SMAP 歴代シングル&名曲感想 #2
1991年~1996年
1996年
青いイナズマ
1996年7月15日 売上約81万枚
作詞:森浩美、作曲:林田健司、編曲:CHOKKAKU、コーラスアレンジ:佐々木久美、コーラスwords:Candee Hayashida
22ndシングル「青いイナズマ」表題曲。前作「はだかの王様~シブトクつよく~」から約2か月ぶり。5月森且行が脱退し5人体制になってから初のシングル。
元々は林田健司のシングル曲として1994年4月にリリースされていた。なので厳密には「$10」や「KANSHAして」と同様にカバー曲となる。ちなみに林田健司のオリジナル版よりキーが2つ下がっているらしい。
前年の「俺たちに明日はある」を抜き去りこの時点での自身最大ヒットシングルとなった。
フジテレビ系『SMAP×SMAP』テーマソング。わたくしマーがSMAPを歌手として認識した初めてのシングル。当時小学1年生で、毎週月曜日の夜は『SMAP×SMAP』を観ていてSMAPというグループの存在は既に知っていたのだが曲は知らなかった。なのでこの「青いイナズマ」がSMAPのデビュー曲だとしばらくの間勘違いしてたんだよね。母親にそれを言ったら「いや、もう何曲も出してるよ」と教えられビックリした記憶がある。子供ながらに「下積み長かったんだな……」と(実際には数年前から活躍してたわけで僕が幼過ぎて認識できてなかっただけなのだが)。
ハードダンスナンバーだがメロディーも抜群にキャッチー。もはやイントロを聴くだけで稲妻が見えるのよね。SMAPが紹介される際にはよく流れたり、『古畑任三郎 vs SMAP』でもピックアップされたり明確な代表曲の1つとして君臨してるヒット曲。売上的には「世界に~」「夜空」「らいおん」「SHAKE」に次ぐ5番目だが、タイミング的にもオーラ的にもSMAPを国民的アイドルに押し上げたのは他でもないこの曲だと思う。(2025/3/8更新)
おすすめ度:A
収録アルバム:2ndベスト『WOOL』、3rdベスト『Smap Vest』、他
SHAKE
1996年11月18日 売上約87万枚
作詞:森浩美、作曲:小森田実、編曲:CHOKKAKU
23rdシングル「SHAKE」表題曲。前作「青いイナズマ」から4か月ぶり。
前作「青いイナズマ」で最高売上を更新したが今作で更に上回り当時の自身最大ヒットとなった。現在では「世界に一つだけの花」「夜空ノムコウ」「らいおんハート」に次ぐ4番目のヒットシングル。ミリオン超えてないシングルの中で最大売上。
フジテレビ系『SMAP×SMAP』テーマソング。前作「青いイナズマ」と並ぶ代表曲。この2曲を連続でリリースしたっていうのも凄い。「青いイナズマ」がカッコイイ系だとしたらこちらはノリノリパーティーチューン。そこまで好きな曲でも無かったんだけど2002年のスマスマの稲垣吾郎復帰ライブの際にこの曲の爆発力を思い知らされた。イントロがなった瞬間のあの会場の高まり・ボルテージ。リリース以来全てのコンサートで皆勤賞というのも納得の起爆剤シングル。
歌詞の〈チョーベリベリ〉は1990年代半ばにコギャルの間で使われていた〈チョベリバ〉という若者言葉から来ている(「チョベリバ」は「超・ベリー・バッド」の略で最悪だという事を表す)。僕は当時小学1年生でなんとな~くチョベリバは認識してたから分かるけど、僕より若いリスナーは元ネタを知らず聴いてるんじゃないかな。(2025/3/9更新)
おすすめ度:B
収録アルバム:2ndベスト『WOOL』、3rdベスト『Smap Vest』、他
※随時更新中
著者:マー・田中(@kazeno_yukue)
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