「明日も」から「I am I」までを語る ~大原櫻子 シングル&名曲レビュー~

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大原櫻子 シングル&名曲レビュー

こんにちは、J-POP大好き人間・マー(@kazeno_yukue)です。

2013年、17歳の時に映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロイン理子役に5000人の中から選ばれ、更に同作の劇中バンドMUSH&Co.(マッシュ・アンド・コー)のボーカルとして女優と同時に歌手デビューを果たした大原櫻子。翌2014年にスピンオフシングルを1枚リリースした後、11月に1stシングル「サンキュー。」で大原櫻子名義で正式ソロデビュー。歌番組ではアコースティックギターを抱えて歌うスタイルで登場しシンガーソングライターっぽい雰囲気を纏っていたが基本的に自作はせず(作詞を手掛ける事はたまにある)、初期は亀田誠治の全面プロデュース。2017年頃からは元CHARCOAL FILTERのギタリスト・小名川高広のクレジットが目立つようになってきた。

デビュー時からレコード会社はビクターで一貫しているが、何故か所属事務所が安定しなかった。藤賀事務所(12年~14年)→フジパシフィックミュージック(14年~16年)→CHERRY.co(16年~18年)と転々としてきて2018年9月をもってオフィシャルサイト及びファンクラブが閉鎖。現在は個人事務所を設立し、新たなオフィシャルサイトもオープンしている。

明日も / MUSH&Co.

明日も(初回限定盤)

2013年12月4日
初登場15位、初動0.7万枚、売上3.4万枚

作詞・作曲・編曲:亀田誠治
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』劇中バンドMUSH&Co.(櫻子演じる小枝理子をボーカルとした3人組)としてのデビューシングル。劇中のレーベル「HEARST RECORDS」をビクター内に設立してのリリース。大原櫻子名義でのソロデビューは翌年であるが一応歌手としては今作がデビュー作となる。

僕がリアルタイムで大原櫻子をしっかり認識したのは次回作「頑張ったっていいんじゃない」からなので、唯一今作のみ後追いで聴いている。一応テレビ等で何となく耳にした記憶はあったんだけどその時は特に良いとも思わずスルーしていて、しっかり聴いたのは1stアルバムでだったんだけど予想外の名曲で驚いた。テレビで見た時には何故か大人しめの曲というイメージが付いていたんだけどとんでもない、ガツンとしたギターサウンドが光る熱い曲だった。このソツのなさ、しかし抜群にキャッチーというバランスは流石ベテラン亀田誠治。
おすすめ度★★★★☆
収録アルバム:1st『HAPPY』、ベスト『CAM ON!~5th Anniversary Best~

頑張ったっていいんじゃない / 大原櫻子(from MUSH&Co.)

頑張ったっていいんじゃない

2014年6月25日
初登場8位、初動0.8万枚、売上1.5万枚

作詞・作曲・編曲:亀田誠治
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』からのスピンオフシングルという謎の立ち位置でのリリース。名義に櫻子の名前が初登場したがこの時点ではまだ正式ソロデビューでは無く、あくまで劇中バンドの延長線上での歌手活動というスタンスだったようだ。

J-POPど真ん中の元気で爽快な一曲。更には大原櫻子のパブリックイメージを形成した一曲であるともいえる名曲だ。この突き抜けたサビと歌声の融合は素晴らしい。櫻子が亀田誠治のラジオにゲスト出演した際に新曲制作を依頼し、それで出来上がったのが今作という事らしいがもしもここで亀田の承諾を得られなかったら歌手活動もストップしていたのかも…?そういうifを考えると亀田さん、ありがとう!と言いたくなる。

この曲というと、わたくしマーが新卒で就職した某ドラッグストアの店内有線でメチャクチャ聞かされまくったという思い出がある。櫻子の存在をしっかり認識したのもこの有線がキッカケだった。死ぬほど重たい洗剤やら飲料水やらを運びながら店内を駆け回り、毎日汗だく・フラフラになる激務を乗り越えられたのはこの曲のおかげもある。くじけそうになった時に店内でかかるこの曲の明るさに何度元気をもらい、何度励まされたことか…。そんな訳で僕にとってこの曲は特別な存在である。懐かしき2014年・夏の思い出(結局体力的及び精神的に耐え切れず年末にそのドラッグストアは退社してしまうワケだが…)。
おすすめ度★★★★☆
収録アルバム:1st『HAPPY』、ベスト『CAM ON!~5th Anniversary Best~

