Mori-」に敗れ2週連続チャート2位。3週目には5位に下がるも、4週目にして1位を獲得した。96年の年間ではMr.Children、globe、久保田利伸に次ぐ4位に付けている。オリコンでは約161万枚で、「ロビンソン」に僅かに及ばず自身2位の売上となっているがここでは日本レコード協会の認定に従い今作をスピッツ最大ヒットシングルとする。

ストリーミング再生回数(2.4億回)、YouTube再生回数(1.2億回)では共に自身2位。ダウンロード売上(100万)とカラオケ人気では自身1位となっている。やはりCD以外の部門でも強い。特にダウンロードでは2025年6月に配信開始から19年の時を経てミリオンを突破。これによりCDミリオン、ダウンロードミリオン、ストリーミング1億回再生の3つの記録を達成した初の楽曲となった。

ノンタイアップながら大ヒットを記録し、30年近く経った現在も未だ幅広い年代の人々から愛される。いちバンドのヒット曲という枠を飛び越えてもはや「日本の名曲」の位置まで行ってる感じがするんだよね。

2位 ロビンソン(120万枚)

1995年4月5日発売の11thシングル。フジテレビ系バラエティ番組『今田耕司のシブヤ系うらりんご』エンディングテーマ。日本レコード協会では旧トリプル・プラチナ(120万枚)認定を受けているがオリコンでは約162万枚で、40万程の乖離がある。ここでは日本レコード協会の認定に従い「チェリー」を1位、「ロビンソン」を2位とする。

YouTube再生回数1位(1.9億回)、カラオケ人気2位、ダウンロード売上3位(50万)、ストリーミング再生回数4位(1.4億回)とやはりCD以外の各部門でも強さを見せつける。オリコンに従うとCD売上では「チェリー」を僅かに上回り自身最大ヒットシングルとなっているし「チェリー」「ロビンソン」そして「空も飛べるはず」の3曲がやはりスピッツ3大人気曲だよね。近年では「楓」や「美しい鰭」がここに食い込んできそうな勢いだがそれはまた下の項で。

スピッツ大ブレイクの根源。スピッツをスターダムに押し上げた名曲。Mステに出演した際に司会のタモリが「良い声だよね」と称賛したという逸話がある。音楽番組の司会ながらあまり歌そのものに言及しないイメージのタモリがこういう発言をするのは珍しい。ちなみに草野マサムネ氏自身は当初この「ロビンソン」を「地味な曲」だと思っていて、カップリング曲「俺のすべて」の方をA面にしたがっていたらしい。「俺のすべて」も悪い曲では無いが、もし「俺のすべて」をA面にしていたら現在のスピッツの地位は無かったように思う。

3位 空も飛べるはず(120万枚)

1994年4月25日発売の8thシングル。発売当時はチャート28位でヒットしなかったが、約2年後の1996年1月からフジテレビ系ドラマ『白線流し』の主題歌に起用され一気にチャートを上昇(ドラマ放映に合わせて再出荷されたらしい)。前年に「ロビンソン」「涙がキラリ☆」で大ブレイクを果たしスピッツに注目が集まっていた時期だった事もあり148万枚、「ロビンソン」以来のミリオンセラーとなった。94年当時はヒットしていなかったわけで、大多数の人には新曲として捉えられたのだろうね。1996年度年間シングル6位。

ダウンロード売上では「チェリー」に次ぐ2位(75万)。ストリーミング再生回数3位(1.8億回)、YouTube再生回数3位(1億回)、カラオケ人気3位とCD売上以外の部門でも絶大な人気を誇る。「チェリー」「ロビンソン」そしてこの「空も飛べるはず」がスピッツ3大人気曲であると言って良い。

4位 涙がキラリ☆(80万枚)

1995年7月7日発売の12thシングル。クリスマスばかりが持ち上げられている事への謎の対抗心から七夕発売にしたという。「ロビンソン」が大ヒットしている最中にリリースされた。B’zの「love me,I love you」に及ばず週間チャートは2位。オリコンでは約98万枚で、僅かにミリオンには届かなかったが充分な大ヒット。大ブレイクシングルの次のシングルという事で所謂「勝負の一曲」だが見事その勝負に勝ったわけだよね。

