【アルバム感想】『WARP』JUDY AND MARY

カテゴリー

WARP
JUDY AND MARY

WARP

収録曲

01.Rainbow Devils Land
(作詞:Tack and yukky、作曲・編曲:TAKUYA)
02.WARP※インスト
03.Brand New Wave Upper Ground
(作詞:YUKI、作曲・編曲:TAKUYA)
04.カメレオンルミィ
(作詞:Tack and yukky、作曲・編曲:TAKUYA)
05.PEACE
(作詞:Tack and yukky、作曲・編曲:TAKUYA)
06.LOLLIPOP
(作詞:Tack and yukky、作曲・編曲:TAKUYA)
07.あたしをみつけて
(作詞:YUKI、作曲:五十嵐公太、編曲:TAKUYA)
08.motto
(作詞:Tack and yukky、作曲・編曲:TAKUYA)
09.ラッキープール
(作詞:Tack and yukky、作曲・編曲:TAKUYA)
10.Sugar cane train
(作詞:YUKI、作曲・編曲:TAKUYA)
11.ガールフレンド
(作詞:YUKI、作曲・編曲:TAKUYA)
12.ひとつだけ-ver.WARP-
(作詞:Tack and yukky、作曲・編曲:TAKUYA)

データ

2001年2月7日、初登場1位
初動50.2万枚、売上88.7万枚、登場11週
Produce:TAKUYA
Epic Records

作品概要

JUDY AND MARYの6thアルバム『WARP』。シングル「ひとつだけ-ver.WARP-」(9位 11.1万枚)「motto」(8位 13.8万枚)「ラッキープール」(3位 18.3万枚)に加えC/Wから「Sugar cane train」「ガールフレンド」を収録。また前年のベスト盤『FRESH』に一足早く収録されていた「Brand New Wave Upper Ground」は今作にも再び収録された。3月9日に「PEACE」が「PEACE-strings version-」としてシングルカット(8位 7.3万枚)された。初回盤はBOX仕様。このアルバム発表と同時にバンド解散を発表。今作発売の約1か月後の東京ドーム公演にて解散となった為、オリジナルとしては今作がラストアルバムとなった。

感想

ついに恩田曲は姿を消し、五十嵐曲が一曲あるのみで他は作曲ばかりか編曲、プロデュースまで全てが全てTAKUYA単独クレジット。更に12曲中7曲の作詞がTack and yukkyとなっており作詞にもかなりの部分介入した模様。これ程までにバンド内のバランスが傾いていたとは…。活動再開後の4シングルはどれも素晴らしくキャッチーなものばかりだがアルバム曲では実験に走っており1曲目「Rainbow Devils Land」は打ち込み主体の不可思議なサウンドが広がるナンバーだし、「カメレオンルミィ」もあえて少し外したようなYUKIの歌い方が目立ち今までとは異なる雰囲気が漂う。これまでのように実験要素もありつつキャッチーさも維持しているという感じでは無く今作は実験全開の雰囲気なので、シングルの勢いから期待して聴くとズッコケるのではないかと思う。これでは解散するのも納得できてしまう内容だがやはり最後の「ひとつだけ」までたどり着くと何だか込み上げてくるものがある。楽曲はとびきり明るいのに、同時に湧きおこる凄く切ないこの気持ちは一体…。本当、替えのきかない唯一無二のバンドだったな。

おすすめ度★★★★☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました