YUI 歴代アルバム感想 ~2006-2021~
こんにちは、孤独なJ-POPファン、マー・田中(@kazeno_yukue)でございます。
この記事ではYUIの各アルバム感想・それぞれのおすすめ度を、発売順に記載してまいります。
1st FROM ME TO YOU
2006年2月22日 売上約29万枚
1stアルバム『FROM ME TO YOU』。
2004年3月、ソニーミュージックオーディションにて審査員全員から最高点を獲得、各レーベルで争奪戦となりメジャーデビューが決定。2005年2月、フジテレビ系ドラマ『不機嫌なジーン』主題歌「feel my soul」でデビュー。ほぼ1年後に今作がリリースされた。
シングル「feel my soul」(10万枚)「Tomorrow’s way」(3万枚)「LIFE」(4万枚)「TOKYO」(2万枚)収録。また2004年12月に九州地区で1000枚限定リリースされていたインディーズ・シングル「It’s happy line」のC/Wから「I know」が収録されている。
初登場で4位にランクインした後ゆるやかに順位は下降していったが6月に自身主演の映画『タイヨウのうた』が公開されるタイミングで浮上。また翌2007年に「CHE.R.RY」や2ndアルバム『CAN’T BUY MY LOVE』のヒットに引っ張られる形で再浮上。その後もチャート下位を長期間ウロウロし続け、121週ランクインというロングセラーとなった。最終ランクインは2010年7月。
デビュー曲がいきなり月9ドラマ『不機嫌なジーン』主題歌、続く2nd・3rdシングルも映画『HINOKIO』、アニメ『BLEACH』タイアップと破格の待遇だった。今思えば露骨なゴリ押しだったけど、そのおかげでどのシングルも自然と耳に入ってきていたし何より出る曲出る曲がどれも良かったので、高校のクラスメイトの間でも大ブレイクとまでは行かなかったがそこそこ話題にはなっていた。そんな上昇気流の中でリリースされた今作は満を持して!待望の1stアルバム!という感じだったので初の購入に踏み切った。その分思い入れも強く、わたくしマーの青春の一枚と言っても過言では無い。
ストリート出身のストイックな音楽少女というイメージで、楽曲としても人生の苦悩や葛藤を歌ったものが多い。18歳の女の子らしい可愛らしい作風では全く無いけどそこが妙な魅力を醸し出していた。また硬派なだけじゃなくキャッチーさも存分に含まれているので聴き心地も抜群。1stアルバムにして名盤である。次回作『CAN’T BUY MY LOVE』以降は明確に大ヒットしメインストリームへ躍り出て行くのである意味YUI本来の武骨さ・ストイックさが最も表れているのは今作だけかもしれない。
おすすめ度:B+
2nd CAN’T BUY MY LOVE
2007年4月4日 売上約69万枚
YUIの2ndアルバム『CAN’T BUY MY LOVE』。2006年の前作『FROM ME TO YOU』から約1年2ヶ月ぶり。
シングル「Good-bye days」(24万枚)「I remember you」(7万枚)「Rolling star」(16万枚)「CHE.R.RY」(16万枚)収録。この内「Good-bye days」はYUI自身が主演し2006年6月に公開された映画『タイヨウのうた』主題歌としてYUI for 雨音薫名義でリリースされていた。
「Good-bye days」が最大ヒット曲となり、その後もアニメ『BLEACH』主題歌、「au by KDDI LISMO」CMソングと大型タイアップを続々と与えられセールスは急上昇。今作は初動のみで前作『FROM ME TO YOU』の累計と同等のセールスを叩き出し初のチャート1位を獲得。70万枚に迫る自身最大ヒット作となった。また今作以降2011年の『HOW CRAZY YOUR LOVE』まで5作連続でチャート1位を獲得する事となる。