TBS系『CDTV』オープニングテーマ、『シャープMD』CMソング。「ロビンソン」の大ヒットに惑わされることなく、いつも通りのスピッツワールドを展開した感じの安定した良い曲。イントロのジャージャッ・ジャー♪から一気に世界に持っていかれる。スピッツの夏の名曲といえばコレだよね。

5位 渚(80万枚)

1996年9月9日発売の14thシングル。シングルでは自身初の初登場1位を獲得(1位自体は「空も飛べるはず」「チェリー」で獲得済みだったが初登場は初)。オリコンでは約83万枚。結局延期になったが当初は7月7日発売の予定で、仮タイトルも「七夕」だったという。「涙がキラリ☆」も七夕発売だったし、当時のスピッツの謎の七夕推しムーブは何だったのか。

スピッツワールド全開な安定の名曲。「渚」というのは海や湖の波打ち際を意味する。曲がポケモンだったら確実に水タイプだろうなという感じがする。

CDアルバム売上ランキング

タイトル売上枚数発売日
1位RECYCLE Greatest Hits of SPITZ200万枚1999/12/15非公認ベスト
2位ハチミツ160万枚1995/9/206th
3位インディゴ地平線160万枚1996/10/237th
4位空の飛び方80万枚1994/9/215th
5位CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection75万枚2006/3/251stシングルコレクション
6位フェイクファー50万枚1998/3/258th
7位CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection50万枚2006/3/252ndシングルコレクション
8位三日月ロック40万枚2002/9/1110th
9位花鳥風月40万枚1999/3/251stスペシャルアルバム
10位ハヤブサ40万枚2000/7/269th

★出典:日本レコード協会。★日本レコード協会のゴールドディスク認定を引用元とし、順位付けした独自ランキングとなっております。★1989年(平成元年)1月21日以降発売の作品のみ対象。★2025年8月現在。

1位 RECYCLE Greatest Hits of SPITZ(200万枚)

1999年12月15日発売の非公認ベストアルバム。

メンバー・事務所の許可を得ないままにレコード会社が発売を決定した非公認作品。かねてから「ベストアルバムは解散時に出すもの」とのスタンスを取っていたスピッツにとっては当然納得のいかないリリースであり、公式サイトにも「これはメンバーの意志ではありません。諸々の事情からレコード会社に一方的にリリースされてしまいました」との声明が載せられるなど異例の事態となった。

ただ公認・非公認とか関係ない世間にとってはスピッツの初ベストは待ち望まれていたようで、同時発売だったCHAGE and ASKAのベスト『VERY BEST ROLL OVER 20TH』に2倍以上の差をつけ初登場1位。結果的にダブルミリオンを突破するスピッツ史上ダントツの最大ヒット作品となってしまった。オリコンでは214万枚。年間では翌2000年の6位にランクインした。

チャートインしたシングル(「君が思い出になる前に」から「楓」)を発売順に並べた構成。ある意味、何の工夫も無い内容だがそれ故に非常にわかりやすい優秀なシングルコレクションとなっている。非公認ながら、実際わたくしスイカがスピッツにハマる入り口となった作品でもある。予想だがゼロ年代前半に大量の新規ファンを呼び込んだアイテムだったのは間違いないと思うよね。2006年にメンバー公認シングルコレクション『CYCLE HIT』の発売に伴い、これだけの大ヒット作としては異例の製造中止となった。

2位 ハチミツ(160万枚)

1995年9月20日発売の6thアルバム。初のミリオンヒットとなり大ブレイク作となった「ロビンソン」、それに引き続きヒットした「涙がキラリ☆」を含む。まさにブレイク期真っ只中にリリースされた事もあり約169万枚の大ヒットを記録した。オリジナルアルバムでは自身最大のセールス。カバーモデルは守屋綾子。

世間一般の思うスピッツのイメージに一番近いオリジナルアルバムはコレだろう。全曲シングルカットできるクオリティでどの曲もキラキラ輝いている素晴らしいヒットアルバム。Mr.Childrenの『深海』、河村隆一の『Love』と並んでわたくしスイカの思う個人的J-POP三大名盤の一つです。

3位 インディゴ地平線(160万枚)