1st サンキュー。

サンキュー。(通常盤)

2014年11月26日
初登場12位、初動1.2万枚、売上2.1万枚

作詞・作曲・編曲:亀田誠治
今作より大原櫻子単独名義でのリリースとなり、晴れてソロデビュー。MUSH&Co.として歌手デビューした1年間で芽生えた様々な感謝の気持ちが込められた曲。前作ほどの爽快さは無いけど適度にライトな良い曲である。ミディアムポップスでありながら前2作で見せた櫻子の元気さもしっかり継承している、ソロデビュー曲としてこの上なく優秀な一曲であったと思う。衣装が次々と変わってゆくMVがカワイイ。
おすすめ度★★★★☆
収録アルバム:1st『HAPPY』、ベスト『CAM ON!~5th Anniversary Best~

2nd 瞳

瞳(通常盤)

2015年1月7日
初登場5位、初動0.9万枚、売上2.0万枚

作詞:大原櫻子・亀田誠治、作曲・編曲:亀田誠治
第93回全国高等学校サッカー選手権大会応援歌。今回初めて櫻子が作詞に参加しており実際に高校サッカーを観に行き制作されたらしい。J-POP王道とも言える盤石ストリングスバラード。この曲で第66回NHK紅白歌合戦に出場を果たした事や、著名人・タレント等から「この曲が好き」だという声も挙がっている事などから櫻子の代表曲的ポジションになっている感がある。確かに堅実な良い曲なんだけど、僕としてはそこまで上位には入ってこない。好きな曲をいくつか挙げる際には入ってこないというか…。
おすすめ度★★★☆☆
収録アルバム:1st『HAPPY』、ベスト『CAM ON!~5th Anniversary Best~

3rd 真夏の太陽

真夏の太陽 (通常盤)

2015年7月22日
初登場11位、初動1.5万枚、売上2.5万枚

作詞・作曲・編曲:亀田誠治
コロプラ『白猫プロジェクト』CMソング。初期は白猫のタイアップを手掛ける事が多く、一時期は大原櫻子=白猫プロジェクトというイメージも強かった(スマホゲームらしいが僕は一回もやったこと無くてどんな内容のゲームなのかも知らない…)。楽曲の方は櫻子王道の爽快サマーポップ。安定して良い曲である。
おすすめ度★★★★☆
収録アルバム:2nd『V(ビバ)』、ベスト『CAM ON!~5th Anniversary Best~

4th キミを忘れないよ

キミを忘れないよ (通常盤)

2015年11月4日
初登場6位、初動1.5万枚、売上2.6万枚

作詞:さくらももこ、作曲・編曲:亀田誠治
何故かジャケットが急激に大人っぽくなった。映画『ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』挿入歌。発売は秋だが楽曲の方は夏を思わせる壮大バラード。リリース当時はフレッシュさ・爽快さが櫻子の魅力だと思っていたのでそこまでハマらず、ベスト盤で改めて聴いた際に「実はこれ名曲なんじゃないか…?」と感動した。「おどるポンポコリン」や「走れ正直者」など奇想天外な歌詞を書くイメージのさくらももこ提供だが今作の詞は正統派。〈つないだ手の愛しさが たぶん恋だということに まだ気づかない夏の始まり〉など、もう戻れない夏の恋を歌うノスタルジーな名曲だ。
おすすめ度★★★★☆
収録アルバム:2nd『V(ビバ)』、ベスト『CAM ON!~5th Anniversary Best~

5th 大好き

大好き (通常盤)

