【アルバム感想】『神曲たち』AKB48

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神曲たち
AKB48

神曲たち(DVD付)

収録曲

01.RIVER
02.Baby! Baby! Baby! Baby!
03.大声ダイヤモンド
04.君のことが好きだから / アンダーガールズ
05.初日 / チームB
06.10年桜
07.飛べないアゲハチョウ / アンダーガールズ
08.涙サプライズ!
09.Choose me! / チームYJ
10.遠距離ポスター / チームPB
11.言い訳Maybe
12.ひこうき雲 / シアターガールズ
13.マジスカロックンロール
14.桜の栞
以下通常盤のみ収録
15.自分らしさ / 小野恵令奈・佐藤すみれ・渡辺麻友
16.君と虹と太陽と

データ

2010年4月7日、初登場1位
初動29.5万枚、売上56.5万枚、登場126週
Produce:秋元康
KING RECORDS

作品概要

AKB48の2ndアルバム『神曲たち』。前作『SET LIST~グレイテストソングス 2006-2007~』から約2年ぶり、キングレコードに移籍してからは初となるアルバム。

シングル「大声ダイヤモンド」(3位 9.7万枚)「10年桜」(3位 12.5万枚)「涙サプライズ!」(2位 16.9万枚)「言い訳Maybe」(2位 14.6万枚)「RIVER」(1位 26.1万枚)「桜の栞」(1位 40.5万枚)に加えC/Wから「初日」「飛べないアゲハチョウ」「君のことが好きだから」「ひこうき雲」「Choose me!」「遠距離ポスター」「マジスカロックンロール」を収録。また2008年6月に配信限定シングルとしてリリースされていた「Baby! Baby! Baby!」を収録(初CD化にあたって「Baby!」が一つ追加されている)。

通常盤は「大声ダイヤモンド」「言い訳Maybe」「RIVER」の振り付けビデオを収録したDVD付き&初回プレス分のみ生写真1枚封入。劇場盤は2曲少なく、DISC-2として全14曲のオーディオコメンタリーを収録。

前年10月のシングル「RIVER」が自身初のチャート1位を獲得。続く「桜の栞」も連続で1位となりグループが上昇気流に乗っている中リリースされ50万枚を突破する大ヒットを記録。その後もグループのブレイクに伴い長らくチャート下位でジワジワと売れ続け、合計126週登場というロングセラーとなった。最終ランクインは2013年1月。

感想

キングレコードに移籍してから2010年に大ブレイクを果たす直前までのまさに飛躍の時期が切り取られた一作。これ以前にあった地下アイドル色は完全に払拭され、王道アイドルポップに振り切れているため非常に聴きやすい。どの曲にも圧倒的なまでの勢いを感じるし向かうところ敵ナシ!といったオーラを放っている。特に「大声ダイヤモンド」や「10年桜」「RIVER」等この時期の主要シングルを多数手掛けた作曲家・井上ヨシマサの功績は非常に大きかった。これ以降のAKBはグループというよりも様々なメディアを巻き込んだ一大プロジェクトと化し存在自体がどんどん巨大なものになっていった感じがするので、伸び盛り・上昇気流の時期はここまでだったかなと感じる。2010年代アイドルブームの基盤を創り上げた一枚だと思うし、AKB48の最高傑作は今作だと思う

おすすめ度★★★★★

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