1996年10月23日発売の7thアルバム。シングル「チェリー」「渚」を収録。自己最高初動となる68万枚を記録。オリコンでは約134万枚。前作『ハチミツ』に引き続き2作連続のミリオンヒットとなった。またプロデューサー笹路正徳との最後のアルバムでもある。

前年の大ブレイクに浮かれる事なく、しっかり地に足をつけて活動していくぞという意気込みを感じる。1996年秋の、あのしっとり落ち着いた空気を思い出す。

4位 空の飛び方(80万枚)

1994年9月21日発売の5thアルバム。シングル「空も飛べるはず」「青い車」を収録。10月に「スパイダー」がシングルカットされた。アルバムでは初のチャートイン(初登場14位)を達成した作品。その後「ロビンソン」でブレイクを果たした95年夏から秋にかけてもランクイン。96年1月に「空も飛べるはず」がドラマ『白線流し』主題歌に起用され大ヒットするとそれに引っ張られる形で今作も大きく売上を伸ばした。オリコンでは約86万枚。

前作『ハチミツ』と並び、わたくしスイカにとってJ-POPのスタンダードアルバムとなっている一作。「空も飛べるはず」の名曲ぶりは勿論のことその他の曲も素晴らしいものばかりだ。

5位 CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection(75万枚)

2006年3月25日発売、メンバー公認1stシングルコレクション。後期編『CYCLE HIT 1997-2005』と2作同時発売。1999年にメンバーの意向に反して発売されてしまった非公認ベスト『RECYCLE Greatest Hits of SPITZ』封印のためにリリースされ、これを機に『RECYCLE』及び90年代のシングル(「ヒバリのこころ」~「流れ星」)が製造中止となった。

『RECYCLE』に対してメンバーは「限られた期間の楽曲しか収録されていないアルバムがいつまでも売れ続ける事へのジレンマ」を感じていたらしく、今作はデビュー曲「ヒバリのこころ」から97年明けの「スカーレット」までのシングルA面曲を全て収録している。

全く売れなかった初期から、大ブレイクを果たした時期までのシングルが時系列順に収録されている。当時は『RECYCLE』からハブかれた初期6シングルに遂にスポットが当たるのか!と感慨深い気持ちになったものだ。『RECYCLE』無き後の決定盤として今なお愛されるシングルコレクション。リマスターによってかなり迫力あるサウンドになっている点でも満足度が高い。

ダウンロード売上ランキング

タイトルダウンロード数配信日
1位チェリー100万DL2006/3/25
2位空も飛べるはず75万DL2006/3/15
3位ロビンソン50万DL2006/3/25
4位魔法のコトバ20万DL2006/7/7
5位10万DL2006/3/15
6位スターゲイザー10万DL2016/3/15
7位タイム・トラベル10万DL2012/2/1
8位美しい鰭10万DL2023/4/10

★出典:日本レコード協会。★日本レコード協会の認定を参考とし、順位付けした独自ランキングとなっております。★再生回数が同数の場合は配信開始日から認定日までの期間が短い方を上位としております。★2025年8月現在。

1位 チェリー(100万DL)

CD売上1位、カラオケ1位、YouTube2位の人気曲がダウンロードでも堂々1位。特にダウンロードでは2025年6月に配信開始から19年の時を経てミリオンを突破。これによりCDミリオン、ダウンロードミリオン、ストリーミング1億回再生の3つの記録を達成した初の楽曲となった。

2位 空も飛べるはず(75万DL)

CD売上148万枚の大ヒット曲が堂々2位。

3位 ロビンソン(50万DL)

CDシングルトップ3の「チェリー」「空も飛べるはず」「ロビンソン」がダウンロードでもしっかり上位3曲を占める。

ストリーミング再生回数ランキング

タイトル再生回数配信日
1位美しい鰭3.9億回2023/4/10
2位チェリー2.4億回2019/10/9
3位空も飛べるはず1.8億回2019/10/9
4位ロビンソン1.4億回2019/10/9
5位1.1億回2019/10/9
6位優しいあの子1億回2019/10/9
7位春の歌5000万回2019/10/9
8位魔法のコトバ5000万回2019/10/9
9位5000万回2019/10/9