突然の映画主演で女優デビュー(当時劇場まで観に行ったが非常にそつのない可もなく不可もない演技だったと記憶している)、留まる事のない大型タイアップのラッシュで人気・売上がピークだったのがこの時期だ。前作に比べると今作は曲調の幅が広がった。中でも「CHE.R.RY」はそれまでの硬派なイメージから一転した可愛らしい胸キュンラブソングで、初めて聴いた時は「YUIどうした!?」とひっくり返ったものだし、「Happy Birthday to you you」のようなポップなお祝いソングもある。これまで通り悩みもがき系の曲も健在で特に「Highway chance」はかなりの名曲であると思う(作曲のCOZZiという人物は前作でも活躍していたけどかなりの才能ではないだろうか)。初の1位、最大ヒットという事でYUIが抱いていた音楽という夢が叶った記念碑的作品であるし僕自身も一番好きなアルバムである。
おすすめ度:A
3rd I LOVED YESTERDAY
2008年4月9日 売上約48万枚
3rdアルバム『I LOVED YESTERDAY』。2007年の前作『CAN’T BUY MY LOVE』からほぼ1年ぶり。
シングル「My Generation」(13万枚)「LOVE & TRUTH」(14万枚)「Namidairo」(11万枚)収録。「My Generation」と両A面表記だった「Understand」は未収録(公式ではC/W扱いになっているらしく、同年11月のC/Wベスト『MY SHORT STORIES』にてアルバム初収録された)。「Laugh away」は今作発売に先駆け3月19日に配信限定でリリースされていた曲で、MVも制作された。初回限定盤はMV5曲+前年11月の初武道館公演スペシャルライブ映像を収めたDVD付属。
デビュー以降の「夢を追いかけるストイックな音楽少女」というイメージが終わりを迎えつつあった時期。と言うのも前作『CAN’T BUY MY LOVE』がチャート1位、大ヒットを記録した時点でYUIが抱いていた「音楽」という夢は叶ってしまったわけで、否が応でも変革を余儀なくされたのが今作なのだ。
1曲目「Laugh away」はこれまでに無いくらい明るくポップに振り切れた曲でシングルを飛び越えた名曲だしキャッチーさには寧ろ磨きがかかった感じもする。また「I will love you」のような恋愛ソングもありアルバム全体の印象は相変わらず良い。
ただ気になるのは「Love is all」の歌詞だ。〈どうすれば評論家(あなた)みたいになれるの?〉〈疑ってるんでしょ? ニセモノだ ホンモノだ で、あなたはどうなの?〉〈好き勝手言われても 気にしてちゃいけないね〉等、成功を収めた者だからこその苦悩や闇が垣間見える曲で、当時のYUIがかなりの葛藤を抱え始めていたのが窺える。歌手やバンドが大ブレイク後にその理想と現実のギャップから闇堕ちするという現象はよくあってYUIもそのパターンに陥ったのだろう。結果、今作から約5か月後には一度目の活動休止を宣言するので、良いアルバムではあるんだけどYUI本人にとっては苦悩の一作だったんだろうな。
おすすめ度:B
カップリングベスト MY SHORT STORIES
2008年11月12日 売上約27万枚
カップリング・ベストアルバム『MY SHORT STORIES』。
これまでアルバム未収録となっていたカップリング(C/W)曲全14曲(「Understand」は当時「My Generation」と両A面のような表記がなされていたがC/W扱いとなったようだ)を収録。更にウォークマンCMソングとしてオンエアされていた新曲「I’ll be」が収録されている。初回限定盤は「I’ll be」「Understand」「Jam」のMV、更に『YUI 3rd Tour “oui”~I LOVED YESTERDAY~』からのライブ映像、ツアー先の各地で行ったストリートライブ映像を収めたDVD付属。