2016年6月1日
初登場5位、初動1.6万枚、売上2.1万枚、登場7週

作詞:大原櫻子・亀田誠治、作曲・編曲:亀田誠治
2ndアルバム『V(ビバ)』先行シングル。せっかく紅白出場を果たしたのに前作から7か月もリリーススパンが空いてしまったのは何故なのか…。

コロプラ『白猫プロジェクト』CMソング。櫻子らしい爽やかストレートポップスで順当に良い曲。同タイアップでC/Wの「ステップ」と比べると白猫CMでかかっていた記憶が薄いんだよなぁ。僕がたまたま見逃していただけなのだろうか…。
おすすめ度★★★★☆
収録アルバム:2nd『V(ビバ)』、ベスト『CAM ON!~5th Anniversary Best~

C/W トレモロレイン

作詞:六ツ見純代、作曲:安岡洋一郎、編曲:亀田誠治
元気系でもバラード系でも無い個性派ポップスという感じの一曲。派手さは無いんだけど、跳ねたリズムとメロディーが耳に残る隠れた名曲である。作詞の六ツ見純代って誰なんだろうと思い調べたらV6の「Believe Your Smile」の作詞を手掛けた人らしい。「Believe Your Smile」はV6でも1、2を争う程好きな曲なんだけど覚えていなかった…。
おすすめ度★★★★☆
収録アルバム:2nd『V(ビバ)

C/W ステップ

作詞・作曲・編曲:亀田誠治
コロプラ『白猫プロジェクト』CMソング。僕の中では白猫プロジェクト=この曲という位にタイアップと紐づいて印象づいている一曲。かなり勢いのある良い曲なんだけど2ndアルバムにもベスト盤にもスルーされ現在アルバム未収録となっているのが非常に惜しい…。「My Way」(「真夏の太陽」C/W)やこの曲のようにCMで大量オンエアされて一般認知度が多少高いであろう曲をあえて目立たないポジションに追いやるのは何故なのか?
おすすめ度★★★★☆
アルバム未収録

踊ろう

2016年6月29日

作詞・作曲・編曲:亀田誠治
2ndアルバム『V(ビバ)』収録曲。『マイナビ転職』CMソング。アルバムの1曲目を飾る爽快ポップナンバー。イントロの転がるようなピアノの音が心地いい。櫻子の魅力の一つである「元気」を最大限に抽出した、一つの到達点とも言える名曲。たとえ悩んでいても〈踊ろうよ 朝まで 明日のことなんて わすれちゃってさ〉と歌われると何とかなりそうな気持ちになってくる。それ程この曲のパワーは凄い。
おすすめ度★★★★★
収録アルバム:2nd『V(ビバ)』、ベスト『CAM ON!~5th Anniversary Best~

サイン

2016年6月29日

作詞・作曲・編曲:亀田誠治
2ndアルバム『V(ビバ)』収録曲。「踊ろう」が元気サイドの最高峰ならこちらはシリアスサイドの最高峰であろう。櫻子のイメージに沿った王道J-POPの範疇かつ冷たさのあるサウンドが光るセツナ系ナンバーでこれまた名曲。亀田誠治は本当に名職人なんだなという事を痛感した一曲である。〈モスグリーンのビルの谷間〉や〈君の声が聴きたくなって 銀色電車 駆けおりたよ〉等情景が浮かぶ歌詞が染みる。
おすすめ度★★★★★
収録アルバム:2nd『V(ビバ)』、ベスト『CAM ON!~5th Anniversary Best~

6th ひらり

ひらり

2017年3月8日
初登場7位、初動1.6万枚、売上2.4万枚

作詞・作曲・編曲:亀田誠治
櫻子と仲が良い広瀬すずが主演を務めた映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』主題歌(櫻子もちゃっかり出演している)。「瞳」や「キミを忘れないよ」よりも更に歌に重点を置いたようなどっしり桜バラード。打ち込みのドラムが歌の邪魔にならぬようバスン…バスン…と控えめに鳴っているのだが逆に妙な存在感を醸し出している。しっとりした美しさのある曲だけど、どうもパンチ不足な印象でシングルを好きな順に並べていったらやや下の方になっちゃうかなぁ…。
おすすめ度★★★☆☆
収録アルバム:3rd『Enjoy』、ベスト『CAM ON!~5th Anniversary Best~