★出典:日本レコード協会。★日本レコード協会の認定とBillboard JAPANのストリーミング集計数を参考とし、組み合わせた独自ランキングとなっております。★再生回数が同数の場合は配信開始日から認定日までの期間が短い方を上位としております。★2025年8月現在。

1位 美しい鰭(3.9億回)

2023年4月12日発売の46thシングル。映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』主題歌。この映画はコナンシリーズで初の興行収入100億円を突破。メインとなった灰原哀は「100億の女」と呼ばれた。

コナン効果に乗っかり今作もストリーミングで大ヒット。CD3大ミリオンの「チェリー」「空も飛べるはず」「ロビンソン」を軽く飛び越えダントツの再生回数を叩き出している。コナン効果が凄いというのは分かるがまさか3大代表曲を超えるほど回るとは意外過ぎた。個人的にいつも通りのスピッツという感じの、可もなく不可もない曲って感想ではあるが。2023年になって新たな代表曲が登場するとはね。

5位 楓(1.1億回)

1998年7月7日発売の19thシングル。8thアルバム『フェイクファー』からのシングルカットで、当初のタイアップはTBS系『CDTV』オープニングテーマ。その後1999年には反町隆史と江角マキコ主演ドラマ『Over Time-オーバー・タイム』挿入歌、2010年には常盤貴子主演スペシャルドラマ『お母さんの最後の一日』主題歌、2019年には乃木坂46主演ドラマ『ザンビ』エンディング、2022年には川口春奈・目黒蓮(Snow Man)主演フジテレビ系ドラマ『silent』で挿入歌として使用される等幾度となくタイアップが付き注目された。

CD売上は約14万枚とそこまでのヒットでは無かった。発売当初は「隠れた名曲」ポジションだったが上記のように幾度となくタイアップが付きゆっくりゆっくり注目され今やスピッツを代表する1曲にまで成長してしまった。この20年以上かけてめちゃくちゃ出世した曲。

6位 優しいあの子(1億回)

2019年発売の42ndシングル。広瀬すず主演のNHK連続テレビ小説『なつぞら』主題歌。CD売上及びダウンロード売上は共に10万未満であるがストリーミングでは1億回を突破する大ヒットとなっている。朝ドラ効果でいつもの新曲よりは目立った広がりを見せていた印象はあったけど実際にストリーミングで回りまくっていたわけだ。

YouTube再生回数ランキング

タイトル再生回数公開日
1位ロビンソン1.9億回2010/4/16
2位チェリー1.2億回2010/4/23
3位空も飛べるはず1億回2010/4/6
4位8572万回2010/4/16
5位春の歌4380万回2010/4/16
6位美しい鰭3394万回2023/4/10
7位魔法のコトバ3057万回2010/4/16
8位優しいあの子2568万回2019/7/15
9位2139万回2010/4/16
10位正夢2121万回2010/4/16
11位君が思い出になる前に2043万回2010/4/16
12位みなと1682万回2016/4/27
13位遥か1512万回2010/4/16
14位スターゲイザー1329万回2010/4/16
15位愛のことば1307万回2010/4/16
16位愛のしるし1121万回2010/4/24
17位運命の人1119万回2010/4/16
18位スパイダー1073万回2010/4/16
19位青い車1058万回2010/4/24
20位涙がキラリ☆961万回2010/4/16

★出典:YouTube ★フルサイズのMusic Videoのみを対象としております。★2025年8月現在

カラオケ人気曲ランキング

タイトル発表年
1位チェリー※1996
2位ロビンソン※1995
3位空も飛べるはず※1994
4位楓※1998
5位美しい鰭※2023
6位渚※1996
7位春の歌※2005
8位君が思い出になる前に※1993
9位優しいあの子※2019
10位魔法のコトバ2006
11位運命の人※1997
12位涙がキラリ☆※1995
13位青い車1994
14位スパイダー1994
15位スターゲイザー※2004
16位愛のことば1995
17位冷たい頬1998
18位スカーレット1997
19位愛のしるし1999
20位正夢2004

★出典:カラオケDAM ★※本人映像あり ★2025年8月現在

★随時情報更新中

著者:船橋スイカ(@funabashisuika)

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