流石に前作『I LOVED YESTERDAY』からセールスは下がったもののチャート初登場1位を獲得。C/Wベストの1位獲得はMr.Children『B-SIDE』以来約1年半ぶりであり、女性歌手に限定すると松田聖子『Touch Me, Seiko』以来実に24年ぶり、史上2組目の記録であった。同年8月に制作活動専念のためリフレッシュ休暇に入る事が発表されていた為、今作のリリースをもってYUIは活動を休止した。
カップリング曲って基本的にその歌手のエゴというか、A面曲では出来ない遊びや実験を施す場所というイメージがある。なのでカップリングベストというのはその歌手のファンじゃないと楽しめない作品が多いと思うんだけどYUIの場合はそうでもない。確かにシングル曲程のキャッチーさは無いけどアルバム曲との落差は感じないし総じて良い曲ばかり。僕はYUIはアルバムのみで聴いておりシングル盤は手にしていなかったので一つのオリジナルアルバムのような気持ちで聴けた。YUI自身が主演した映画『タイヨウのうた』で挿入歌として使われていた「Skyline」や「It’s happy line」などは特に名曲である。シングル曲が良いなと思える人だったら今作もそれなりに良いと思えるはず。
おすすめ度:B
4th HOLIDAYS IN THE SUN
2010年7月14日 売上約31万枚
4thアルバム『HOLIDAYS IN THE SUN』。
2008年8月にリフレッシュ休暇に入り、同年11月のカップリングベストアルバム『MY SHORT STORIES』をもって活動休止。翌2009年6月にシングル「again」をリリースし活動を再開した。オリジナルアルバムとしては2008年4月の『I LOVED YESTERDAY』以来2年3か月ぶりとなる。初回限定盤はDVD付きで、前オリジナルアルバムに収録されたシングル他のビデオクリップが収録されている。
シングル「Summer Song」(11万枚)「again」(16万枚)「It’s all too much」(11万枚)「GLORIA」(11万枚)「to Mother」(9万枚)収録。「It’s all too much」と両A面だった「Never say die」は未収録。「I do it」はロックバンド・ステレオポニーに提供した楽曲のセルフカバー。「Summer Song」はシングル時は全大文字のタイトルだったが今作収録にあたり頭文字以外小文字とされた(YUI本人の意向という事だが一体どんな意向なのだろう…)。また「Please Stay With Me」はフジテレビ系ドラマ『夏の恋は虹色に輝く』挿入歌。
リフレッシュ休暇を終え復帰したシングルが「again」「It’s all too much」と立て続けにロック方面だったので、当時ずいぶん印象変わったなぁ…と思ったものだった。しかしそれはあくまで一面的な印象で、アルバム全体としては恋愛ソングが多くむしろこれまでよりも大人しい。
元々YUIは「夢を追うストイックな音楽少女」というのが持ち味だったわけだが、2ndアルバム『CAN’T BUY MY LOVE』でチャート1位を獲得し明確な大ブレイクを遂げ、その時点で音楽という夢は叶ってしまっていた。簡単に言うと歌うテーマが無くなってしまったわけで、こうして恋愛中心の内容に変化していくのは仕方ない事だったと思う。タイアップのあった「Please Stay With Me」こそシングル級の名曲であるが、その他のアルバム曲は軽いサウンドのものが多く少し物足りない。ただリフレッシュ休暇を経たおかげか肩の力が抜けた感じも見える(ジャケットも初めて笑顔だし)。
おすすめ度:C+
5th HOW CRAZY YOUR LOVE
2011年11月2日 売上約20万枚
YUIの5thアルバム『HOW CRAZY YOUR LOVE』。2010年の前作『HOLIDAYS IN THE SUN』から1年4ヶ月ぶり。