C/W 青い季節

作詞:いしわたり淳治、作曲・編曲:小名川高広
映画『チア☆ダン』挿入歌。勢いのある青春アップナンバー。作曲は亀田ではなく一番弟子(?)的存在の小名川高広だが「My Way」や「ステップ」と比較しても遜色ない良い曲だ。亀田が作り上げた大原櫻子のイメージを壊さぬよう、忠実に再現して作った曲という感じがする。
おすすめ度★★★★☆
収録アルバム:3rd『Enjoy』、ベスト『CAM ON!~5th Anniversary Best~

7th マイ フェイバリット ジュエル

マイ フェイバリット ジュエル (通常盤)

2017年8月9日
初登場8位、初動1.4万枚、売上1.6万枚

作詞・作曲:秦基博、編曲:河野圭
秦基博が作詞・作曲・プロデュースした夏らしい爽やかポップス。当初は大人しすぎる曲だな~と思ってたけど繰り返し聴いていると名曲ぶりに気付く。元気サイドに振り切れていないぶん、耐久年数の長い曲である。秦基博からスパルタ的な歌唱指導があったという逸話もあるが、それを踏まえて聴くとどこか歌い方が秦っぽいような気も…?
おすすめ度★★★★★
収録アルバム:3rd『Enjoy』、ベスト『CAM ON!~5th Anniversary Best~

C/W ALIVE

作詞・作曲・編曲:小名川高広
フジテレビ系『ライオンのグータッチ』テーマソング。2ndアルバム『V(ビバ)』収録の「サイン」と近い雰囲気のシリアスナンバーでやはり名曲。小名川高広はやはり亀田期の忠実な再現に長けている。アルバム未収録なのが悔やまれるんだよなぁ…。
おすすめ度★★★★☆
アルバム未収録

恋のはじまり / 家入レオ×大原櫻子×藤原さくら

恋のはじまり

2017年9月27日

作詞・作曲:家入レオ、編曲:宗本康兵
ビクター・エンタテインメント所属の女性ソロ歌手三人によるコラボレーションシングル。櫻子・藤原の二人を主人公に見立てて家入レオが作詞・作曲した可愛らしいミディアム・ラブソング。家入というとデビュー当時の硬派な現状打破系ソングのイメージが未だ強いので、こんな可愛らしいポップスを作り上げるとは意外だった。跳ねたリズムが心地いいしメロディーも良い。櫻子の曲でいうと「トレモロレイン」の雰囲気に近いかな。あと藤原さくらの声が意外とハスキーで驚いた。この人に関しては2016年の月9ドラマ『ラヴソング』で主題歌を歌っていたっていう記憶しか無いが最近は元気にしてるんだろうか?
おすすめ度★★★★☆
大原櫻子アルバム未収録、家入レオ5thアルバム『TIME』(家入レオソロバージョン)

8th さよなら

さよなら

2017年11月22日
初登場7位、初動1.2万枚、売上1.5万枚

作詞・作曲:水野良樹、編曲:小名川高広
いきものがかりの水野良樹が提供という事で非常にいきものがかりイズム漂う切ないバラードナンバー。流石2010年代J-POPを代表するメロディーメイカーだけあって普遍的なキレを感じる名曲。前年に出たいきものがかりの「ラストシーン」とどこか似ている(ひょっとしてアレのデモ段階のメロディーを引っ張り出してきたのか?と思う程)。いきもの本体でセルフカバーとかしないのだろうか…吉岡聖恵の声でも聴いてみたい。
おすすめ度★★★★☆
収録アルバム:3rd『Enjoy』、ベスト『CAM ON!~5th Anniversary Best~

9th 泣きたいくらい

泣きたいくらい (通常盤[CD])

