【アルバム感想】『day after tomorrow』day after tomorrow

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day after tomorrow day after tomorrow

収録曲

01.prize
(作詞:misono、作曲:鈴木大輔、編曲:五十嵐充)
02.faraway
(作詞:misono、作曲:北野正人、編曲:石塚知生・五十嵐充)
03.gradually
(作詞:misono、作曲・編曲:五十嵐充)
04.vivace
(作詞:misono、作曲:北野正人、編曲:五十嵐充)
05.for you
(作詞:misono、作曲:鈴木大輔、編曲:五十嵐充)
06.gift
(作詞:misono、作曲:鈴木大輔、編曲:五十嵐充)

データ

2002年8月7日、初登場10位(2週連続)
初動3.1万枚、売上14.5万枚、登場19週
Produce:max matsuura
avex trax

作品概要

day after tomorrowのデビューミニアルバム『day after tomorrow』。

2000年7月の「エイベックス夏休みオーディション」に参加したmisono(ボーカル)、90年代後半にはビーイングに所属しており01年からエイベックス専属の作家となっていた北野正人(ギター)、98年にバンド・Rubiiでデビュー経験のある鈴木大輔(キーボード)の3人によるユニット。サウンドプロデューサーには元Every Little Thingの五十嵐充が起用されている。

エイベックス期待の大型新人として2001年4月に結成され、同社のバックアップにより積極的に売り出された。珍しいミニアルバムでのデビューとなり、同月にはリード曲としてテレビ等で披露されていた「faraway」(23位 2.2万枚)が1stシングルとしてリカットされた。新人では異例の全曲タイアップ付きという力の入れ様であった。

感想

「第2のEvery Little Thingが出てきた!」当時抱いた印象はそんな感じであった。事務所やレコード会社から多大なプッシュを受けているなというのは中学生リスナーながらも感じていたが、でもまぁそれに見合うだけのキャッチーさには溢れているなというのが当時からの感想。

初期ELTを超える程の徹底的な爽やかさと、ザ・エイベックスとでも言うべきコテコテのエイベックスサウンド。当時かなり流行りの音、というイメージがあった。あと全曲メロディーが抜群に良い。奇をてらった曲だとか、一風変わった変な曲とかは一切無し。この中ではやはりシングルカットされた「faraway」が特に耳に残るけど他の曲も全て直球。全曲シングル級の王道中の王道をいく曲なのでゼロ年代のエイベックスサウンドが好きな人、また初期ELTが好きな人なんかはまず気に入るアルバムだろう。あとは何よりmisonoの爽やかで伸びやかなボーカルスタイルが唯一無二の魅力である。

おすすめ度★★★★☆

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