シングル「Rain」(8万枚)「It’s My Life」(8万枚)「HELLO」(10万枚)「Green a.live」(7万枚)に加えカップリングから「YOU」を収録。「It’s My Life」と両A面だった「Your Heaven」は未収録。「HELLO」はシングルリリース時には「HELLO~Paradise Kiss~」というタイトルだったが、今作収録にあたりYUI本人の意向で副題が外された(音源自体は同じもの)。初回生産限定盤には自身初の海外ライブ『YUI LIVE 2011 Hong Kong HOTEL HOLIDAYS IN THE SUN』全編及びスペシャルドキュメンタリーを収録したDVDが付属。
週間アルバムチャート初登場1位を獲得し、2007年の2nd『CAN’T BUY MY LOVE』から5作連続での首位を記録した。翌2012年11月に年内での活動休止を発表。12月にベストアルバム『GREEN GARDEN POP』『ORANGE GARDEN POP』をリリースし活動休止となったため、結果的に今作が最後のオリジナルアルバムとなっている。
現状最後のオリジナルアルバム。活動休止の理由としては「制作における摩擦が積み重なっていった」「YUIという存在が巨大なものになっていった」等が挙げられている。2008年~09年に一時的にリフレッシュ休暇を取り、万全の状態で再開したかに思えたのだがやはり様々な重荷や重圧に耐えきれない部分があったのだろう。
ただそんな中で制作された(この時点では休止という判断はしていなかったかもしれないけど)今作だが、変に閉塞感に満ちているとか、活動休止も納得…みたいな内容には聴こえない。むしろ開放感やキャッチーさはこれまでに負けない位あるような気がするしオリジナルアルバムとしてのバランスも良い。「Rain」や「YOU」等はベスト盤で先に知っていたが今作の中で聴く事でより良さに気付けたし。
ラストの「Green a.live」は初期のYUIを彷彿とさせる自分探し系、悩みもがき系の名曲。確かに暗めの曲だけど、休止に向かっていく退廃感というよりは本来のYUIに戻ったような感じだ。活動末期に燦然と輝く名曲である。この曲をラストに置く事でアルバム全体も締まるしこの曲自体も映える。
おすすめ度:B
1stベスト GREEN GARDEN POP
2012年12月5日 売上約21万枚
YUIのベストアルバム『GREEN GARDEN POP』。活動休止に伴う作品であり『ORANGE GARDEN POP』と2枚同時発売された自身初のベストアルバム。
これまでの全21作のシングル、全5作のアルバムから選出された36曲を18曲ずつ2枚に振り分けている。前期・後期という分け方ではなく時系列はバラバラ。シングルではこの時点での最新作「fight」(5万枚)がアルバム初収録。18thシングル「It’s My Life」と両A面だった「Your Heaven」も初収録。
初回限定盤は三方背BOX、デビュー前からの写真集『GREEN BOOK』が付属する。対象店舗で『ORANGE GARDEN POP』と今作を同時購入すると2作の写真集に収まらなかった蔵出し写真集『WHITE BOOK』が特典として貰えたらしい。『ORANGE GARDEN POP』よりもチャートは上だったが、EXILEのベスト盤『EXILE BEST HITS -LOVE SIDE/SOUL SIDE-』(初動38万枚)に阻まれ最高順位は2位だった。
シングル全24曲に加えアルバムからはリード曲やタイアップが付いた強い楽曲が選ばれている。単なるシングルコレクションでは無く厚みのあるベスト盤である。2000年代中頃~2010年代序盤に学生時代を過ごした人にとっては圧巻のヒット曲集として楽しめるだろう。映画『パラダイス・キス』主題歌だった「HELLO」やアニメ『鋼の錬金術師』テーマだった「again」等タイアップに恵まれていたのもあって記憶に残っている人も多いと思う。どの曲もキャッチーで素晴らしい。2005年~2007年に高校時代を過ごした僕にとっても様々な思い出と共に聴けるアルバムである。『ORANGE GARDEN POP』と今作で美味しい所はほぼ全て堪能できるのでこれからYUIを聴いてみようという人にはこのベスト2作がオススメ。