2018年4月25日
初登場6位、初動1.2万枚、売上1.5万枚

作詞:大原櫻子・小名川高広、作曲・編曲:小名川高広
資生堂SEA BREEZE・CMソング。小名川高広が遂にシングル表題曲を担当。櫻子のイメージにしっかり沿った王道J-POPで文句なしに良い曲。派手さは無いけどサビだけでなくAメロ・Bメロも印象的なメロディーの連発。やはり小名川高広は職人である。遊園地を借り切って撮影されたというMVはまるで櫻子とデートを楽しんでいるかのような気分になれてファンにはたまらない仕様となっているが、画質が妙にレトロ(?)なので昔付き合っていた彼女の映像を未練タラタラで見返しているようで悲しい気持ちにもなってくる…。
おすすめ度★★★★☆
収録アルバム:3rd『Enjoy』、ベスト『CAM ON!~5th Anniversary Best~

1st配信 ツキアカリ

ツキアカリ

2018年8月29日

作詞:いであやか・坂井竜二、作曲:安岡洋一郎、編曲:UTA
自身初の配信限定シングル。3rdアルバム『Enjoy』からのリカット。C/Wには「Joy & Joy(5th TOUR 2018 Version)」を収録。ちょっとエレクトロな感じの漂うポップナンバー。と言ってもマニアックさは無くてサビなんかはキャッチーで良い曲だ。このピコピコした軽い空気感が心地いい。
おすすめ度★★★★☆
収録アルバム:3rd『Enjoy

2nd配信 さあ冒険だ

さあ冒険だ

2018年9月5日

作詞:森高千里 with S.Itoi、作曲:カールスモーキー石井
唐突な和田アキ子カバー。正確には櫻子が参加した和田アキ子トリビュートアルバム『アッコがおまかせ~和田アキ子50周年記念トリビュート・アルバム~』からの音源をリカットしたもの。元々は1995にフジテレビ系『ポンキッキーズ』挿入歌として企画された曲で、同番組に歌手として参加していた森高千里・カールスモーキー石井が制作に当ったという事らしい。

まぁそんなワケで何かゴチャゴチャした経緯を持った曲だが楽曲としてはかなり普通。子供番組の曲という事でかなりシンプルな前向きソング。原曲を知らないからかもしれないが、聴いた限りでは和田っぽくも森高っぽくも米米CLUBっぽくも無く完全に大原櫻子のモノになっている感じがする。
おすすめ度★★★☆☆
大原櫻子アルバム未収録、和田アキ子トリビュートアルバム『アッコがおまかせ~和田アキ子50周年記念トリビュート・アルバム~』

3rd配信 Close to you

Close to you

2018年9月12日

作詞:Sally#Cinnamon、作曲:多保孝一、編曲:多保孝一・UTA
「ツキアカリ」に続いてまたしても3rdアルバム『Enjoy』からのリカット。C/Wには「青い季節(5th TOUR 2018 Version)」を収録。Superflyのプロデュースを務める多保孝一の作曲だけあって神秘的なスケールを感じるバラード曲。上手く言えないけど「ツキアカリ」よりも「月明りの下」感があるかもしれない。まぁ神々しさを感じる悪くない曲だけど既に「ツキアカリ」をリカットしているし連続でこの曲までカットする意味はあったのだろうか?
おすすめ度★★★☆☆
収録アルバム:3rd『Enjoy

10th I am I

I am I【通常盤】(CD)

2019年7月31日
初登場11位、初動1.0万枚、売上1.1万枚

作詞:高橋久美子、作曲・編曲:丸谷マナブ
櫻子が女優として初主演を務めたテレビ東京ドラマ『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』エンディングテーマ。このドラマはCMで櫻子がやたら水をぶっ掛けられている謎映像を目にした位で本編は全く見ていない(水に濡れると過去に舞い戻る能力を持つ探偵…という設定らしい)。

作詞は元チャットモンチーの高橋久美子。作曲の丸谷マナブってすげー名前見た事あるなぁ…と思って調べたらAKB48の「永遠プレッシャー」を作った人だった。一応タイアップを意識したのかウォーター感のあるクリアなサウンドのポップナンバー。これまでのシングルと比べるとサッパリした印象の曲だがこれはこれで中々悪くない。
おすすめ度★★★★☆
収録アルバム:4th『Passion』

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