ただ3分台で終わるコンパクトな曲が多いとはいえアルバム1枚で18曲収録というのはかなりボリュームがある。『ORANGE GARDEN POP』と一緒に聴くと相当お腹いっぱい状態になってしまうだろうしオリジナルアルバムまで手を伸ばそうという気持ちになるかどうかやや疑問。
おすすめ度:B+
2ndベスト ORANGE GARDEN POP
2012年12月5日 売上約20万枚
YUIのベストアルバム『ORANGE GARDEN POP』。活動休止に伴う作品であり『GREEN GARDEN POP』と2枚同時発売された自身初のベストアルバム。
これまでの全21作のシングル、全5作のアルバムから選出された36曲を18曲ずつ2枚に振り分けている。前期・後期という分け方ではなく時系列はバラバラ。14thシングル「It’s all too much」と両A面だった「Never say die」がアルバム初収録。初回限定盤は三方背BOX、デビュー前からの写真集『ORANGE BOOK』が付属する。対象店舗で『GREEN GARDEN POP』と今作を同時購入すると2作の写真集に収まらなかった蔵出し写真集『WHITE BOOK』が特典として貰えたらしい。
時系列ではなくシャッフルしてバランス良く2作に振り分けられているので基本的には『GREEN GARDEN POP』と同じ感想。硬派なイメージから一転可愛らしい一面を打ち出し代表曲となった「CHE.R.RY」、月9ドラマ『不機嫌なジーン』主題歌として鮮烈なデビューを果たした「feel my soul」等、これぞYUI!という楽曲が冒頭に配置されているので入り口としては聴きやすい。そしてラストナンバーは「TOKYO」。これはYUI本人が地元の福岡から上京する当日の心情を歌った楽曲であり、活動休止に伴うベスト盤の最後にこの曲が置かれているというのが感慨深い。最後の最後に原点に帰ってきた…みたいなね。
一先ずこれからYUIを聴いていこうという人は『GREEN GARDEN POP』と今作を入手すれば十分過ぎる程に堪能出来るのでオススメです。ただ中盤以降、ベストに選ぶほどの曲か?と思うアルバム曲もチラホラ…。数曲減らしてもっとスマートなボリュームにした方が良かったんじゃないかな~と思う面もある。
おすすめ度:B+
1stミニ NATURAL
2021年2月24日 売上約1万枚
※全曲リアレンジセルフカバー
1stミニアルバム『NATURAL』。2012年のベストアルバム2作から約8年ぶり。
YUIのメジャーデビュー15周年を記念したセルフカバーミニアルバム。ソロ時代の楽曲を、現在YUIがボーカルとして所属しているバンド・FLOWER FLOWERのメンバーと共にリアレンジしている。
初回限定盤には2020年に配信された『インコのhave a nice dayツアー 2020-Streaming Live-』の模様を収録したBlu-rayが付属する。
デビュー15周年といっても精力的な活動期間は2005年~2012年(ここで活動休止)と実質7年。休止から約8年経った段階でひっそりと今作がリリースされたので最初発売にすら気づかなかった…。
リアレンジセルフカバー集だが大きくイメージは変わっておらず全曲が現代的にアップデートされた感じ。なので原曲が好きならば今作のアレンジでも十分楽しめる。元々馴染みがある人なら細かい違いを楽しめるし、今作で初めて聴いても曲の良さは伝わるだろう。あとYUIのボーカルが当時より軽やか・伸びやかになっている。現役時代よりもリラックスした状態で歌えているんだろうね。
久しぶりに往年の曲を聴いて改めて「YUIの曲良いな」と浸れた(高校生時代直撃というリアルタイム性は伊達じゃないねやっぱ)。あと全6曲というコンパクトさも1曲1曲が際立って良かった。15周年企画のみに終わらせず、ぜひ同じ体裁で第2弾(『NATURALⅡ』)を制作してほしい。まだまだ良い曲は残っているからさ。(2024/3/2更新)
おすすめ度:B+
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